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はくおうレターから バックナンバー

 

☆2017年☆

 園長からのメッセージ 7月号
 園長からのメッセージ 6月号
 園長からのメッセージ 5月号
 園長からのメッセージ 4月号
 園長からのメッセージ 3月号
 園長からのメッセージ 2月号

 

☆2016年☆

 園長からのメッセージ 12月号外号
 園長からのメッセージ 12月号
 園長からのメッセージ 11月号
 園長からのメッセージ 9月号臨時増刊
 園長からのメッセージ 9月号
 園長からのメッセージ 夏休み特別号
 園長からのメッセージ 7月号
 園長からのメッセージ 6月号臨時増刊
 園長からのメッセージ 6月号
 園長からのメッセージ 5月号
 園長からのメッセージ 4月号外号
 園長からのメッセージ 4月号
 園長からのメッセージ 3月号
 園長からのメッセージ 2月号
 園長からのメッセージ 1月号

 

☆2015年☆

 園長からのメッセージ 12月号外号
 園長からのメッセージ 12月号
 園長からのメッセージ 11月号
 園長からのメッセージ 10月号
 園長からのメッセージ 9月号
 園長からのメッセージ 夏休み直前号
 園長からのメッセージ 7月号
 園長からのメッセージ 6月号
 園長からのメッセージ 5月号
 園長からのメッセージ 4月号
 園長からのメッセージ 3月号
 園長からのメッセージ 2月号
 園長からのメッセージ 1月号

 

☆2014年☆

 園長からのメッセージ 12月号
 園長からのメッセージ 11月号
 園長からのメッセージ 10月号
 園長からのメッセージ 9月号
 園長からのメッセージ 夏休み直前号
 園長からのメッセージ 7月号
 園長からのメッセージ 6月号
 園長からのメッセージ 5月号
 園長からのメッセージ 4月号
 園長からのメッセージ 3月号
 園長からのメッセージ 2月号外号
 園長からのメッセージ 2月号
 園長からのメッセージ 1月号

 

☆2013年☆

 園長からのメッセージ 12月号
 園長からのメッセージ 11月号
 園長からのメッセージ 10月号
 園長からのメッセージ 9月号
 園長からのメッセージ 夏休み直前号
 園長からのメッセージ 7月号
 園長からのメッセージ 6月号
 園長からのメッセージ 5月号
 園長からのメッセージ 4月号
 園長からのメッセージ 3月号
 園長からのメッセージ 2月号
 園長からのメッセージ 1月号

 

☆2012年☆

 園長からのメッセージ 12月号
 園長からのメッセージ 11月号
 園長からのメッセージ 10月号

 








園長からのメッセージ 2017年7月号


はくおう幼稚園にようこそ(平成30年度入園に向けて)


 本園では6月の最終週に家庭訪問を実施しています。今年度も6月26日月曜日から金曜日までの家庭訪問期間中、可愛い我が子、定次(さだじ)君やマリ子さん(例として私の小学校時代の同級生の名前をお借りいたしました。懐かしい昭和のかほりが漂ってきます)の家庭での過ごし方や園での様子などについて担任と保護者の皆様がお互いに情報交換をし合うことによってお子さまの成長の様子やこれから支援していきたいことなどを共通理解し合います。
 家庭訪問が終わるとすぐ七夕。今年は7月7日の金曜日に♪笹の葉さらさら・・・・を歌い、園長による牽牛と織女の深くてしみるお話を聞き、短冊に願いをこめます。みんなどんな願い事を書くのでしょうか。私の子どもの頃だったらさしずめ汽車ポッポの運転士になりたい、とか、ナショナルキッドみたいに空を自由に飛びまわりたいとか書いたのかもしれません。いずれにせよこういう日本の情緒あふれる行事も大切にしたいものです。
 七夕が過ぎる頃、もう季節は真夏。待ち焦がれていたプール遊び。屋上のプールで水遊びを楽しみます。お友達に水を掛け合いキャーキャーはしゃぐ子どもたちの歓声が真夏の入道雲に吸い込まれていきます。・・・・そういえば、定次君やヒデちゃんの時代には、永野川の橋桁から川に飛び込み、平泳ぎで泳いでいたら後からアオダイショウがくねくねと追いついてきたので、慌てて川岸に逃げた、なんてこともありました。これもちょっとびっくりしたけど懐かしい思い出です。
 7月20日は第1学期終業式の日です。その一週間後にそら組のお泊まり保育、その翌日土曜日には小山のお祭りに合わせるように夕涼み会。その翌々翌日には小山市幼稚園連合会によるキッズフェスティバルが県南体育館で挙行され、今年もアンパンマンがやってくるかもしれません。・・・・そうそう、先日M先生から羽川とりせんに栃木のヒーロー雷様(らいさま)剣士ダイジがやってきたというラインが届きましたが、親子で楽しむ日当日であったためサインをもらいに行くことができませんでした(~~;)。
 話が横道にそれっぱなしなので題名に沿って本筋に戻します。
 このように、この夏もはくおう幼稚園は楽しい行事・活動が盛りだくさん。子どもたちはこういった楽しい活動をとおして、社会性や心の豊かさ、たくましさを身につけていくのです。
 さて、ここまでお読みになって本園の活動や教育方針などに興味・関心をお示しくださった全国各地の保護者の皆様、あるいは私と一緒に昭和30年代ヒーローを語り合いたいグランパ・グランマの皆様、はくおう幼稚園では9月より平成30年度の園児募集を開始いたします。
 9月1日に願書配布、そして9月2日(土)午前10時から第1回入園説明会。同じく8日(金)午後2時から第2回入園説明会が開催される予定です。詳細はホームページの入園案内に掲載されておりますので、こちらをご覧いただきまして、小山市内はもちろんのこと、今は県外にお住まいでも来年こちらに引っ越してくるご予定のある方、本園が気に入って是非本園にお子さまを通わせたいとお考えの方ならどなたでもウェルカムです。例えば仙台にお住まいでしたら、午前7時12分発やまびこ120号で宇都宮まで、そこからなすの268もしくは宇都宮線で小山まで・・・・。
 まだ1度も行ったことがないので不安です、という皆様には7月4日(火)のFunFunKids(残念!定員になってしまいました)や同じく8月8日(火)のFunFunKids、または毎金曜日には園舎・園庭を開放する「ママといっしょに」を行っておりますので、お子さまを連れて遊びにいらっしゃってください。
 皆様のご来園をスタッフ一同心よりお待ちしております。




園長からのメッセージ 2017年6月号


雑感


 昨日の日曜日、夕食のそうめんを食べながら、息子が「今日はロードバイクで湯の湖まで行ってきた。」と話し始めたのでびっくり仰天。いろいろと質問をしてしまいました。で、わかったことは、自宅から奥日光湯元まで片道70キロくらいあること。一番きつかったのはいろは坂ではなくて、中禅寺湖から戦場ヶ原に向かう道路であったこと。帰りはペダルを漕ぐ必要もなく、渋滞気味の車よりも速く走れたこと。今度の長期休みにはしまなみ海道にチャレンジしたいことなどのたまっておりました。山に登ったり(以前、涸沢のテン場に行ったとき取材された記事が「男の隠れ家」という月刊誌に載るそうです。よろしかったらご覧ください。)自転車漕いだり・・・・インドア派の(というと聞こえはいいのですが、要するにややこしい準備をすることが嫌いな)私からすると、何ともたくましく成長したもんだと感嘆しきりです。幼稚園入園の頃は、ちょっとしたことで緊張し、母親の姿がちょっとでも遠くなると不安になったりしてたのが長じてこの凛々しさ!彼がここまでくるまでには寄り道もしましたし、それに伴っていろいろな経験を積んだはずです。また、その中で挫折も味わっていると思いますが、なんとか頑張って乗り越えることもできた。その結果親もびっくりするようなたくましい人間になったんだなあと感慨深いものがあります。
 結果オーライと言われればそれまでですが、これといった教育方針や子育てのポリシーを基に育てたってわけでもないのに、何かあればその場しのぎであたふた対応していただけだったのに、一応人並みの大人になれたのはなぜなのか、私なりに考えてみました。たぶんそれは幼稚園や小・中学校で自分の居場所を見つけてもらったから、自分がそれなりに活躍できたという実感を持たせてもらったからであろうと思います。例えば幼稚園では、運動会で全体の進行係をさせてもらいましたし、鼓笛隊で小太鼓を担当し、大きなフェスティバルで演奏させてもらったりもしました。小学校高学年の時にはサッカーのルールすらおぼつかない子でしたが、大事な試合で単に足が速いという理由だけでトップをまかせてもらったり、中学校では、顧問だけではなく、地域の陸上競技が得意なおじさんに目をかけてもらい「おまえはできる!!」と魔法のことばをいただいたおかげで、好成績をおさめることもできました。
そのころからでしょうか、私も勤務先の学校で、息子が味わわせていただいた自己存在感とか自己有用感の大切さを説くようになっていきました。
 もちろん本園においても・・・・皆さんもこのお便りなどで何度も何度も見聞きされているとは思いますが、「すてきな色で塗れたね!」とか「運動会のごあいさつ大きな声でできたね。」とか「お片付けちゃんとできたじゃない!」とか「前回り上手にできたね!」とちょっとした成長や成功体験、時にはできなくてめげている子への励ましによって、自分は認められているんだという喜びそれに続くやる気、そして自信につながっていくと信じ、本園経営のキーワードとしています。同じことばかり申上げて耳タコかもしれませんが、私は自己存在感や自己有用感を意識した保育の姿勢が本園の子どもたちの健やかな成長に大きく寄与していると考えております。
 ・・・・・・・・・思いつきで息子の話をはじめたのはいいものの、どうまじめなお話につなげるかだいぶ頭を絞りました。なんとか自己存在感につながってほっとしたところで話題が変わります。

 5月末日までというお約束で勤務されていた千佳先生が、本園をお辞めになりました。先生には、優しい慈しみの心をよりどころに保育にあたってくださり本園の保育の質の向上に大きく貢献されました。また、このスペースでは書ききれないほど楽しいエピソードも残してくれるなど、いわば本園の太陽のような存在でありました。これからは、7月に誕生するお子さま共々、宇都宮から私たちに明るい光を届けてくださいね。お元気で!!




園長からのメッセージ 2017年5月号


趣味に生きる


 先日、行きつけの珈琲屋さんでとても楽しい時間を過ごしてきました。いつ行ってもその店にいること自体楽しいのですが、今回はちょっと違いました。店先ライブとでも言えばいいのでしょうか。お店の駐車場にマスターを含め常連さんが6・7名出てきて、ギターとベースと、それから名前はわからんのですが、でかい木の箱でそれに座って手のひらでドンスコドンスコたたく楽器、を持ち出してジャズだフォークだロックンロールだド演歌だ・・・・約1時間半おいしいコーヒーを飲みマスター差し入れのおせんべをかじりながら演奏しまくり聴きまくりました。当然私も参加して、オサムちゃんの切れのいいギターとマスターの刻むベース、それから羽生の保育園の園長さんのたたく木の箱のリズムに合わせて美声を響かせてしまいました。
 この珈琲屋さんのマスターは、お店が「かひあん(珈琲&音)」というネーミングでもわかるように、珈琲の美味しいのはもちろんのこと、音楽を演奏するのも聴くのも大好きなおじさん。時々カウンターから出てきて同級生で常連のオサムちゃんと一緒にギターをかき鳴らしたり、マンデリンなどを注文し、できあがりをまったり待っている私の隣にギターを置いて、「ホシノさん、サボってちゃダメですよ。」と言って何か歌えと促したり。そういう雰囲気が大好きで佐野の奥の方まで通っているのです。私も音楽が嫌いな方ではないので、いつでも自前でライブができるようにPAセットを購入してしまいました。ゴールデンウィークの後半にPAの出番がありそうなので今頑張って練習中です。このように趣味を持つことによって、加えて同じ趣味を持つ人と一緒に楽しめるのなら尚更、人生が(と急に話が大きくなって恐縮ですが)豊かになると思います。
 もう10数年前、県の教育委員会に勤めていたときに、時々教育長に随行して大田原とか日光とかあちこちの催しに参加していました。あるとき、公用車で移動中趣味の話になり、教育長が「僕の趣味は孫だ。孫はかわいいぞ。」とカミングアウトされたことを思い出しました。当時は「へえ、そんなもんですかね。」位にしか受け止められませんでしたが、実際孫を持ってみると、その仕草や発する言語・音声、表情全てがまあ可愛くて、「孫が趣味」と断言したのも(私は趣味にはしませんが)むべなるかなという思いです。でも、私の場合は、そのかわいい孫を着々と成長させている娘と婿殿に愛しさが増してきている今日この頃です。階段から転げ落ちたので病院に連れて行ったとか、気がついたらテーブルに置いてあった麦チョコをうまそうにほおばっていたとか、いろんなエピソードを(笑)のマークをつけて動画と共に送信してくれる彼らはたいしたもんだと感心してしまうのです。
 じいちゃん、ばあちゃんにとっては「趣味」や「生き甲斐」である孫。しかし、子育てまっただ中にいるお父さんやお母さんは大変です。幼稚園や保育所でお熱が出ればお迎えに行き、その足で病院に向かう。偏食の多い我が子にどうしたらピーマンを食べさせるかを工夫する。目を離すとあらぬ方向へすっ飛んでいくであろう息子の手を握りしめる。日々こんなことの繰り返しではないでしょうか。そんな中でもじいやばあの趣味や生き甲斐につきあい、それとなく成長を伝えてくれる娘や婿殿、毎日笑顔で停留所に幼稚園にお迎えに来てくださるママやパパ。娘のメールや保護者の皆さんの姿を見るたびに、あらためて「子育て、お疲れ様です。大変な時期にもかかわらず笑顔で子どもに接するだけでなく、私たちの趣味や生き甲斐につきあってくださってありがとうございます。」とじいばあを代表して僭越ではございますが、ここに深く御礼を申上げ、おひらきとさせていただきます。
・・・・・・きみまろみたいな終わり方になってしまった(汗)




園長からのメッセージ 2017年4月号


新年度のスタートです


 本日、平成29年4月3日午前9時半、大学の次長さんがお見えになり、私たちスタッフに辞令を交付してくださいました。私はこの辞令をいただくのが今年で6回目、今年度こそ頑張らなくちゃと、*ふんどしの紐をしめ直す思い で園長辞令を受け取りました。 *あくまで「思い」だけです。
 さて、平成29年度のはくおう幼稚園は新たに3人のスタッフを迎え入れ、やる気に満ちあふれています。それでは新年度を寿ぎ(ことほぎ)、やる気にあふれたメンバーを惜しげもなく紹介いたしましょう。
 ・年長そら組  :あやこ先生(あやこ先生は本園の主任でもあります)
           ゆうき先生
 ・年中にじ組  :ともよ先生
 ・年少かもめ組:ゆか先生・ふうこ先生
 次に各お部屋や一人ひとりの園児をサポートしてくださるアシスタントスタッフとして
 ・未就園児支援事業(おひさまクラブ、FunFun-Kid's、ママといっしょに)担当
        :きょうみ先生・みか先生
 ・各お部屋や一人ひとりの園児のお世話をしてくださる
        :ひろこ先生・たまみ先生・*みすず先生・*まどか先生
        *みすず先生・まどか先生は今年度からの新スタッフです。
        *みすず先生はみんなと一緒に送迎バスに乗ってくださいます。
 ・預かり担当  :みつこ先生
 ・事務担当   :ようこ先生・*ちか先生 *ちか先生は5月までの勤務です。
 ・英語講師   :ジャスティン先生
 ・園バスドライバー:すずきさん・おのさん
 最後に子どもの教育に携わって43年という、経歴だけは長いほしの園長という盤石の布陣で、4月現在5クラス102名の子どもたちの教育・保育に当たってまいります。
 小山市内だけでなく県内の幼稚園もその半分以上が認定こども園化したり保育の施設設備を充実させたりとだいぶ様変わりをしています。そういう中で本園は上記のスタッフ配置を見ていただいてもおわかりのように、スタッフが一人ひとりの子どもに密に関わることで自己存在感を自己有用感を味わわせ、豊かな社会性と温かな人間性を育んでいくことこそが幼稚園の使命であるという矜恃を持ち29年度をスタートさせました。
 先日、送迎バスコースの下見をしました。下見ではすずきドライバーが綿密に組んだルートを忠実になぞり、停留所の位置やルート、時間、渋滞箇所、オーバスなど公共交通機関との重複はないかなど子細に渡って検討するのです。もちろん、コース上には在園児や卒園児のお宅や彼らが遊んでいる空き地や公園などもあります。そこに近づくにつれ、「OOちゃんはどーしてるかな?」とか「△△ちゃんはもう5年生だよね。」などと子どもの話題に花が咲きます。すると・・・・なんということでしょう!噂のOOちゃんが道路に出てこっちを見ているではありませんか!私たちはその偶然をおおいに喜び、「○○ちゃあん!」とバスの中から呼びかけると、彼も嬉しそうに恥ずかしそうに手を振ってくれます。こんなシーンが何度もありました。我がスタッフはどこででも、いつまで経っても我が子のように子どもたちを慈しんでいる。こんなスタッフに恵まれた子どもたちは「自分ははくおう幼稚園の先生から愛されている。」という気分を反芻することになると思います。
 年度当初に当たり、今年度も一人ひとりの居場所作りに邁進するはくおう幼稚園でありたいとあらためて決意する園長及びスタッフであります。




園長からのメッセージ 2017年3月号


もうすぐ進学・進級ですね


 早いものでもう春弥生。3月初旬の高校を皮切りに、中学校、小学校の卒業式が行われ、我がはくおう幼稚園でも3月19日に第41回卒園式が挙行されます。この時期には毎年イトーヨーカ堂へ行って筆と式辞用奉書紙を買い求めます。そして、心を込めて卒園証書を書くのが習わしですが、先週の金曜日、証書を書き終わらせました。数年前、OJ小の校長時代にも卒業証書を書いていましたが、当時卒業生が170余名いたので、書き上げるまでに少なくとも10日間くらいはかかりました。でも、今回の我がはくおう幼稚園の卒園児は28名なので、一人ひとりのことを思いながら、ゆっくりじっくり3日間ほどで書くことができました。次は園長式辞です。園長としての思いを込めて丁寧に綴ろうと思います。
 卒園児の在籍年数は、2年の子、3年の子、ぴよぴよさんから4年間在籍した子とそれぞれ異なりますが、それぞれ驚くほどの成長を遂げました。先日の一日入園の時の歌声など音程も、声量も、発声も、姿勢もこれぞはくおう幼稚園だというところを見せてくれました。卒園式には、もっともっとすてきな卒園ソングをひろびろホールいっぱいに響かせてくれることと思います。ハンカチを用意しておかなくちゃ。
 そして、成長を遂げたのはそらさんだけではありません。にじさんもかもめ・ぴよぴよさんも、社会性、礼儀、歌声、お返事、給食の食べ方も・・・・1年前とは比べものにならないほど進化成長しました。私事で恐縮ですが、我が孫も、1年前は仰向けに寝て、たまに手足をばたばたさせるだけであったのが、1歳2ヶ月をなった今は「おちょと」が大好きで、近くの公園を歩き回っているようですし、「おちょと」以外にも意味あることばを2語3語話すようになりました。来年の今頃はトランプ政権の現状と課題について話し合えるのでは・・・・と今から楽しみにしています。ともあれ、子どもの成長って驚異的に早いですね。
 これも一日入園の日のこと、私は特にかもめとにじのよい子たちが自分よりも小さな子を目の前にしてどんな反応を示すのかなと楽しみにしておりました。壇上に登った彼らは、自分たちより小さな子が僕たち私たちの演技を食い入るようにながめていることに気づき、これまでになく大きな声で元気よく ♪どんな色が好き♪ や ♪ありがとうの花♪ を歌うことができました。これまで年長のそらさんに頼っていたけれど、もっと小さな子が入ってくるんだという事実を目の当たりにして、「これからしっかりしなくちゃ!」という自覚を持って歌ったことが私にもはっきりとわかりました。

 今日、そら組さんのよい子たちと給食を一緒に食べました。彼らは私にいろんなことを話してくれました。中華春雨サラダを食べながら「僕ははるさめ大好き。」ともりもりかき込む子。私の膝の上で絵本をめくりながら「私は動物の中ではとらが好き。」とカミングアウトする子。「白身魚を全部食べたよ。」と空になったプレートを見せに来る子もい ました。極めつけは「園長先生のセーターお父さんのにおいと同じ。」と言われたこと。これはいろんな意味で嬉しかったです。胸がきゅんと(狭心症ではありません)なりました。
 進化成長したとはいえまだまだ6歳、いたいけな子どもたち。
 小学校に入学してもこの無邪気な人なつこさ純真さを忘れずたくましく生きよ!と心の底から願った瞬間でした。




園長からのメッセージ 2017年2月号


公開保育


 去る1月23日、本園を会場にして公開保育が開催されました。
 公開保育というのは、読んで字のごとく、本園の保育の様子を小山市の幼稚園、こども園、保育所、小学校の先生方に公開し、その保育の様子をとおして幼児教育のあり方や方法について参加者皆さんで研修する市教委と市幼教連主催の行事です。
 公開保育では「忍者の修行」をテーマに、忍者ずもう・だるま落とし・手裏剣投げなどのコーナーで修行を積み、各コーナーでコインをもらった後、そのコインを使ってしのび道具店や忍にん食堂でグッズを買ったりお団子を食べたりするという活動が展開されました。子どもたちが各コーナーの案内役、50人以上集った先生方をお客さんにして接遇接待をするという楽しい企画です。しかも各コーナーのメンバーは、そら・にじ・かもめ・ぴよぴよの混成チーム。ちゃんとできるかな・・・・という園長の不安は杞憂に終わりました。
 公開保育後、本園スタッフを交えてグループ研修が実施されたんですが、ご参会の先生方からは口々にお褒めの言葉をいただきました。具体的には、
・異年齢集団がちゃんと機能し、特に年長さんのリーダーシップがすばらしかった。
また、年長の様子を年中・年少児がまねをして活動していた。
・一人ひとりが自分の役割に責任を持ってあたっていた。
・自分たちで活動できたことに自信を持った様子が見られた。
・お客さんである私たちもとても楽しく活動できた。
などなど、子どもたちの主体性や責任感を認め、本園のスローガンでもある自己存在感や自己有用感を味わうことができたのではないか、という嬉しい評価をいただきました。「他の園で頑張ってやっていることにそうそうけちはつけられない」という参会者としての暗黙のマナーはあるのかもしれませんが、ここは素直に本園の保育の良さ、目指してきた方向とそれを具現するための方法が間違ってはいなかったことを保護者の皆様と共に喜びたいと思います。後日行われたスタッフミーティングにおいても、「この公開保育でいただいた様々な意見や感想を糧に今後の保育に取り組んでいきたい。」という共通理解をしたところです。
 それにしても本園の子どもたちのホスピタリティというか大人の人に接してもものおじせずちゃんとお話ができるところとか、すごいなあとあらためて感心いたしました。また、個々の子どもの活動の様子を見て、「OOちゃんがこんなことをできるようになったのか」とその成長ぶりに目を細める場面が何度もありました。
 ところで、研修中、私は旧知の先生方から何度も声をかけられました。J小で一緒だったH先生からは「校長先生。幼稚園でも同僚生が大事だとか、自己存在感だとか言っているんですね。どこへ行ってもブレないですねぇ。」とほめられ?ましたし、I先生からは「また1年生担任なんですよ。でも1年生はホントかっわいいですよぉ!」と相変わらずの元気な笑顔で話しかけられました。中でも、何より嬉しかったのは解散した後、一人の先生から「先生、お久しぶりです。K中1年4組で担任していただいた△△Y子です。」と名乗られたことです。正直言って最初誰かわからなかった。だって43・4年前のことですから。でもいろいろ話しをしていくうちに、徐々に記憶がよみがえってきて、明るい快活な笑顔のかわいい女の子だったことを、人なつこくて、まじめな生徒だったことをひろし君、あつこちゃん、けんいち君、なおみちゃんなど4組の他の子どもたちの名前とともに思い出していました。それは「教師をやっていてよかったなあ!」としみじみ思える瞬間でもありました。ありがとね。元1年4組 ゆみこさん。




園長からのメッセージ 2016年12月号外号


春は揚げ物


 早や年末。なんやかやと、あっという間の一年でありました。今年の漢字は4年前と同じく「金」だそうですが、私個人としては「誠」という字を今年の漢字としたいと思います。なにゆえ「誠」か?それは、今年も園務に誠実に取り組み、誠意をもって保護者やスタッフの皆さんと接し、私の座右の銘である「至誠而不動者未之有也(至誠にして動かざるは、未だこれ有らざるなり)」に基づいて生きてきた・・・・ことも多少はありますが、1月に生まれた孫の誠(せい)ちゃんがかわゆくて、その成長に目尻を下げっぱなしにしてきたためというのがその理由の約80%であります。
 さて、前号では、ピコ太郎とトレンディエンジェルの話題でご機嫌を伺うことになっておりましたが、流行語大賞は「神ってる」でしたし、まして「齋藤さんだぞ」なんて10傑にも入らなかったこともあるため、涙をのんでこの話題は取りやめさせていただきます。
 その代わりといっては何ですが、もうすぐクリスマス、そしてお正月。私から皆様にプレゼントを一つ。それは、私が国語教師であった頃、私の授業のコンセプトは、「いかに生徒を楽しませるか、驚かせるか」でありました。古典の授業ではこんなパロディを自作し、生徒たちに喜ばれました。皆様に喜んでいただけるかどうか・・・・中学時代を懐かしんでいただければ幸いです。
 ではよいお年を!!

春はあげもの

 春はあげもの。やうやう黄色くなりゆく、ころもすこしかりかりになりて紫だちたる煙の細く たなびきたる。
 夏はそば。月見そばはさらなり。ざるもなほ、焼きのりの多くまき散らしたる。またただ一枚二枚などほのかにうち散らしてあるもをかし。からしなどふるもをかし。
 秋はすきやき。わりしたさして、しらたきいとやわらこう煮えたるに、家族のね、ところてんと思ひて、三滴四滴、二滴三滴と酢をさして食べるさへあはれなり。まいて肉などの入りたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。肉食べ果てて、風邪のおとうのどなり声などはたいふべきにあらず。
 冬は鍋焼き。海老の入りたるはいふべきにもあらず。卵のいと白きも、またさらでもいと熱きに、はしもてすするもいとつきづきし。食べ忘れてぬるくゆるびもていけば、白き麺もふやけがちになりてわろし。

〈口語訳〉
 春は揚げ物(がいい)。だんだん黄色くなっていくころもが少しかりかりになって、ちょっと揚げすぎて、ころもから紫がかった煙が細くたなびいているの(がいい)。
 夏は蕎麦がいい。月見蕎麦はさらにいい。ざる蕎麦もまた、焼きのりがたくさんまき散らしてあるのがいい。また、そうでなくても(焼きのりが)一枚二枚などかすかに散らしてあるのもいいものだ。とうがらしをふった蕎麦もいい。
 秋はすきやきがいい。わりしたをさして、しらたきがとても柔らかく煮えた頃、(すきやきを食べつけない)家族がね、ところてんだと思って、お酢を三滴四滴、二滴三滴とたらして食べるのはとても哀れを誘う。(しらたきでさえそうなのだから)まして、肉などが小さくわずかに入っているのもとても趣があるものだ。肉をすっかり食べ終えて、風邪をひいている父親が(俺になぜ肉を食べさせなかったと)怒鳴っている声などは改めて言うまでもないほどいいものだ。
 冬は鍋焼きがいい。海老の入ったのは改めて言うまでもないほどいいが、卵がとても白く浮かんでいるのも、またそうでなくてもとても熱いのを箸を持ってつるつるすするのはいかにも冬の食べ物に似つかわしい。(鍋焼きを頼んだのを忘れ)食べ忘れてしまって、さめて熱さがだんだゆるんでくると、白い麺もつゆを含んでふやけてしまってよくない。




園長からのメッセージ 2016年12月号


学力向上を支える幼児教育


 学力向上を支える幼児教育・・・・今回は教育者らしく堅いテーマでご機嫌を伺います。
 これは、先日、総合教育センターで開催された研修会のテーマで、上智大の奈須先生がこのテーマについて2時間ほど講話をしてくださいました。いつもなら講話中いずれかの時間に意識不明になる私ですが、このときばかりはその話術の巧みさと内容のすばらしさにぐいぐい引き込まれ、帰る途中の車の中で、「いい話を聞いた。これはぜひとも我がスタッフや保護者の皆様に復命しなくては」と思い、今回はこのタイトルで話を進めていくことを決意した次第です。なのでいつもより話が堅くなりますことをお許しください。
 さて、早速ですがここで問題です。

 問い 遠足に行く人が140人います。バスは何台必要でしょうか?

 「この問題にはバスの定員も示されていないので算数の問題になっていない。」とおっしゃるかもしれません。そういう疑問を持つ方にこそ読んでいただきたいのですが、まあとりあえずバスの定員を40人として考えてみましょうか。
 140÷40(定員)=3.5  答え 3.5台
 これは割り算としては正しいのでしょうが、バスが何台必要かという現実的な問題の答えにはなっていません。こういう割り算の知識や技能を踏まえた上で、現実には0.5台ってことはあり得ないから40人定員のバスが4台必要だなという答えが導き出せます。ではさらに踏み込んで考えてみましょう。例えば経費優先で考えると、3台に定員いっぱいの40人を乗せ、あと1台は20人乗りのマイクロでいいかなという発想も出てくる。他にも様々な条件を加味するとまた別の答えが出てくるはずです。
 奈須先生がおっしゃるには、これから求められる学力では、バスは3.5台必要ですという答えではもちろんだめで、4台でも何か物足りない。こういう割り算を踏まえた上で経費優先にするのかそれともゆったりと移動したいから40人乗りバスに30人くらい乗せて5台にするとか・・・・。奈須先生のお言葉を借りると、先日公表された全国学力水準検査のB問題(関心のある方は後でお調べください。なかなかおもしろい問題が出てます)で求める学力よりもっと先にあるもの、つまり社会や生活の中で知識を自在に活用したり新たな知識を自力で生み出す力(これをコンピテンシーと言うそうですが)が必要だということなんです。
 では、幼稚園とコンピテンシーという新しい学力観がどう関係するのでしょうか?
 例えば・・・・ある日あるとき園児5人がお砂場で遊んでいます。バケツとスコップは3つずつしかありません。どうしましょうか?
 3÷5=0.6
 幼稚園児はこんな間抜けな計算はしません。「貸ーして。」「いいよ。」あるいは「一緒に遊ぼ。」でしょうか。このように幼稚園では、答えのない問題に協働で立ち向かい「正解」ではなく、その都度「最適解」を求めているんです。これこそコンピテンシー。気負って申上げるなら、幼稚園で育ててきたものこそがコンピテンシーであるということ、私は奈須先生のお話をそう理解いたしました。
 近々学習指導要領の改定案が出るそうですが、その基盤にあるのがコンピテンシーだそうです。即ち、私たち幼稚園は新しい学力観を先取りしていたということが言いたくてこんな堅っ苦しい内容になってしまいました。
 結びに・・・・今回の私らしからぬまじめなお話につきあっていただいたお詫びと言っては何ですが、次号はピコ太郎とトレンディエンジェルの魅力について私なりの見解を申上げますのでどーかお許しくださいませ。 ・・・・・・・・齋藤さんだぞ。




園長からのメッセージ 2016年11月号


運動会・感謝


 去る10月8日土曜日。雲一つなくさわやかに晴れ渡った秋空の下(これはホームページバージョンですのであしからず)はくおう幼稚園大運動会が盛大に挙行されました。
 はじめのことばを聞いていたら・・・・私が歳をとったせいでしょうか、「そら組さん、みんな大きくなったなあ」と、その成長ぶりにはじめからウルっときてしまいました。これじゃあいかんと気合いを入れ直し、「園歌」、「さあ冒険だ」の歌を聴き、「ぼくらは小さな海賊だ」のダンスをながめておりました。壇上で真剣に大きく指揮棒を振る指揮者やダンスリーダーのキレのいい動き、そしてそれに合わせて楽しそうに踊るかもめさんの前列の方を見ていたら、「わしら大人がこん子どもたちの未来を確かなもんにしていかにゃあいけん!!」と年がいもなく力んでいる自分を発見しました。
 その後は、スカッと晴れ渡った青空の下(少ししつこいかな?)練習に練習を重ねた演技や競技が披露されました。かもめ・ぴよの「笑顔がEーね!」、にじさんの「Brand new tomorrow」、どちらもかわいい衣装を身にまとい、降りしきる雨をもはじき飛ばす(ああ、ついに言っちゃった)ような笑顔で踊っていたのが印象的でした。圧巻はやはりそら組さんのバルーン。一糸乱れぬ?息のあったダンスは見る者を感動させ、じっと見つめるおかあさんの目にもうっすらと涙が・・・・。
 会場の皆さんの気持ちが一つになったおかげでしょうか、演技途中から雨も上がり、閉会式でディズニーたいそうを踊り、よどみない終わりのことばを聞いている頃には薄日も差してくる始末!全種目を無事に終了することができました。
 ただ一つ、残念だったのは、毎年恒例の「謎の人物登場パフォーマンス」がカットされたこと。♪疾風のように現れて疾風のように去っていく♪怪人が天候不良によりその勇姿を見せなかったことが唯一悔やまれるところです。噂に聞けばその怪人は、前日ダイソーでおひげや剣やへんてこめがねを買い求め、スタッフが作成してくれた赤いマントをまとうのを楽しみにしていたそうです。(カットされてすごくほっとしているという噂も聞きますが・・・・)
 いずれにしても、予定通り、いや予定よりはるかに早くしかもスムーズに進行できたのは保護者の皆様のご協力があってのことと、この場を借りて深く感謝申し上げます。まずは、けやきの会役員の皆様方。特に用具準備、ライン引きなど連携のとれた手際のよい動きがあったからこそスムーズに演技が進行できたのだと思います。また、お手伝いの皆様には、私たちスタッフが安心して活動できるよう、園児の世話などいろいろな場面でさりげなくサポートしていただきました。そしてアルバム班の方々も思い出に残るアルバム作成のため子どもたちの姿を写し取っていただきました。皆様、ご協力ありがとうございました。
 それから、ご参観の皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。途中結構な量の雨が降ってきたにもかかわらず、皆さん笑顔で楽しそうに声援・参加してくださいました。決行の判断を下した者にとって、あの笑顔や声援は何よりの励ましでありました。このような皆様に支えられてこそのはくおう幼稚園であることを感じました。
 次回皆様にお集まりいただくのは、11月12日の親子レク、そして12月17日のおゆうぎ会です。なんと、どちらも雨天決行しちゃいます。おゆうぎ会には怪人は登場しませんが、白鴎大かもめの会の劇や我々職員によるミニパフォーマンスもございますのでふるっておいでください。




園長からのメッセージ 2016年9月臨時増刊


嬉しいお知らせ


 「おひさまクラブ」のよい子、「FUNFUN」に集うよい子、そして、「ママといっしょに」で金曜日遊びに来るよい子たちに朗報です!ライブラリー園庭にブランコと滑り台が設置されました。
 芝生でごろごろ、お砂場で砂遊び、そしてブランコ、滑り台。ライブラリーの中も外も楽しい空間となりました。






 遊びに来てね。そしてたくさん楽しんでね。




園長からのメッセージ 2016年9月号


2学期が始まりました


 先日、息子が夏休みを利用して、涸沢ヒュッテで働いているお友達に会いに、穂高あたりの山登りを楽しんでしてきました。
途中、思わぬ出会いがあったようで、そのことを含めとても楽しそうに話してくれました。「今度は槍に挑戦してみようかな。」などと、山に目覚めたような発言をしているので、息子に迎合するように「俺でもその涸沢なんたらに登れっかな?」などと聞いてみると「お父さんなら毎日歩いているから大丈夫だと思うよ。」などと嬉しい返事が返ってきました。
 行きつけのコーヒーショップのマスターも山が大好きで、月に1度は気のおけないお友達とともに皇海(すかい)山あたりを彷徨しているようで、「*エディさん、来週行くんですけどいかがですか?」と誘ってくださいます。前の小山市教育長のS先生も、100名山はとっくの昔に踏破され、「今、300名山やってんだよ・・・・」と嬉しそうにお話してくださったこともあります。
 息子からお墨付きももらえたし、周りが山づいているし、一緒にどう?と誘ってくださる方もいる。こうなったら私もこの夏休みには至仏山と燧岳にでも登って・・・・、なんて書ければ、この園長レターも11月号頃まで「ヒデちゃんの山小屋日記」で食いつなげるのでしょうが、あいにく私はアウトドアが全くだめで、例えば100名山の中で登った山と言えば、奥白根(これは中学生の体験学習の引率としてイヤイヤ登っただけ。)あとは筑波山(これは登っている途中でスズメバチに遭遇し、逃げ場がなくて死ぬかと思った。)もう一つ赤城山(車で登りました。どこが山頂かは知りません。)です。したがいまして、私の今年の夏休みは、太平山に車で行って、名物卵焼きとおでんと焼き鳥とおそばを食べたことくらいが特記事項であり、あとはだらだらしているうちに何となく過ぎてしまったという、ま、毎年恒例の何ともしまらない過ごし方でありました。
 皆さんはいかがでしたか?どんな過ごし方をしたにせよ、時はみんなに平等に過ぎていくものでありまして、いよいよ第2学期が始まりました。
9月1日の始業式をスタートラインとして、サンタさんが街にやってくる頃まで約4ヶ月、楽しい行事や活動が子どもたちを待っています。お月見、運動会、たまご先生、白鷗祭、そしておゆうぎ会・・・・皆さんは何を楽しみにされていますか?私はたまに里帰りする孫や娘を見ていてなおさら思うんですけど、どんな行事が楽しみかと言うより、かわいい我が子や目に入れても痛くない孫を見ているだけで、一緒にいられるだけで幸せを感じるものなんですね。皆様が参加できる活動についてはその都度ご案内いたしますので是非おいでくださいませ。
 9月というと思い出すのが、去年の水害です。あれからもう1年たつんですよ。その人の年齢によって月日のたつ感覚というのは違うようですが、たぶんあの経験をした我々を含め多くの皆さんは「もう1年たつのか・・・・」とそれぞれの感慨を持って受け止めていらっしゃると思うのです。今年は、あんなことは滅多にないことですし、行政の方でもなんらかの手立てをしていただいているようなので、心配はしていないのですが、病気・事故・けがなどなど、天変地異以外にも子供を取り巻く環境にはいろんな危険因子が潜んでいることを再確認し、2学期も「園児の安全・安心」を第一のスローガンとして教職員が一丸となって教育・保育に取り組んでまいります。
 長い休みでおうちがよくなってしまったお子さんもいるかもしれません。でもでも、すぐはくおう幼稚園のスタッフや魅力的な活動の虜(とりこ)にさせてみせますので、笑顔で送り出してくださいね。よろしくお願いします。
*エディ:そのお店だけで通じる私の愛称です。なぜエディかは話すと長くなるので、どうしても知りたい方は直接園長までドーゾ。




園長からのメッセージ 2016年夏休み特別号


沈思黙考的散歩


 「園長先生、先生の歩いているお姿を△△あたりでお見かけしました。お声をかけようと思ったのですが、なんか思い詰めたように歩いてらっしゃるのでやめました(笑い)」 これまで何度も何度も同じようなことをいろいろな人から言われています。違うのは、「園長先生」というところが「課長さん」だったり「部長さん」だったり「校長先生」だったり。△△に入る言葉も、こないだはC先生に自治医大駅前で目撃されましたし、PTA役員の方は、私を小山の某スーパー近辺でご覧になったそうだし・・・・。ま、あちこちに出没している私です。もし、思い詰めたように歩いている生の私をご覧になりたければ、上記2カ所以外では真岡市久下田駅周辺、県南体育館を起点とした神鳥谷近辺、桑中近くの大沼周回路、向野運動公園、荒天の時はジョイフル本田宇都宮店・・・・要するにどこを歩くかはその日の気分次第。もし血液型占いというのがホントなら、私の行動パターンはB型そのものと言えるでしょう。
 では何をそんなに思い詰めているのかと申しますと、歩くとそんな顔になってしまうだけで、それほどのことは考えてない。YouTubeを開いてイヤホンで吉本新喜劇の辻本茂雄のギャグを聴いたり、時にはイタリアの歌曲を聴きながら小声で♪オー デル ミオ ドルチェ アルドー ブラマートォ ジェット♪などと口ずさんだりしているのです。
 しかし、ここ数日はもしかしたら園長らしいことを思いながら歩いていたかもしれません。今朝、大沼を周回していたときは、先日の家庭訪問でいただいた皆さんのご意見やご要望などを今後の園経営にどう反映していこうかということを思っていました。例えば、園前の市道の冠水については市に要望して改善していただいたけど、園の入口についての要望については早急に大学に話をしなくてはならないなあ・・・・とか、課外について種目を増やしてほしいという意見については、(今年度は難しいから)次年度以降の課題だなあなど、スタッフミーティングで報告があり、検討したこれらの事柄について反芻しながら歩いていたら瞬く間に4キロ近く歩いてしまいました。
 それから、おととい。とても暑かった日の夕暮れ時、結城の50号線添いにあるKASUMIというスーパー近辺を汗をかきながら歩いていたとき考えていたのは、園児と職員の健康管理についてです。ここのところ急に暑くなったこともあって体調を崩すお子さんがいたりスタッフも少々バテ気味だったりしているので、園児の体調の変化を見過ごさないように呼びかけるとともに、スタッフ自身も無理しないように明日にでもお話をしなくては・・・・と考えていたら、自分も暑さで体温が上昇している気配があったので、KASUMIに飛び込んで一息ついたのが一昨日のことでした。
 他にも、今年度の園児募集をどうするかとか、大学附属であるアドバンテージをどのように活用するかとか。私は歩いているときに案外まじめなことを考えているんですね。
 まじめついでにもう一言。
 もうすぐ夏休みです。園や市の連合会でも夕涼み会やキッズフェスタなどの行事を開催いたします。また、ご家庭においてもそれぞれの過ごし方をされると思います。長丁場の休みです。事故とか病気とかに遭わぬよう罹らぬよう、2学期の始業式には元気いっぱいの姿を見せてくれるようお願いいたします。
 これもつい先日佐野市吉水町界隈を歩いているときに考えた保護者の皆様へのお願いであります。
それでは、Have a nice summer vacation!




園長からのメッセージ 2016年7月号


はるこちゃん


 6月のある日曜日、私は家人とともに佐野のイオンに行きました。買い物の時はいつもそうなのですが、寄りたいお店、買いたい物、歩く速さが全然違うので、1時間後にスタバの前でなどと待ち合わせ場所を決めて別行動を取ります。
 私はその日は特に買いたい物もなく、何となくクサクサした気分でもあったため、気分転換もかねて「よし歩こう!」と思い立ち、結構暑かったのですが、イオンを出て50号の向かい側にあるアウトレットの方に向かいました。久しぶりの佐野アウトレット。「でかい声を出して岩盤にたたきつけてから盛りつけてくれるアイスクリーム屋さんはまだあるのかな?」などと他愛のないことを思いつつ買い物客の約1.5倍の速度で歩いていると、約20m先から私を見ながら満面の笑顔で近づいてくる女性がいました。
 私もすぐにわかりました。はるこちゃんです。
 向こうからやってきたのは私が中学教師としての最後に送り出した昭和63年度卒業生、3年4組出席番号8番のはるこちゃんでした。私たちは偶然の再会を喜び合い、次いでお互いに「どうしてここにいるのか?」について説明し合いました。彼女は買った洋服の交換にやってきたようでした。その後で
はるこちゃん 「先生、こないだの園だより見ましたよ。私、時々はくおう幼稚園のHPで先生の文章を見て楽しんでいるんです。去年、幼稚園、大変だったんですね。お疲れ様でした。・・・・・・・・でもね、あれを読んでいて思ったんですけど、私、あの文章で一つだけ不満があるんですよ。」
私 「・・・・?」
はるこちゃん 「『幼稚園復興の時期が私のこれまでの人生の中で一番頑張った時だ。』って書いてありましたよね。じゃあ先生は私たちの担任をしていたときはあんまり頑張ってなかったんですか?」
私 「そうか、そうとも読めるか。(笑)」
 その後しばらく立ち話をして南と北に別れたのですが、さっきまでのクサクサした気分はどこかへ吹っ飛んでしまいました。なぜなら、①久しぶりにかわゆい教え子に会えたこと、②彼女が私のことを気にしていてくれたこと、そして、③彼女が担任の私や所属クラスの3年4組にある種の思い入れを持っていてくれたこと、がとても嬉しかったからです。教え子の言葉から、あのとき私自身がちゃんと担任として存在していたことが確認できたことがとても嬉しかったのです。
 私は常々「自己存在感を味わわせることが大事だ!」と力説しておりますが、図らずも教え子から自己存在感を味わわせていただき、生きる勇気をいただいた(少し大げさですが)感じです。
 ところで、はるこちゃんの「幼稚園復興の時が一番頑張ったときだ。」という不満に答えていませんでした。今お答えしますね。昭和63年度、私はそれまでの人生の中ではるこちゃんはじめ4組43名のために一番頑張っていたのは紛れもない事実です。あれから27年!(ここは綾小路きみまろ風に読んでね)。去年の9月から11月頃は昭和63年度以上に頑張って復旧・復興に力を尽くしたのも本当です。
 そして今、(ここが一番大切なところですが)復興なったはくおう幼稚園がこれからも保護者や子どもたちのニーズに応えられるよう、♪私は今、「これまでの人生の中で一番頑張っている時だ」と南の一つ星を見上げながら♪ 誓うのです。




園長からのメッセージ 2016年6月臨時増刊


給食とFunFunKids


 二つほど話題を提供します。まず給食について。
 新しいシステムで給食が始まって2ヶ月あまり。小学校の給食方式にしてよかったなあとつくづく感じている今日この頃です。
 温かなごはんそしてスープ。美味しい主菜と副菜。子どもたちは「ごはんのおかわりください。」とか「みそ汁ください。」などと温かくて美味しくて楽しい給食に大喜び。
 先日、保護者の皆様を対象に試食会をしたのですが、お母さんたちにも給食当番をやっていただき、炊き込みごはんにや大根のみそ汁が「温かくて美味しいわ!」と好評をいただきました。
 私たちスタッフは、年長さんにはお当番を割り当てるなどして小学校へ行ったときに自主的に給食活動ができるように、年少さんには、支援なしで給食が食べられるようになど到達目標を決めて、日々指導・支援をしているところです。
 正直、ランチボックスの方が配膳するのも食事指導も後片付けも楽ではあるのですが、スタッフみんなが「大変かもしれないけれどやってみましょう。」という熱意によって始めたこの給食。もりもり食べる姿、嫌いなホーレンソーを「頑張って食べたよ!」と報告する年中の男の子の姿に、ああやってよかったなあと思うことでした。

園長からのメッセージ 2016年6月号


家族で楽しもう


 三(み)昔ほど前、つまり子どもがちっちゃかったころ、よく家族旅行に行ったもんです。旅行っていったって、しがない中学校教員の給料ではめいっぱい奮発しても茨城の海で海水浴とか、ディズニーランドでマイナーなアトラクションに参加するのが関の山。
 ある年の海水浴、格安の民宿に泊まった翌朝、飲みかけのコーラ缶にアリさんが行列をつくっていたことがありました。びっくりして缶を放り投げ、「なんて日だ!!」と家族みんなで憤慨し、翌年は昨年の反省を踏まえ、奮発して国際なんとかホテルという名前だけは立派なホテルに泊まったら、床は斜めってるし、エアコンが効かずだらだら汗をかきながら寝るような始末。また、ランド訪問の1回目にはパレードの前に娘を迷子にし、1時間あまり必死で探し回ったり、2回目は息子を行列の最後に置き去りにしたりするなど、保護観察責任が果たせていない未熟な親でもありました。でも、いろんなエピソードはあったものの、家族で出かけたことは(子どもはあんまり覚えていないようですが、親にとっては)いつまでも懐かしい思い出として私の胸に刻まれております。
 さて、子どもが立派に巣立ってしまった今、一緒にランドに行こうよ、ボディボードを持って阿字ヶ浦に行こうぜと誘おうとしても、息子は某国でスキューバをやっているようだし、娘は、自分の子どもにはランドの存在を知らせないで育てる方針を立てているようだし、・・・・・・・・となるとご夫婦で、あるいはお一人様で旅に出るという選択肢しか残っていないのです。
 結果、山本譲二のヒット曲よろしく「みちのく一人旅」を決め込み、角館で枝垂れ桜をながめ、佐藤養助商店の稲庭うどんを買い求めたり、猪苗代湖近くの国道49号線沿いの古民家うどん屋で煮込みうどんを堪能したり、山あいのそば屋で川俣シャモの親子丼に舌鼓をうったり。それはそれで楽しくて美味しい思いをすることができるのですが・・・・・・・・・。やはり家族みんなで行った、遊んだ、食べた、ことに比べると何となく物足りない感じは否めません。
 そこで本園では、そういう園長の思いを反映すべく、(ずいぶん強引な流れですが)来る6月19日日曜日、父の日に合わせて「家族で楽しむ日」を開催いたします。今回のテーマは「むかしあそび」。ひろびろホールで、各お部屋で、ゲームを楽しんだり、体を動かしたり・・・・。具体的な内容については現在スタッフが鋭意ミーティング中です。ご期待ください。そして万障繰り合わせの上家族みんなでご参加くださいませ。
 本園では家族で楽しむ日以外にも、月々のお誕生会、遠足、夕涼み会、運動会、おゆうぎ会、観劇会。それから保護者の皆様にもご一緒に演奏を楽しんでいただける大学の箏曲部演奏、佐野の女性デュオひよこ豆のライブ、そして3学期にはあのハンドベルクワイヤの演奏とご家族と一緒に楽しめる行事や活動をたくさん計画しております。こういった活動の一つ一つが、将来大人になっても、お父さん・お母さんと一緒に楽しく観た聴いた一緒に遊んだというほっこりしたまあるい思いとなり、いつまでたっても胸の中を温めてくれると確信しております。以下に主な行事の予定日をあらためてお知らせいたしますのでご参考になさってください。
 箏曲部演奏会    6月13日(月)  ひろびろホール
 家族で楽しむ日   6月19日(日)  園舎
 ひよこ豆ライブ    7月 4日(月)   ひろびろホール
 夕涼み会       7月30日(土)  大学第一体育館
 運動会       10月 8日(土)  園庭
 親子レク       11月12日(土)  大学
 おゆうぎ会     12月17日(土)  東キャンパス大ホール
 観劇会        1~2月頃      ひろびろホール
 ハンドベル演奏会   2月頃        ひろびろホール






園長からのメッセージ 2016年5月号


孫 その1


 4月号を執筆してほっとしていたら、はくおうレター担当の先生から「今週中に5月号をよろしくお願いします。」と言われ、ちょっと焦っているところ。
 とりあえず書くネタがないので、私の机の前にいる有能なスタッフお二人に「何を書いたらよかんべか?」と相談したところ、「お孫さんのことならいくらでも書けるんじゃないですか?」と御託宣を受けました。
 確かに、1月初旬に生まれたお孫さんについてなら、その可愛いらしい仕草や発するお言葉、首の周りのかぐわしいにおい、最近首がすわったこと、ただ、90キロ離れたところにお住まいでいらっしゃるためなかなか会えないこと等々いくらでも書くことはあります。
   銀(しろがね)も 金(くがね)も玉(たま)も何せむに
     勝れる宝 子にしかめやも
 これは万葉の歌人山上憶良の親が子を大切に思う気持ちを詠んだ歌です。中学校の国語の教科書によく出てくる歌なのでご存じかとも思いますが、どんな財宝よりも子どもに勝る宝はないよ、という意味。さて、この歌の「子」という単語を「孫」に替える。するとちょっと字余りの歌にはなりますが、見事に我が心境を表した歌になるのであります。

 ・・・・・・・・さかのぼること5年前。私は総合教育センターという宇都宮の北の方にある施設に勤務していました。私たちの執務するお部屋はお昼休みに3・40分程度のお散歩するくらいの時間的余裕がありました。で、私の散歩コースには宇都宮動物園があって、そのへんを早足で歩いていると、よくお孫さんを連れた私と同年代の方々が目尻を下げてやっていらっしゃる。私はそのたびに「ご同輩!お孫さんと一緒に動物園を歩けるくらいでデレデレしないでください!」と心の中で悪態をつきながら(俺は孫ができても一定の距離感を保ちながらクールに接することができる男だ)とニヒルな笑いを浮かべつつお孫さん連れご一行様とすれ違ったものでした。
 そんな私でしたのに、・・・・・・・・まあ、何ということでしょう!!
 孫誕生のbefore・afterがこんなに違う人間だとは自分でも思いませんでした。娘から連日送られてくる動画を見るたびデレデレデレ。五月人形をプレゼントするという口実で会いに行くときにはウキウキウキ。ライブでリアル孫を見ようもんなら相好を崩しまくってデレデレ×3。こんなはずではなかったと自分を戒めてみるのですが、彼の笑顔やにおいにはかなうはずもなくすぐに戒めを解いてしまう私です。

***************************************************
 本園は今年度88名のお子さまをお預かりしてスタートいたしました。
 これまでは、お子さまとお母さんお父さんまでしか視野に入らなかった未熟な園長でありましたが、1月初旬を境にその子の周りには父ちゃん母ちゃん以上にその子を思っているかもしれないじいちゃん・ばあちゃん、グランパ・グランマ、そしてその子をとても大切に想ってくださるたくさんの方々を視野に入れてお預かりしなくてはと思ったことでした。

 (写真は過日みんなで行ったテデーベア博物館での恒例ツーショットです。猫バスやトトロと楽しく過ごしました。)




園長からのメッセージ 2016年4月号外号


うれしいお知らせ


 ライブラリーの築山。
 水没の影響により使用禁止の状況は続いていますが、先日、新たに芝を張替えました。
 これで夏頃にはこれまでと変わりない青々とした芝に覆われた築山になるはず。
 ふかふかの芝の上で子どもたちがごろごろと転げ回る姿が目に浮かびます。
 緑の園はくおう幼稚園が復活するのが今から楽しみです。




園長からのメッセージ 2016年4月号


新しいはくおう幼稚園の船出です


 これを執筆(執筆だって! 笑)しているのが平成28年4月1日。今日はエイプリルフールだそうで、たちのいい嘘やジョークなら笑って許される日。なので、新年度をことほぎ何かウィットの効いた嘘を・・・・と考えてみたのですが、なかなか思い浮かびません。昔、中学校で国語を教えていた頃には、「地中海ではバナナの実の付け方が普通とは違い一枝に一本ずつ実がなる」とか「世界で一番おおきなカブトムシは飛騨山中にいるエンマオオカブト」だとか、後から後から沸き出ずる泉のごとく口から出任せを並べ立て、生徒を煙に巻いていたものですが、昔の光今いずこ・・・・寄る年波のせいか、この数年は嘘一ついていない正直者のひでちゃんです。
 さて、4月と言えば、新年度の始まり月でもあります。
 今年度は、本園が大きく変わる年でもあり、全く変わらない年でもあります。・・・・・・・・何か禅問答みたいで気を持たせてしまいました。
 もったいぶらずに、まずは変わらないことから申し上げます。それは本園は幼稚園であり続けるということです。幼児教育の原点はなんと言っても幼稚園であるという確固たる信念の下に、年少さん、年中さん、年長さんの教育をこれまで通り、いやこれまで以上の高品質でお届けしたいという思いで幼稚園であり続ける選択を致しました。そのためには、子どもの社会性を広げ、情操を豊かにし、知徳体のバランスのとれた成長を促すために日常の活動や教育課程全般を見直し、3年前から開始した英語・サッカー・ダンスの課外活動のさらなる充実を図るなど、本園の活動の質を高める努力を教職員が一丸となって取り組んでまいります。
 また、未就園のお子さんへの支援として、おひさまクラブ、ママといっしょに、FunFunKid'Sの活動の充実にも努めてまいります。保護者の皆様がお仕事などを安心してできるために、8時からの朝預かり、午後6時までの預かり保育ももちろん継続いたします。
 以上が変わらないこと・・・・・・いや、進化・充実させるという意味では変わっていくことに入るのかな。
 次に変わること。
 まず、ランチが変わります。これまでのボックス形式のランチから、小学校の給食形式のランチに変わります。念願であった温かい物を温かいうちにおいしく食べることができることができそうです。今からランチ開始の4月21日を楽しみにしているところです。
 次に、お部屋について。おもちゃライブラリーの1階部分が未就園児の主な活動場所となります。昨年の水害の影響でおもちゃライブラリーは当分休館とし、1階部分を新たに改装した上で未就園児支援のお部屋として活用することになりました。昨年度まではなかよしルームが未就園児支援のお部屋でしたが、そのためなかよしルームは主にランチルームとして活用することにいたしました。その他お部屋や施設・備品等については来園された際にでもご覧いただければと思います。
 そして変わったことの3つめ!それは、受け持ちの先生方です。
始業式、入園式ですでにおわかりかと思いますが、子どもたちにとっても新たな出会いとなる担任の先生やアシスタントの先生方。みんなみんな優しくて受容性にあふれた先生ばかり。子どもたちも新しいクラスの先生やお友達とすぐに仲良くなることでしょう。
 さあ、夢をいっぱいに膨らませたはくおう幼稚園の28年度の船出です。




園長からのメッセージ 2016年3月号


はくおう幼稚園は進化します


 ただいま2月22日月曜日、午前9時16分。同じ事を100万回くらい言ってるかもしれませんが、月日のたつのはほんとに早いです!もう来年度のいろんなことを決めなくてはならない時期になってしまいました。
 振り返ってみますと、今年度は9月に水害があり、立木・大行寺周辺を中心に、本園や隣接するおもちゃライブラリーも大きなダメージを受けました。そこで9月からこれまで、大車輪で施設・設備の復旧・修理・補充などに取り組んだ結果、ようやく園運営が様(さま)になってまいりました。
 今、復旧と申し上げましたが、正確に言うと、幼稚園やライブラリーが9月以前と全く同じような形で再現されるわけではありません。水害の直接的・間接的影響により次年度からお部屋の機能や活動場所、ランチのあり方等々見直しを図ったことがありますので、主な事柄について何点か申し上げます。
 まずランチです。これまでは主食・主菜・副菜・デザートをランチボックスに入れて提供しておりましたが、次年度からは、食缶に入れた温かいごはんやスープなどを右の写真のような食器に配膳して提供する、つまり小学校の給食スタイルになる予定です。
 これも大学の食堂が被災したために、今までの提供方法を変えざるを得なかったことが原因ですが、おかげで(というと不謹慎かもしれませんが、何事も前向きにとらえた方がいいですよね)子どもたちに念願の温かいごはんが提供できそうです。
 食事の場所についてはなかよしルームをランチルームとして活用しようかなと考えております。ランチルームを使うのはすべてのクラスではありませんが、年齢やクラス編成などを考えた上での活用になると思います。
 じゃあ、おひさまやFunFunはどこで活動するのか?
 今、ライブラリーが改修工事をしています。3月末までには1階の床と壁を貼り直し、各お部屋やトイレもこれまで以上にきれいに修復する予定です。でも、大部分のおもちゃが水害のため廃棄を余儀なくされ、おもちゃライブラリーとしてはしばらく機能しなくなってしまったため、なかよしルームで行っていた活動をライブラリーに移すことになっています。つまり、ライブラリーの1階部分は未就園児の支援を中心に行われるということです。なお、預かり保育のお部屋については検討中です。決まったらお知らせいたします。
 これまでも魅力的な空間で子どもたちを惹きつけていたライブラリー。今度の改修で、子どもたちの探検意欲をかき立てるような「あるモノ」もできますし、トイレや赤ちゃんルームも新装開店する予定です。それに、もしかしたら、2階で保護者の皆さんの子育て支援研修ができるかもしれません。
ほかにもこれまでとは違った部分があるかもしれませんが、「災い転じて福となす」を合い言葉にしての変更・・・・いや、進化という言葉を使わせてもらおうかな・・・・進化ですので、ご理解・ご協力ください。




園長からのメッセージ 2016年2月号


園再開にあたって


 平成28年が始まってもう1ヶ月。寒さとともにインフルエンザまで襲来してしまい、皆様にもご迷惑をかけております。
 さて、昨年末、小山市内の某MHというお肉のおいしいレストラン・・・・(略語と言えば、DAIGOさんと北川景子さんが結婚を発表しましたね。プロポーズの言葉はKSKだろうなと予想していたところ、まさにその通り。私もDAIGOさん同様優れた略語作りのセンスを持っているなどちょっとうれしくなってしまいました。)・・・・話を元に戻して、そのレストランMHで盛大に飲めや歌えの忘年会を開催しました。カラオケではJ先生のロッケンロールとTさんのキスマイ(キスマイって何?)メドレーが圧巻でした。

 私はNABを飲み、肉をほおばり、かつスタッフの皆さんの歌を聴きながら、一人この一年間を振り返っておりました。そのときに思ったことの一つがはくおうレターについて、園長からのメッセージの内容についてです。すなわち、「このメッセージは、少しおふざけが過ぎるのではないだろうか。とはいってもこの15年間、教育長、校長、園長と立場は違っても同じような文体・内容で保護者や地域の皆さんに宛ててメッセージを送ってきたので、今更大幅な自己変革はできそうもない。だったらせめて年明けの2月号くらいはおふざけなしで年頭所感を述べてみようか。」との結論に至ったのです。
 そこで、今回はちょっと襟を正して、1年間 というのは長すぎるスパンなので、3学期、園がどのような方針で保育・教育を推進していくか、遅ればせながら年頭の所感を述べたいと思います。

3学期 園児指導・支援の重点
1) 健康で安全な生活
・インフルエンザ・胃腸炎などの感染症予防・拡散防止(なかなか厄介ですが)
・転落・転倒、ぶつかりなど園内での事故を未然防止するための園児への指導・支援及び施設環境等の再確認
2) 入学・進級への意識・意欲付け(但し、過度な負担にならないように)
・4月からそれぞれ入学・進級することを前向きに意識させ、日々の生活態度、集団行動などに反映させるよう意図的・計画的に指導支援する。
3) 各行事活動等の目当てとその達成に向けた具体策の明確化
・ゆきあそび、もちつき、豆まき、観劇、ひなまつり、卒園式、お誕生会などの行事や日常の保育における各種活動の目当てを明確にし、その目当てを達成するためにはどのような工夫や支援・指導が必要なのかなどについて具体策を講じた上で活動する。

 そのほか、次年度の年間活動計画の立案、ライブラリーを含めた本園施設・設備のあり方の検討など次年度に向けた準備も進めなくてはなりません。保護者の皆様からいただいた温かいコメント等を参考にしながら次年度の活動に生かしてまいりたいと思います。
 3学期は健康重視。みんな元気で進学・進級を控えた大事なこの時期を乗り切りたいと思いますので、ご協力ご支援よろしくお願いします。




園長からのメッセージ 2016年1月号


K君への手紙


 拝 啓
 年の瀬も押し詰まってまいりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。
 貴兄とはもう数十年お会いしていませんが、今年の年賀状によれば、奥様とあちこち出かける機会も増えたとのこと。貴兄は確か私より2つ年上、第二の人生の過ごし方を教えていただきたいなと思っています。
 急にお便り差し上げたのは、いろんなことがあった今年1年のことを誰かに伝えたくて、貴兄に白羽の矢を立てたということなんです。少しだけ小生のウダウダ話につきあってください。
 さてさて、今年は、娘の結婚、息子の長期海外出張など我が家でもいろんな変化があったんですよ。でもまあこれは子どもたちの成長を実感できたという親としてうれしい出来事でした。幼稚園の頃、母親離れがなかなかできなくてべそをかいていた息子。小学校の頃、自分で作った凧(ちびまる子ちゃんの友蔵じいさんの絵を描いた力作でした)が飛ばないのでふてくされていた娘。二人ともアラサーになって、それぞれ自分の道を力強く歩んでいる姿を見るにつけ、「さらにたくましく伸びよ!」とエールを送りたくなります。そちらはいかがですか?お孫さんは大きくなりましたか?
 それから、この9月、小山市は記録的な大雨のために起きた水害のためひどく被災してしまいました。小生は今幼稚園に勤務しているんですが、我が園も例外ではありませんでした。被災の詳細はあまり愉快な思い出ではないので申し上げませんが、早速お見舞いに来てくださった方や、復旧・復興のお手伝いしてくださった方々からいただいたお気持ちは生涯忘れることができないと思います。
 また、お休みの日を返上して朝早くから暗くなるまで「子どもたちの笑顔が見たい!」一心で長靴履いて軍手をはめてがんばってくれたスタッフにも感謝感謝です。言い古された言葉かもしれませんが、「人の情け」や「絆」の大切さを身をもって知ることができたと、強がりでもなんでもなくそう思えた2ヶ月間でした。
 私はと言えば、少し小さめの長靴を履いてどたどた歩き回っていたため、未だに足の両親指の爪の半分が血豆状態。濃いめのペディキュアを塗ってごまかしています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嘘でーす ^-^。
 今年もあとわずか。そうそう、来年は御柱祭の年でしたよね。貴兄お住まいの茅野から諏訪大社までは近いんですか?。
 昨秋、諏訪湖観光をしました。湖面に映る空がとても美しかったのを覚えています。来年の御柱に合わせてまた行ってみようかな。その際もしよかったらお会いしてウーロン茶でも酌み交わしながら旧交を温めませんか。「有朋自遠方來、不而楽乎。」
それではまた。お元気で。よいお年を。                   敬 具




園長からのメッセージ 2015年12月号外号


号 外  新しいバスがデビューしました


 12月8日火曜日、この日は新生はくおう幼稚園にとってうれしい記念日となりました。
 今日は園バスデビューの日! 前のバスより少し濃くなった黄色(F子先生によるとポケモン色だそうですが)をベースにデザインは前と同じ。フラワー号とクローバー号が颯爽と小山市内を走る光景を今日からまた見ることができます。
 子どもたちもドライバーさんも添乗スタッフもみんなみんな笑顔いっぱい。
 ポケモン色の890、8900のバスを見たら手を振ってください。




園長からのメッセージ 2015年12月号


晩秋雑感


 去る11月8日(日)、約一ヶ月遅れの運動会が盛大に開催されました。
 抜けるような秋空の下・・・・といけば最高でしたが、あいにくの雨。しかし、こういうときにも動ずることなく運動会を開催できる本園、本学といった方がいいのかな、のポテンシャル。急遽会場を第一体育館に移動し、何事もなかったかのようにほとんどのプログラムを実施できました。
 かけっこもダンスも親子競技もみんなみんな立派にできました。にじさんのココ☆ナツのおしり振り振りのかわいかったこと!かもめさんのおどるぽんぽこりんもリズムに乗ってとても楽しそう。そらさんのバルーンは人数が少ないのにとてもダイナミック、早着替えで再登場してきたときなんか最高に盛り上がりました。
 それから・・・・開・閉会式でのそら代表のあいさつや模範演技、すばらしかった。これなら小学校に行っても大丈夫!と太鼓判を押せます。
 さあ、今度はおゆうぎ会です。東キャンパスの大ホールを練習に使用できるという、これまた本園ならではのなんともぜいたくな練習がいよいよ始まりました。ただ、今年は、おゆうぎ会用の衣装やら小道具やら、これまでストックしておいたものがすべておじゃんになってしまったので、布などを購入し、型紙に合わせて縫い・・・・・・という作業が加わり、スタッフの皆さんも大変です。でも、これまで支えてくださった皆さんに子どもたちの元気な姿を見ていただこう、感謝の思いをステージの上で表そうとがんばってくれています。
 12月23日(水)皆様お誘い合わせの上、東キャンパス大ホールにおいでくださいませ。
 さて、私事で恐縮ですが、11月末の土曜日、他に行くところがない私は、件(くだん)のコーヒーショップでドンパチゲイシャなるフルーティなコーヒーを喫していました。おいしいコーヒーに陶然としていると、マスターが「お昼食べに行きましょうよ。」と誘ってきたので、畑の中にあるとんかつのお店に行きロースカツ定食を食べた後、佐野運動公園にお散歩に行きました。山裾に広がる広大な公園にはグラウンドはもちろんプラキオサウルスというばかでかい恐竜も出没したり、山頂からグラウンドまでおよそ300メートルはあろうかという滑り台があったり、なかなかおもしろいお散歩でした。私より若いとはいえ、もう還暦を過ぎたマスターですが、童心を忘れてないお方で、冬場は閉鎖されている滑り台の脇からよじ登ってケツを真っ黒にしながら滑り降りたり、芝滑りをしたり、オナモミがどっちの服によりくっつくか、戦いごっこをしたり。
 自然の中で何も考えずに駆け回った2時間あまり。ギター弾くのもスーパー巡って自分なりのランキングを作って悦にいるのもいいけど、枯れ葉をカサカサさせながら息を切らして野山を駆け巡るのもいいもんだと、5歳の心を実感できた晩秋の昼下がりでした。






写真は「丘に立つマスターと私」




園長からのメッセージ 2015年11月号


再開から一ヶ月たちました


 園が再開されてから一ヶ月がたちました。早いようないろいろとあったような・・・・。
 ともかく、かもめのお部屋もなかよしルームも使用可能になり、真新しい床と壁そしてロッカー。ピアノは大学のお下がりですがそれぞれのお部屋に配置できました。園庭も・・・・・・築山に登れないのが残念ですが、元の広さを取り戻しました。
 それからあと一ヶ月ちょっとすればピカピカの新しいバスがよい子たちをお迎えに来てくれるはずですし、かもめさんの机やいすも年内には新しいものに取り替えられるかな。
 このように徐々に日常を取り戻しつつあるはくおう幼稚園ですが、ごくごく何気ない日常がこれほどすばらしいものであったということをあらためて感じながら過ごしている今日この頃です。
 そんなある日、野木町のある幼稚園の園長先生とPTA会長さんが来園され、「本園PTAからのお見舞いの気持ちです。」と、義援金をいただきました。日頃それほど深いつながりのある2園ではありませんが、「子供を預かり育てる幼稚園がこのような災害に遭われたことを見過ごすわけにはいかない」という気持ちが義援金という形に表れたというお話を会長さんから伺い、私は・・・・(もう体もひからびておりますので実際には涙は出ませんでしたが)涙が出るほどうれしかったです。
 被災してからこれまでこの痩身の老体にはキツイことも多かったですが、そんな中でもこの体や気持ちを前に押し出してくれたのは、〈人の情け〉だと思っています。人の情けとは、いろんな定義があると思いますが、今回の場合は「相手のつらさ大変さを慮り、自分にできることは何かを思う。そしてそのことを相手に伝え、自分にできることをすることによって相手が感じる温かな思い。」であろうと思います。私は・・・・いえいえ私だけではありません、本園のスタッフは今回の水害復旧・復興の作業をとおして人の情けを確かに感じ、それを励みにがんばってこられたと確信しております。まだ、完全復旧までには課題山積ですが、ここであらためて本園に思いをはせてくださった皆々様に御礼を申し上げます。ありがとうございました。

 風邪を引いてしまいました。引き始めから約十日間。なかなか抜けません。人は、この2ヶ月近くがんばっていたから疲れたんだよ、と好意的におっしゃってくださいますが、我がスタッフの休み返上での奮闘に比べたら、私の果たした役割など半分にも満たないと思います。
 これから、運動会だ、焼き芋だ、おゆうぎ会だ、といろいろ行事も続きますが、本園の大切な大切な教職員の皆さんが体をこわさないように気をつけるのが私の役目だと心得て、とりあえず早く風邪を治したいと思っています。




園長からのメッセージ 2015年10月号


園再開にあたって


 このたびの被災にともなう復旧活動中、休園という非常手段をとらざるを得なかったことについてはたいへんご迷惑をおかけいたしました。
 そんな中、保護者の皆様から「何かお手伝いすることはありませんか?」というお申し出やお見舞い、励ましのお言葉などかけていただきました。このような温かいお気持ちが私たちをどれだけ励まし勇気づけてくれたか。この場を借りてあらためて感謝申し上げます。
 今回被災したのはもちろん幼稚園だけではありません。私たちはお子様を預かる身であるにもかかわらず、自分たちの被災復旧にかまけてしまい、被災されたご家庭や何らかの影響を受けたご家庭に対してその状況を確認したり支援をしたりすることが十分にできず申し訳ありませんでした。重ねてお詫びを申し上げます。
 さて、再開はいたしましたものの、まだまだ復旧の一歩を踏み出したばかり。9月28日現在、1階のお部屋はこれから壁や床を修復し、ロッカーや棚やピアノを入れるなど完全に修復されるのは10月半ば過ぎになります。
 以上のような理由で各行事についても下記のように変更もしくは中止せざるを得なくなりました。すでに運動会やおゆうぎ会などの行事を予定に入れておられたご家庭には大変申し訳ありませんが、このような事情をお酌み取りいただき、ご協力をお願いいたします。
 2学期の主な行事の延期・中止については以下のとおりです。
  9月お誕生会   9月15日(火)→10月13日(火)
  運動会      10月10日(土)→11月 8日(日)
  小遠足      10月27日(火)→そら・にじ 10月26日(月)、かもめ 10月27日(火)
  おいもほり    10月29日(木)→中止
  避難訓練     10月30日(金)→11月27日(金)
  クラス別お茶会 11月2・4・6日 →中止
  おゆうぎ会     12月 5日(土)→12月23日(水)
   ※終業式は予定どおり12月22日に実施いたします。

 昨日(9月27日)は十五夜でした。

  名月を
    遮る(さえぎる)雲の
       なかりけり

 早く落ち着いた気分でお月見ができるようになりたいものです。




園長からのメッセージ 2015年9月号


さあ2学期です!!


 猛烈に暑かった夏もようやくそのピークを過ぎ、朝夕の涼しさや虫の声に秋を感じるようになりました。
夏休みはどのようにお過ごしでしたか?
 スタッフの皆さんは、短い夏季休暇をなんとかやりくりしてあちこち出かけたみたいです。こないだの月曜日にお土産のお菓子をいただいたのですが、*めんべい(辛子めんたい風味のおせんべ)、せんとくんクッキー、えびせんべい「ゆかり」、干菓子「金沢うちわ」、恐竜クッキー、戦艦クッキー、ペンギンファミリー大冒険クッキー、そして名探偵コナンが描かれている以外は何語だかわからない文字が羅列されてるビスケット・・・・。いただいたお菓子を眺めながら我がスタッフのメリハリのある生活スタイルに感心しております。それにくらべてこの私は、飛行機にしがみついているトムさんの映画を見たことと千葉に住んでいるでいる娘夫婦のアパートを訪問したくらいで、例年のようにぐうたらなお盆休みになってしまいました。
 でも、夕涼み会でクイズに興じ美味しい焼きそばをぱくついたことや、そらさんのお泊まり保育でみんな一緒に美味しいカレーを食べ、あの険しい山を登ったことなど、子どもたちとの楽しい思い出はつくれたのかな、と思っています。
 さて、はくおう幼稚園では、8月24日から8月31日までの午前保育を経て、9月1日からいよいよ2学期に突入します。
 2学期の主な行事は・・・・
 9月17日(木)十五夜おだんごづくり
   ※年度当初の計画では25日(金)でしたが、都合により変更しました。
10月10日(土)運動会
10月27日(火)小遠足
10月29日(木)お芋掘り
11月14日(土)親子レク
11月24日(火)やきいもパーティ
12月 5日(土)おゆうぎ会
などなどが予定されております。
 まずは何と言っても運動会。これから本格的に運動会の練習が始まりますが、具体的な打合せもまだなので、子どもたちがダンスやかけっこでどんなパフォーマンスをしてくれるのか楽しみにしているところです。
 運動会やおゆうぎ会のたびに思うことですが、練習を始めた頃は「こんなんで大丈夫かいな??」というようなぎこちないおぼつかない動きであっても、本番ではすばらしい演技で観衆をうならせる(とは少々言い過ぎですが)。先生方の指導力のすばらしさ、そして子どもたちのポテンシャルの高さを再確認するのです。
 それから10月末の小遠足。バスに乗って向野運動公園に行ってドングリを拾ってアスレチックで遊んでお昼を食べて帰ってくる。私はこの小遠足が妙に好きで、子どもたちがドングリ拾いに興じている姿を見ると、ああ、秋も深まってきたなあ!!としみじみしたおつな気分になってくるのです。
 季節を感じると言えば芋掘りや焼き芋パーティも味わい深いものがあります。私がはくおう幼稚園のよい子たちと同じ年齢の頃、母の実家によくお泊まりに行っていました。母の実家は大きな農家で、平地林を持っていたので、ヤマ全体が落ち葉の絨毯で覆われる頃、牛車で木の葉さらいに出かけたものです。お昼には味噌おにぎりや里芋・サツマイモ、そしてお餅などをたき火で焼いて香ばしいところをひとかじり。おいしかったなあ。焼き芋パーティのたびに幼い日々が思い出されます。
 そして12月5日は、2学期の締めくくりおゆうぎ会。おゆうぎ会と言えば舞台に立って演技や歌を披露する機会。私は高校時代は演劇部に所属しておりました。1年生の時に準主役に抜擢され、ラストシーンでは主役に銃で撃たれ、母親に抱かれながら死んでいくというある意味大変うらやましがられた役を・・・・・・・・この話をしていると長くなるので時期が近づいたらまた取り上げようと思いますが、このように2学期は楽しく充実した行事や活動が盛りだくさん!こういった行事や日々の生活をとおして本園の方針である
 ① 元気で明るく友達と楽しく遊べる子
 ② 思いやりの心を持ち、心身ともに強くたくましい子
 ③ 自ら気づき行動し、最後までやり抜く子
を育てていこうと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

付け足し:最後に一つ問題を出します。

 問1  *         線部 のお土産を手がかりに、スタッフの行ってきた旅行地をそれぞれ答えよ。




園長からのメッセージ 夏休み直前号


あのすばらしい愛をもう一度


 「言うまいと思えど今日の暑さかな」・・・・7月14日(火)午前10時10分現在の外気温が30℃。今日も猛暑日になるのでしょうか。これまで梅雨の長雨のため暑さにそれほど慣れていない身体にはこたえる今日この頃の天気です。
 第1学期ももうすぐ終わり、夏休みに突入します。
 私のご幼少の頃、私は粟宮の、今は焼き鳥ののぼりがたくさん並んでいるお店のところの信号を左に入ったあたりで無線山の手前(わかる人はわかると思いますが)に住んでおりました。私は幼稚園に行かなかった、というよりまわりに幼稚園がなかったし、まわりのお友達にも幼稚園という概念がそもそもなかったと思われます。なので、毎日、ガキ大将を先頭にして毎日野山を巡り、紙芝居の黄金バットに胸をときめかせ、赤胴鈴之助や月光仮面になりきり、木ぎれを持って今で言う戦いごっこに明け暮れておりました。そうそう、私たち粟宮野放し学童グループは、今なら新聞の地方版を3段抜きくらいで賑わしたであろう大きな事件をしでかしたこともありました。もう時効ではありますが、よい子がマネをするといけないし、ヘタにばらすと「園長としての資質」まで問われかねないので公にするのはやめておきます。(聞きたい方は個人的にお尋ねください。)
 ともかく古くて(私たちの世代にとって)いい時代であったことは間違いのない事実です。
 もう一つ昔語りをします。
 長女が小学校低学年、息子が幼稚園に通っていた頃、夏休みと言えば海!ということで、茨城県の北の方の海岸が多かったかな、一泊二日くらいで民宿を予約し、でかい浮き輪と子供用ボディボードをトランクに詰め込んでアンパンマンマーチを熱唱しながら出かけたものです。
 いろんなエピソードがありました。ある時、大洗国際なんとかホテルというたいそうな名前のホテルを予約しいざ行ってみたら、廊下はきしむしエアコンは効かない、トイレは共同というとんでもないホテルでがっかり。でも部屋から見える花火がきれいだったかな。それから、北茨 城の民宿に泊まった次の日の朝、テーブルの上に置きっ放しにしておいたコーラを飲もうとしたら大量の蟻がコーラ缶にへばりついていたこともありました。また、ホテルについていざ泳ごうかと思ったら、息子が熱っぽい。測ってみたら38℃。でも息子は海に行きたいとだだをこねるので、ま、いいかとちゃぽちゃぽさせて、夕方宿に戻りもう一度測ったら平熱に戻っていた、なんてこともありました。
 時系列はいい加減ですが、どんなことがあったかということは鮮明に覚えています
 でも、息子や娘に「こんなことがあったよね・・・・」という話をしても「・・・・そうだっけ?」とつれない返事しか返ってきません。子どもの思い出作りにどっか連れて行ってやらなくちゃ・・・・という大義名分で海だランドだキャンプだホイとあちこち飛び回っていた夏休み。今にして思えば親の思い出作りであったのかもしれません。

 先日、白鴎大学の創立100年記念式典の中で、本学の副学長、北山修先生の記念講演を聴く機会を得ました。私どもの世代では、精神科医の北山先生と言うよりフォークルの北山さん、あのすばらしい愛をもう一度の北山さんといった方が通りがよいと思いますが、今回は精神科のオーソリティとして「日本の母子像について」というテーマで講演されました。お話の中で私が印象に残ったのは、・・・・日本の浮世絵の中には結構母子を描いた作品が多い。で、母子のどんな姿を描いているかというと、例えば猫、例えば蛇の目傘にあいた穴、例えばおぼろ月など日常どこにでもあるようなものを二人で共に眺めているシーンが多い。北山先生はこれを「共視」とおっしゃっているんですが、「共視」をすることによって、この母子の間で言葉の伝え合いや文化の継承ができる。そしてもう一つ大事なことは同じものを眺めている二人の間には愛がある・・・・という部分です。
 この要約が先生のお話の意図を十分に伝えているのかどうか少々不安ですが、私が思ったことは、たとえうちの子どもたちが幼い頃海に行って熱を出したことや蟻入りコーラを飲もうとしたことを覚えていなくても、そのとき父母子が同じ蟻を見た、同じ体温計を見た、そして、♪同じ海を見て美しいと言った家族の心と心は今もまだ通ってる♪(ご存じの方は「あの美しい愛をもう一度」のメロディで口ずさんでみてください)、つまりあの夏休みに家族が同じものを「共視」でき、愛を実感できたのは紛れもない事実だということです。

 皆さん、この夏休みご家族で同じものをたくさん見てたくさん語り合い、そして愛を感じてみてください。




園長からのメッセージ 2015年7月号


ディズニーランドに学ぶこと


 6月19日(金)、私は以前の勤務先でもある総合教育センターで開催されたトップセミナーという研修会に参加してきました。講師は、(株)オリエンタルランドマーケティング部国内グループ、平たく言うと東京ディズニーランド・ディズニーシーの管理職の方です。演題は「東京ディズニーランドサービスの経営理念と組織づくり」・・・・。「幼稚園の園長がディズニーランドに学ぶことがあるのだろうか。」という疑問と好奇心を半分ずつ持って懐かしの総教センターに向かいました。
当日の講師はマーケティング部教育担当という教育関係者にはあまりなじみのない部署の課長さん。私は、座学の研修会では7割方途中で意識不明になってしまうのが常です。今回も前の方に陣取ったにも関わらず舟を漕いだりしたらまずいよなと思いつつ2時間の長丁場に臨みました。結果は・・・・・・・・意識不明になるどころか、目をらんらんと輝かせて話に聞き入る私の姿に自分ながらびっくりしてしまいました。 どうして眠くならなかったのか?それは、ディズニーパークの基本理念やその理念を具現するための行動基準が幼稚園に相通ずるものが多く、聞いているうちに「業種は異なっても根っこは同じなんだ。」と意を強くする場面が数多くあったからです。
講師によると、ディズニーパークではゲストの皆様に「happiness(幸福)を提供する」ことを基本コンセプトにし、その具現のためにSCSEという4つの鍵を設けたんだそうです。
 それが、
 1 Safety(安全)
  ゲストにとって第一に優先するのが安全であり、どの施設でも安全で安らぎを感じられる空間を作り出すことがキャストの役目である。
 2 Courtesy(礼儀正しさ)
  相手の立場に立った親しみやすいおもてなし。
 3 Show(ショー)
  パーク内のあらゆるものがテーマショーという観点から考えられている。すべてのキャストがショーの一部であり、毎日が初演の気持ちを忘れずにショーを演じている。
 4 Efficiency(効率)
  キャスト一人一人が自分の役割を果たすとともにチームワークを発揮する。

 さもわかった風に描いていますが、実は2と4はどやって読むのかもわからず偉そうに語る資格はありません。しかし、このことは私がスタッフの皆さんに常々申し上げていること、そしてそれを受けてスタッフが日々の保育の中で常に心がけていることと同じだと確信したのです。例えば1の安全ですが、ゲストを園児にキャストをスタッフに言い換えるだけで本園の行動基準と全く同じになります。2は、相手の立場に立ってお話を聞こうという傾聴の心という点で一緒です。3は、人的にも物的にも魅力ある園環境をつくろうということ。4のチームワークはお互いに同僚性を発揮しながら保育に励もうということ。言葉は違いますが、お預かりしているお子さんの喜ぶ顔、楽しい時間、居がいのある空間,すなわちパークでいうところのhappinessを提供すべく4つの鍵を合い言葉に充実した日々を過ごしているはくおう幼稚園なのです。そして何よりも共感できたことは、講師のこんな言葉でした。
 曰く「この1~4の鍵は順番を入れ替えることはできない。たとえばショーを充実させたいから鍵の1番目にショーを持ってくるということもあり得ないし、もっと効率よく運営したいがために効率を一番最初に持ってくることもない。常にSafetyが最優先されなければならない。」
 おっしゃるとおりです。子どもが安心して過ごせる園環境を常に心がけ、けがや事故のないように注意を払い、仮に保育中お子さんが調子が悪くなったような場合には(発熱や気分不良、けがなど)その状況を見極め、手当をする、休ませる、お迎えを要請する、医療機関に依頼するなど適切な対応に心がけること。つまり園でもSafetyが最優先されてこその保育であると考えております。

 さて、早いもので9月上旬すなわちあと2ヶ月余で、入園説明会を皮切りに次年度入園に関する手続き等が始まります。
 本園は、次年度もこれまでと同じ幼稚園の携帯を継続する予定です。したがって、保育の内容、保育期間・時間、その他ほぼ本年度同様であるとお考えください。詳細については後日HPやら通知等によってご案内いたしますが、何より大事なことはディズニーパーク同様「本園は常に子どもと共にあり、お子さんと共に喜びや楽しさ、充実感を味わう。そのために安全・安心を第一に、傾聴し受容し、魅力ある環境整備に努め同僚性の発揮しながら子ども理解に努める」ことをスローガンにしていく」ということです。
研修会の報告復命をするつもりで打ち始めたこの原稿ですが、いつの間にか入園に向けてのPRみたいになってしまいました。でも、そろそろそういう時期なんです。本格的な入園のご案内は近日中にいたしますのでご期待ください。




園長からのメッセージ 2015年6月号


ランチ試食会で


 5月25日(月)、けやきの会主催によるランチ試食会が開催されました。
 今年の試食会は例年に比べて参加人数が多く、総勢40名以上の方がお集まりになったので、いつもお借りしているライブラリー研修室では収容しきれず、ひろびろホールが会場となりました。けやきの会役員の方々は例年と勝手が違い、計画・準備・会場設営と大変な思いをされたと思いますが、そんなことはおくびにも出さないで笑顔でがんばってくださいました。役員さんの活躍ぶりを見ているうちに、4年前、前任の大塩園長先生から本園園長を引き継ぐ時に「何がすばらしいって保護者の方々の協力の姿勢、意識の高さは半端じゃないよ。」と言われたことを思い出しました。おっしゃるとおり!!計画立案・準備・後片付け・・・・すごく大変であったろうに「集まってくださってありがとうございます。」という謙虚な姿勢で臨んでくださっていた役員の皆さん、そして試食会に参加され、和やかに談笑し、素敵な時間を提供してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 保護者の皆さんの意識の高さを感じた出来事はこれだけではありません。
 これも今日のお話ですが、ダンスの課外活動の第1回目が実施されました。園から事前に「できるだけ活動を見守ってください」というお願いをいたしましたところ、多くの保護者の方々が活動の始まりから終わりまでごらんになってくださいました。また、ご用があって見守りができない方も事前に連絡を下さるなど、皆さんの協力的な姿勢にかえって恐縮してしまいました。これも園の要請に協力してくださる姿勢を持ち、子どもたちをみんなで育てていこうという意識があればこそだと感銘を受けた次第です。

試食会の折、近くにお座りになった保護者の方々といろんなお話をしました。まず我が娘の結婚式の話。実は誰でもいいからお話ししたくてうずうずしていたんですが、「園長先生、結婚式はいかがでしたか?」と保護者の方の方から話題を振ってくれたので、渡りに船という感じでウエディングドレスの写真やらバージンロードを二人で歩く写真やらを大サービスしてしまいました。皆さん聞き上手で、私はとても満足。
 それから、朝食についてひとしきり話題になりました。「朝はなかなか食べてくれない。」というお母さん。また別のお母さんは「うちでは起きるとすぐにおなかが空いたと言うんですよ。」とおっしゃる。またあるお母さんは、「○○はパンかご飯か食べたい方を選んで食べています。」とも「◎◎はご飯に何かかけないと食べてくれない。」とおっしゃる。それぞれ家庭の事情はことなるけれど、揺るぎない共通の事実は「みなさん,家族のために朝ご飯を作っている。」ということです。  以前、ある小学校の保健室の先生が、熱中症になった子を調べてみると朝ご飯を食べていない子が多いというお話をしてくださいました。理由は、朝ご飯を食べていないことによるカロリーとか体力の問題ともう一つは朝ご飯と一緒に摂取するみそ汁であったりお茶であったり、要するに朝を抜いてしまうと昨夜から一滴も水分も摂っていないということになり、その結果熱中症になりやすいんだというお話でした。

 ところで余談。私は朝はパンを食べたい派であります。ホテルブレッドをこんがり焼いたのにスライスチーズを乗せて・・・・。コップ一杯のジャージー牛の生乳と薄切りのローストビーフを3切れ。それからトマトとルッコラのサラダ・・・・という朝食に限りないあこがれを抱いているのです。
 パンと言えば、益子町の町中をちょいと外れたところに「えみぱん」という小さなパン屋さんがあります。1年ほど前に移築し少しは広くなったのですが、私がよく行くペニーレイン鶴田店などと比べると、店はちっこいしパンの種類もそれほど多いというわけではありません。でも益子に行った時は必ず立ち寄りコッペパンを買うのが楽しみになっているのです。
 断っておきますが、私はえみぱんの回し者でも親類縁者でもありません。
 でも、あそこのコッペパンは小ぶりでふっくら。なにより、パンを半分に切ってもらい、中に入れるものを考えている時、(まず定番はピーナッツバターだよな、ホイップクリームとあんこの組み合わせも捨てがたいし、あのリンゴジャムは他ではなかなかないからなあ・・・・・・・・)と思い悩んでいる時の私は夢見るおじさんの顔になっているかもしれません。
ま、私がパン好きなのはどうでもいいことですが、パン派であれご飯派であれ、本園の子どもたちは毎日、朝ご飯を食べているという当たり前の幸せを享受していることがわかって、私にとってとても有意義な試食会でありました。




園長からのメッセージ 2015年5月号


スタートから一ヶ月 子どもたちは・先生方は・・・・


 最初に・・・・・・・・
 先月号で、斎藤工とか新垣結衣についてお話をすることで園長便りを締めくくりましたが、あれはあの場を盛り上げようとした苦し紛れの方便。私は、斎藤さんが「1988年生まれで身長が183cmあって、最近はドラマ『医師たちの恋愛事情』主演している」(Wikipediaによる)ことも知りませんでしたし、新垣さんが「モデル(ニコモ)オーディションに応募しグランプリを獲得。ニコラ(女子小中学生向けファッション誌)では『伝説の卒モ』と称している」(これまたWikipediaによる)ことも知りませんでした。いくら場を盛り上げるためとはいえ大嘘をついたことを心からお詫び申し上げます。

 さて、気を取り直して
 平成27年度がスタートしてから一ヶ月が経とうとしています。4月13日~15日に行われた保育参加並びに懇談会でお子さんの様子などおわかりいただけたとは思いますが、今回は新しい先生、新しいお友達の中で子どもたちはどんな生活をしているか、園長目線で少しだけ紹介していくことにします。
 紹介といっても新しい編成になったばかりなので、まだまだ把握し切れていないことが多いのですが、まずそらさんは千佳先生の優しさの中にもぴしっと芯の通った指導の下、先生のお話を自分なりに理解しながら「みんなで」行動できるようになってきました。京美先生はそら組さんとは昨年度からのおつきあい。一人一人の子どもの個性をちゃんと見ながら的確な支援をしているのも心強いところです。
 にじさんは編成したてのクラスということもあって、まだ少し緊張したり様子を見たりしているようなところもありますが、悠佳先生・風子先生という明るいキャラクターが自慢の担任の下、新しいお友達と仲良く遊んでいる姿も見えてきました。美香先生は事務のお仕事もしているのですが、要所要所で「ちょっとにじさんを見てきますね。」といって活動や個別指導の支援にあたる、そのタイミングが絶妙です。
 かもめさんは集団で行動することが難しいのか自由気ままに行動したり、友達とつきあうスタンスがわからない子もいたり、これからって感じです。でも、ぐずっている○○ちゃんに綾子先生が寄り添ってお話を静かに聞いている。智代先生は園庭に出てしまった△△ちゃんとお話をしながら一緒に戻ってくる。園庭では泰子先生がよく通る声で「◎◎ちゃん、一緒にお片付け手伝って。」と子どもが「その気になる」声かけをしてくれています。
 23日はおひさまクラブの入会式がありました。週1回・週2回と登園回数は少ないものの初めて幼稚園デビューするおひさまの子どもたちそして保護者の皆様も多少の不安感と緊張感を持っていたようでしたが、昨年度に引き続いておひさま担当になった友貴先生と博美先生の簡潔で具体的説明や子どもたち一人一人を見つめる優しいまなざしと微笑みに接し安心したようです。
 本園には子どもたちが安心して生活できるよう、側面から支援する自慢のスタッフがたくさんいます。
 まず、事務の陽子先生。各種調査、集金、保険、大学、県や市との連絡調整等々、事務の仕事は多種多様です。美香先生と連携をとりながら膨大な文書を粛々とやっつけていく姿は頼もしい限りです。
 そしてお預かりの洋子先生。午後2時前に満面のスマイルでやってきて、午後6時までお預かりの子どもたちと一緒に楽しく遊んでくれています。子どもたちが「今日はお預かり!!」と嬉しそうに言っているのは、ひとえに魅力的な洋子先生の存在があるからだと私は確信しています。
 そしてドライバーの鈴木さんと小野さん。園バスの安全運転はもちろんですが、子どもたちから鈴木お兄さん小野おじさんと呼ばれ、親しまれているのはお二人の人柄であろうと思います。ことに鈴木さんは園庭の環境整備の立て役者です。「これは子どもたちにとって危険ではないか。」という視線で園内環境をくまなく点検し、可能なことは鈴木さん自身が修理修繕し、そうでないことは園長に逐一報告してくれる。園内の安全安心を第一に考える園長としては大変ありがたい頼りになる存在です。
 園のお隣にあるおもちゃライブラリーには、たまみ先生と聡子先生が幼稚園の活動を外から見守り、オープンディには子どもたちを遊ばせながら直接指導もしてくれる、これまた頼りになるお二人です。

 こういった恵まれたスタッフに囲まれ、子どもたちは少しずつ社会性を身につけ集団生活になじんでいくことと思います。慣れるまで、落ち着くまで多少のトラブルはあるかとは思いますが、根気よく指導支援してまいりますので、長ーい目で見てやってください。






昨年12月号で紹介したイチゴです
寒い冬を乗り切り、白い花が咲きましたよ




園長からのメッセージ 2015年4月号


平成27年度がスタートしました


 白鷗大学はくおう幼稚園の長い歴史の中で、異動や退職が一人もなく、昨年度と全く同じメンバーで臨むという年はあったでしょうか?少なくともこの3年間では初めてのこと。ということは、歓送迎会はナシ。あのイタリアンのお店でおいしいパスタや*ピッツアが食べられないんだなという一抹の寂しさもあります。でも、気心の知れた仲間で引き続き子どもたちの保育にあたれるのだという喜びの方がパスタやピッツアを上回るのは当然のことで、保護者の皆様も安心して登園させることができるのではないかと思っております。
今年はそら組さんが1クラス、にじとかもめ(ぴよぴよさんも含む)が2クラスの計5クラス。それからおひさまが月木コースと水コース、昨年と全く変わらず実施して参ります。
 それでは本園が誇るスタッフをご紹介いたします。


  さて、本園では、毎年「幼稚園経営基本計画」を作成し、その中に
  ・教育目標(目指す園児の姿)
  ・目指す園のすがた
  ・今年度の努力点
  ・職員としての心構え
などを掲げてその具現のためにがんばっております。毎年同じことの繰り返しでもう聞き飽きたとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、年度当初の園長所感ということで少々おつきあいください。
 まず、目指す子どもの姿として
 ○元気で明るく友達と楽しく遊べる子
 ○思いやりを持ち、心身ともたくましい子
 ○自主性を持ち、最後までやり抜く子
を掲げ、発達段階ごとにこのめあてを具体化して取り組んで参ります。
 次に目指す園の姿ですが、キーワードは「子どもたちに自己存在感や自己有用感を味わわせること」と「信頼関係の構築」です。そのためには子どもたち一人一人が自分の存在の重要性に気づかせる場や機会をたくさん作り、その子の良さや成長を認め励ますこと、そしてそのことを保護者の皆様にお伝えすることが大切だと考えております。
それから職員としての心構えのキーワードは「同僚性」です。それぞれのスタッフが担任や担当を抱えてはおりますが、「この子はにじ組だから・・・・」とにじ担任に任せっきりにするのではなく、どんなことでも情報を共有し、担任担当を中心としながらもみんなでよってたかって取り組んでいく、そういう姿勢を私は同僚性と呼び、園経営の柱にしているところです。

 以上、年度当初の園長の所信表明でしたが・・・・・・・・あまりにまじめな内容になってしまいました。
 私が好調な時は軽妙な筆致?と時代に即応した内容?で皆様を楽しませることができるのですが、今回(4月1日現在)私は、首の周りに湿疹、加えて頭皮の奥の方に炎症ができてしまい痒かったり痛かったりで絶不調の中でこの原稿を打っております。皮膚科でアンフラべートとかいう外用薬の軟膏とローションをもらってきたのでそのうち治るとは思いますが、「いかに楽しく愉快な文章に仕上げるか」をコンセプトにしている私にとって、今回のお便りは堅苦しいことになってしまい残念でなりません。来る5月号においては、炎症を完治させた上で、保護者の皆さんの関心が高いであろう斎藤工や新垣結衣などの話題を織り交ぜながら楽しい話題を提供したいと考えております。乞うご期待!!

*ピッツア:園長がサンドウィッチマンのファンであることにより、ピザでなくあえてピッツアと表記した。




園長からのメッセージ 2015年3月号


そら組さん


 最近びっくりしたことが2つありました。
 一つは、ハンドベルコンサート。もう一つはお茶の会のときのことです。
 びっくりしたのは、そら組さんの態度です。
 ハンドベルコンサートが始まる前、私は子どもたちよりも先に会場に入り、学生さんたちの若々しい姿に見とれておりました。開演前、最初に入ってきたのはそら組さんです。入場してから自席に座るまで、一言もおしゃべりもせず静かにしていました。一言もしゃべらないんですよ。すごいと思いませんか?
 もう一回は、結城先生によるお茶の会の時のことです。
 あと2・3分で11時、そろそろ活動開始の時間です。ひろびろホールへ歩を進める途中、話し声・物音一つ聞こえてこないので、「ああ、まだそらさんは来ていないんだな。」と思いながらホールに入ったらなんと、そらさんは静かに並んでお茶の先生の指示を待っていたのです。
 もちろんお茶の会でも表千家の作法についてレクチャーを受け、神妙にお茶を楽しんでいました。その姿のかわいらしかったこと!
 私はそらさんとは年少の時からのおつきあいですが、〇△ちゃんが、◎◇ちゃんも・・・・、無言で正座して、しかも懐紙を横においたりして作法通りお茶している!!・・・・・・・・
感動しちゃいました。
<写真:懐紙を上手に扱ってお菓子を食べようとするそら組のよい子たち>
 そらさんはあと1ヶ月あまりで小学校に入学します。集団の中の自分がどうあるべきか自覚が芽生えてきたのでしょう。加えて、私が常々申し上げている自己存在感という言葉を彼らなりにわかってきたのかな。

 そら組のよい子を見ていたら、私が小学校に勤務していた時のことを思い出しました。
 あれはPTA総会の時のことでした。式次第にのっとり会長さんが挨拶をされ、総務や会計さんがそれぞれ昨年度の事業報告・決算報告などをされている間中、会場の後ろの方でぺちゃぺちゃしゃべっている方がいらっしゃいました。それがあまりに目に余ったので、ついには教頭先生が「ちょっと静かにしていただけませんでしょうか。」とたしなめた、そんな場面に出くわしたこともありました。
 授業参観の時も同じようなことがありました。保護者の皆さんはお子さんの授業を見に来た(と私は理解しているのですが)はずなのに、教室には入らず廊下で声高に雑談にふける方がいらっしゃいました。これでは子どもも授業者も集中できないし、まして自己存在感など味わえるはずもありません。

 先ほど申し上げましたが、私は日頃からスタッフの皆さんに、「子どもたちに自己存在感を味わわせることが大事だよ。」ということをお話ししてきました。私流の勝手な解釈かもしれませんが、自己存在感とは「自分という存在が相手に認められていると感じること」で、自己存在感を味わわせるためには、何よりもまず「相手の話をちゃんと聴く」ことが大切さだと思っています。我がスタッフは、園長の思いを受け子どもたちや保護者の皆さんのお話を傾聴し、子どもたちもスタッフの姿勢に感化されてきたんだろうな、手前味噌かもしれませんが私はそう思っております。

 来る4月9日木曜日、小山市内の小学校は一斉に入学式を挙行します。
 はくおう幼稚園の子どもたちは全部で15校の小学校に入学する予定です。〇△ちゃんや◎◇ちゃんの勇姿を見に、「できたら全部の学校をまわりたいよねー。」そらの担任とそんなお話をしている今日この頃です。




園長からのメッセージ 2015年2月号


かわいい教え子たち


 1月3日。私の教員生活最後の教え子たちの同窓会が宇都宮のホテルで開催されました。
 ちなみに、私の教え子ですが、最年長は56歳。今回招かれたのは一番若い世代の41歳。これでは園のスタッフから時々「ほらほらおじいちゃんは無理しちゃ駄目ですよ。」と労っていただいたり、かもめの女の子が私とお話ししている時に「ね、園長先生」というつもりが、「ね、おじいちゃ・・・・」と言い間違いしたりするのも至極もっともなことです。
 話を元に戻しますが、U大学教育学部附属中学校昭和63年度卒業生のよい子たちはずいぶんと大人になっていました。「明日子どもの高校入試なんです。早起きしなくちゃ」といった直後に水割りを飲み干しているY子ちゃん、「ホントは国語の先生になりたかったんだけど」といいながらも事務職でがんばっているH子ちゃん、おいしい京料理割烹の女将をやっているY美ちゃん、インテリアデザイナーの資格を取ろうとがんばっているCちゃん、菓子問屋の社長をやっているK郎君、高校の英語の先生T君、毎朝毎夕新聞配達をがんばっているB君、イベント会社を起業しアンパンマンなどを呼んでいるK一君、何と我が家の近くに住みS病院の消化器内科で勤務医をしているM子ちゃん、世界一正確な計測機器を作ったと誇らしげに話してくれたK苗ちゃん・・・・。あの頃、私は決していい担任とは言えませんでしたが、25年たった今でも懐かしげに当時のお話や今がんばっていることなどを生き生きとお話ししてくれる彼らを前に(教員でよかったなあ)とつくづく感じたことでした。

 当時、附属中では、色別対抗の運動会と合唱コンクールに異常な盛り上がりを見せていました。
 色別対抗運動会というのは、各学年4クラスずつあるんですが、1組が黄色、2組が紫、3組が緑、そして我が4組が紺青(こんじょう)と学年縦割り。3年生がリーダーとなって各種目で得点を競う運動会です。高さ4メートルはあろうかというばかでかい団旗を作り、各色ごとの応援歌を声を枯らして歌い、各種目では学年を超えて応援する。その最後の運動会で我が3年4組率いる紺青チームが優勝しました。優勝が決まった瞬間は狂喜乱舞、涙と歓声、それはそれは熱狂的でありました。
 また、合唱コンクールも熱の入れ方が半端ではありません。昼休み、放課後、学級活動、道徳・・・・ありとあらゆる時間を使って練習に励みました。我が4組はS君の名伴奏のもと、混成4部合唱「大地讃頌(さんしょう)」を熱唱し、見事優勝してしまいました。あの歌声は今でも鮮やかによみがえってきます。
 このような現象や結果だけ見ると、担任のリーダーシップが功を奏したように思われがちですが、実は私の力量不足から、結果として学級内にいろんな問題を抱え、それがうまく解決できないまま卒業に至ってしまったなあという忸怩(じくじ)たる思いが私の中にずっとありました。  でも、25年ぶりに会った4組出席番号11番のCちゃんの「先生に会えると思って川崎からやってきた!」という一言が私をどんなに励ましてくれたか。

 さて、はくおう幼稚園では・・・・・・・・
 日々の保育が一段落ついた昼下がり、お茶を喫しながらスタッフ同士の雑談が始まることがあります。話題は「消費税増税に伴う今後の消費活動の在り方」について。または「現在のような混沌とした社会の中で生き抜くためには、自分なりの生きがいを見つけることが大切である」など。・・・・・・・・ま、平ったく言えば、近くのスーパーの安売り情報とか嵐のドームコンサート報告なんですけどね。
 でも、そういう雑談の中で必ずと言っていいほど話題になるのが、「この間○△ちゃん(卒園児の名前)を見かけたよ。ずいぶん背が伸びたねー。」とか「△□ちゃんが持久走大会で2位になったんだって。がんばってるよねー。」などなど卒園児のことです。話す方も聞く方も教え子の成長ぶりが嬉しくてたまらないって感じでにこにこ笑顔です。はくおうの子どもたちは、卒園してからもその成長ぶりに目を細める優しいスタッフに恵まれているんですね。
私の教え子は中年まっただ中。スタッフの教え子はまだ小学生。年齢は親子以上の違いはあるにしても、「かわいい教え子」という括りで間違いはなさそうです。

 そういえば、5月上旬、今度は私がK分寺中に勤務していた頃の教え子(今年で50歳)の同窓会があるという連絡を受けました。どんな話が飛び出すやら、今から楽しみです。




園長からのメッセージ 2015年1月号


平成26年 重大ニュース!!


 ♪好きよ あなた 今でも い~までも
   暦は もう少しで 今年も 終わりですね♪

 ご存じ、吉幾三の名曲「雪国」の出だしの部分。この歌を気持ちよく歌えるとしたら、なかなかの渋好みなお方と拝察いたします。私は、演歌はあまり得意ではありませんが、この歌とオヨネーズの「麦畑」なら気持ちよく歌えます。
 この歌詞にもあるように、今年ももう少しで終わろうとしております。
 好きなあなたがいようといまいと、その人を追いかけて雪国に行こうと行くまいと、ともかく年齢を重ねれば重ねるほど1年のたつのが加速度的に速くなってきます。保護者の皆様もあと30年もすればそれが実感としてわかるのではないかと。
 さて、皆様にとって平成26年はどのような年であったでしょうか?}
 2回もどか雪が降り、家を出るのにも四苦八苦した2月。そら組のよい子たちを涙と笑顔で送り出した3月。 新しい子どもたちと新しいスタッフを迎えて意気揚々と船出した4月。初めて大相撲を枡席で観戦した5月(個人的な話でごめんなさい)。子ども子育て新制度の施行を控えてこれからの幼稚園の在り方に頭を悩ませた6月7月8月9月・・・・。10月、台風18号・19号来襲のわずかな隙を狙って穏やかな天候の下盛大に開催された運動会。そして先日のおゆうぎ会。いろんなことをやりました。いくつかの課題はありましたが、その都度大きく成長した子どもたち。
 とまあ、いろいろなことがあった今年でしたが、今年も、「年末恒例の私が選ぶ平成26年重大ニュース!!」を考えてみました。
 個人的なことでぜひ入れたいうれしいニュースもあるのですが、それはおいといて・・・・。
 まず一つ目は、やはり子ども子育て新制度に向けて本園はこれまでどおりの私学助成幼稚園を選択したこと になると思います。(一気に話がカタくなることをお許しください。私の話っぷりの特徴なんです。)これは本園だけではなく、全国どこの幼稚園にとっても最も大きな課題であると思います。ご存じかもしれませんが、新制度の下、27年度中に幼保連携型認定こども園になる幼稚園は小山市内で2園。1年様子を見て28年度からこども園になろうかなと思っていた園も多いことと思いますが、消費税が10%になる時期が1年半延期されたことによって、今度は新制度の財源はどうなるのかが不透明になってきたため、28年度中にこども園になってもいいのかなという迷いも出てきている・・・・。なかなか頭の痛い課題です。来年もしっかり勉強しなければなりません。
 次に二つ目は、子どもたちの成長です。一日一日を見ていると成長にはなかなか気がつきませんが、例えば、1年前のAちゃんの様子について書かれたメモと目の前にいるAちゃんは明らかに違っている。落ち着きがなくあちこち出歩いて先生をてんてこ舞いさせていたあのAちゃんが、今日のドキドキDayでは落ち着いて座ってケーキ作りをしている。「ママがいい(T_T)」といつも泣いていたBちゃんは、お友達の先頭に立って駆け回っている。行事に緊張しながらも参加しその楽しさや充実感を味わう中で、また日常生活では、お友達の中で支えられたり支えたりケンカしたり仲直りしたりする中で生きる力を身につけてきたのでしょう。「日々是成長」という書でも書いて玄関前に貼り出したいくらいの成長ぶりです。
 重大ニュースの三つ目はけやきの会役員をはじめパーティ班・アルバム班、それから各行事の時のお手伝いをしてくださった皆さんなどの協力・支援です。
皆さんがいらっしゃらなかったら、協力してくださらなかったら、運動会もおゆうぎ会も夕涼み会もお餅つきも、そして卒園時のすばらしいパーティだって記念アルバムだって、どうにもならなかったでしょう。皆さんの創意工夫や前向きに取り組んでいる姿勢に私たちスタッフも大いに学ばせていただきました。
 次に4つ目は、個人的なことで恐縮ですが、実は・・・・
 あらあら、紙面が尽きてしまいました。この続きは27年の12月号にまわしたいと思います。・・・・・・・・覚えていたらの話ですけど。

 では、よいお年をお迎えください。




園長からのメッセージ 2014年12月号


雑感


 先日、あるメディアの相談コーナーに、小学校1年生の娘を持つママからの相談が載っていました。
 「娘が数人の友人と最近転校してきた同じクラスの女の子の家に遊びに行った時、その家のママから靴の脱ぎ方やおやつを食べる時にはいただきますを言ってから食べないといけないことなど注意をされた。初めて会った他人の子どもにそこまで注意をしなくてもよいのではないか。」
 という内容で、それに対して、それくらいの注意は当たり前という意見が大半を占め、相談者のお考えに同感という回答はほとんどなかったようでした。皆さんはどうお考えでしょうか。
 似たような(似てるのかな、よくわかりませんが)お話をもう一つ申し上げます。我が娘の話です。
 ある時、コンビニの駐車場にたむろっていた数人の中学生男子がたばこをふかしていたそうです。娘はそれを見るや否や、つかつかと彼らに歩み寄り「あんたたち中学生でしょ。今からたばこなんか吸っててどうすんの!やめなさいよ!」と一喝しました。すると娘の剣幕に押されたよい子たちはたばこを吸うのをやめ、すごすごと退散したそうです。「知っている子なの?」と問うと「知らないよ(^-^*)」という返事。「何だよ、ざけんなよ。」などと反抗されたらどうすんの?という言葉を途中で飲み込み、娘の父は「たいしたもんだ。」ととりあえず彼女の勇気を賞賛しました。
 今度は真逆のお話をします。
 私がF町の教育長であった頃、ある校長先生からこんなお話を聞きました。
 ある日曜日の夕方、たまたま出勤していた校長先生が学校にかかってきた一本の電話を受けました。どんな電話かというと、学区内の公園に小学校低学年の子が一人で遊んでいるのを見かけた近所のおじさんからのお叱りの電話で、「こんな時間に子どもが一人で遊んでいるのは危ない。学校はどんな指導をしているのか。学校はその子に早く帰るように指導してほしい。」という内容だったそうです。私はその校長先生に、「知らないおじさんが声をかけると怪しまれるから学校に声をかけたんじゃないんですか?」と言うと「だって教育長先生、その方はその子の近所の方で名前も知ってるし面識があるんですよ。」とため息まじりにこう続けました。「そのおじさんが一声かけてくれればそれで済む話なのに・・・・」
 さてさて、皆さんは以上のお話についてどのような感想を持たれましたか?
 ・ヘタに関わり合いを持つことは賢明ではない。・・・・確かに周りとコミュニケーションをとりにくい世の中となってきています。
 ・残念だが、地域の教育力が低下していることは確かだ。・・・・確かにご自身がその子に注意すればそれで完結する話かもしれません。
などなどいろんな感想がおありでしょう。ここで、その行動の善し悪しについて論じるつもりはありません。家庭教育とか地域の教育力とかあるいは身の安全を図ることなど様々な観点から考えていただければうれしいです。

 さて、先日、本園にイチゴ畑ができました。
 ある保護者の方から「知人の吉澤さんという方が、本園にイチゴの苗をお配りしたいというお話があるんですが、いかがでしょうか?」というお申し出をいただきました。もちろん当方には異存などありませんので、「ぜひお願いします。」と申し上げました。
 ところが、私はイチゴといえば赤くて甘い大ぶりのとちおとめに相好を崩してかぶりつくくらいが関の山で、苗を植えたり育てたりしたことはありません。そんな私ですから苗をどうやって植えたらいいのか思案しておりましたら、先日、お二人が苗とスコップと鍬を持ってきて、何と畝を作り肥料を施した上、土が霜でやられないよう落ち葉を敷き詰めて苗を植えてくださいました。お二人の子どもたちを思う優しさにあらためて感謝申し上げます。
 お話によると、5月頃おいしいイチゴの実が熟する予定です。
 そしたら子どもたちやスタッフには赤くておいしいところを自然のまま味わってもらい、私は練乳をたっぷりかけて食べたいと今から舌なめずりしているところです。




園長からのメッセージ 2014年11月号


中教審答申に思ふ


 のっけからかたいお話で恐縮ですが、10月21日、中央教育審議会が小中学校の「道徳」を教科にすることについて文部科学大臣に答申したというニュースがありました。
 皆さんも小中学校時代、週1回道徳の時間があって、担任の先生が感動的な話やら日常起こりそうな話を読んで、そのことについて話し合うという授業を受けたことと思います。私も中学校の教員であった頃、朗々と資料を読んだ後、「あのときマッサンはなぜエリーのことをかばってやることができなかったのかな?」とか質問しても一向に反応してこない生徒に業を煮やし、「どんなことでもいいから話してごらん。」などと働きかけ、それでも発表しようとしないので、前から順に指名してゆき、「考え中でーす。」とか「わかりませーん。」とか言われた苦い経験を持つ者であります。
 自分に道徳を指導する力がないことを棚に上げて「だから道徳って無駄なんだよ。」などとほざき、「協力する心を養う」ために道徳の時間にバレーボールをやったり、「目標を実現するために努力することの大切さに気づかせる」ために合唱コンクールの練習に振り替えたりして、これこそ実践的な道徳の時間だとのたまっていたこともありました。
 今度、道徳が教科化された背景には、いじめ問題に代表されるように、児童生徒の心の在り方について様々な課題が顕在化する中、道徳を通して主体性や命の大切さ、勤労、畏敬の念・・・・を学んでいこうという思いがあると考えます。





 去る10月11日、はくおう幼稚園大運動会が挙行されました。前の週には台風18号 のため休園を余儀なくされ、続いて19号が上陸をするか、という合間を縫っての運動会で したが、幸い穏ーやかな天候に恵まれ、笑顔いっぱいの運動会になったと思っています。でも、練習が始まってまもなくの頃、担任やアシスタントの先生の指導を見ていたら、これは大変だなあ!と思う場面がたくさんありました。笛吹けど踊らず、聴く耳持たずの子どもたちを根気強く励ましたりほめたりしながら指導する先生方。でも、そのうち何とか様(さま)になり、運動会当日にはすばらしいパフォーマンスをしてくれました。そこに至るまでに一体何があったのでしょうか?
 運動会の練習を見るたび私がなるほどなあと感心することは、そら組のダンスをにじさんが見て拍手をしたり、それに対してそらさんが「見てくれてありがとう。」と言ったり、互いによさを認め合い、感謝し合う場を設けてくれていることです。先生に励まされながら指導されることも上手に踊れるようになる手立てですが、それよりも「そらさんから拍手された。」ことの方がにじさんやかもめぴよぴよさんのモチベーションを高めることになるのだろうと考えます。
 そしてもう一つ、今年もそら組の演技は圧巻でした。バルーンの演技では、もっと高く、もっとリズミカルに、もっと一体感を出して、という指導者の要求に応え、誰一人としてふざけることなく、協力しながら真剣に演技する姿は感動的であり、保護者やスタッフの中にも「よくぞここまで」と、涙を流して見入る方が何人もいらっしゃいました。また、リレーでは、会場の大きな大きな声援を受け、懸命に走りバトンをつなぐ姿に私は見とれてしまいました。そんなそらさんの姿を見て、にじさんもかもめさんもぴよぴよさんも何か心に響くものがあったのでしょう。ハッピーデーもきらきらキラーもとっても上手に踊れていました。
 私は常々、幼稚園では集団生活に慣れ社会性をはぐくむことができればいいなと思っています。でも、運動会の練習や本番の様子を見て思ったのは、集団生活の在り方や社会性のみならず、先輩の良さを見習おうとする、大げさに言えば畏敬の念であったり、感謝の心であったり、協力することの大切さであったり様々な価値観を学ぶことができているんだなということです。
 これから、お芋掘りや小遠足そしておゆうぎ会と様々な行事があります。そんな中で、いえ、そういった活動だけではなく、日常生活の中でも子どもたちは今後義務教育課程で学ぶであろう道徳的価値観に直面し、考え、そして身につけていくのであろうと思います。

・・・・・・してみると、私の合唱コンクールやレクレーションを素材にした実践的道徳もあながち間違いではなかったのかな?




園長からのメッセージ 2014年10月号


傾聴すること


 前月号で紹介いたしました入園説明会、9月13日(土)と19日(金)にたくさんの皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。
 お迎えする側としても、かなり気合いの入った説明ができたかなと自画自賛しております。
 10月1日(水)から小山地区では願書受付開始となりますので、どうぞよろしくお願いします。
 そうそう、10月11日(土)は本園の大運動会。次年度入園予定の皆様にも是非ご参加いただきたく、園スタッフ一同首を長くしてお待ちしております。
 さて、説明会の折にも、相談コーナーを設けて、バスコースや子育て等々保護者の皆様のご意見や疑問などについてお話を伺うことができました。時間が短かったので満足できる話し合いが成立したかどうかわかりませんが、もしわからない点などありましたらご遠慮なくお尋ねくださいませ。

 ところで、私はスタッフに日頃から「傾聴すること」の大切さについてお話ししております。言い換えますと、「受容的に」「相手の立場に立って」「共感しながら」お話を聴いてくださいねということを申し上げているのです。でも、肝心の園長にその「傾聴」ができているかというと、ちょっぴり怪しいところがあります。

 実は、私が「傾聴」という言葉を申し上げる時、いつも主治医のS先生のことを思い浮かべているのです。
 Sクリニックは、宇都宮の自衛隊駐屯地の近くにあり、開業されてからもう30年近くなるでしょうか。それ以前に先生が自治医大で勤務医をされている頃から診ていただいているので、先生とはずいぶん長いおつきあいになります。
 恥をさらすようですが、私は生来大変な心配性で、ちょっとした体の変化におろおろし、血液検査などの数値が少しでも悪いと青菜に塩状態になってしまうというていたらくぶり。そんな時、S先生はあくまで穏やかに、「これくらいの変化は想定内だから大丈夫!」と根拠を示しながらきちんと説明してくださる。時には「先生もいろいろと忙しいようだけど、その中でこれだけ頑張ってるんだからたいしたものですよ。」と私の立場に共感しながら励ましてくれたりもするのです。
 先生が患者さんに接する時はいつもニコニコしている。いろんな不安を抱えている患者に「ああ、それは大丈夫ですよ。心配ないよ。」とか「うん!じゃあこうしよう。そうすれば症状は改善されていくはずですよ。」と笑みを浮かべて言われると、「この先生に診ていただいてほんとによかった。」私を含めた患者の皆さんは心の底からそう思い、ますますS先生への信頼が増していくのを感じるのです。
 Sクリニックから帰る車の中、FKDやジョイフルホンダを左手に見ながらいつもこう思うのです。「自分もそしてスタッフも子どもたちや保護者の皆さんのホームドクターみたいな存在でありたい。」と。
 人間性、専門性、懐の深さ、判断力・・・・どれをとってもS先生とは勝負にはなりませんが、相手のお話を静かに聴くことはできそうだ。S先生のようにその場で根本的な治療方法・解決方法をお示しすることはできなくても、解決のための道筋や手段などを示すことはできるかもしれない。

来年からいよいよ子ども子育て支援新制度がスタートします。私たちはともするとその形であるとか体制であるとか、そっちの方に目がいきがちです。しかし、私たち幼稚園の職員がまずすべきことは「子育て支援とは・・・・」という本質論に立ち返ることだと思います。
 そしてその大きな要素として「傾聴すること」そして「傾聴することによって保護者と共に子育てについて考えること」があるように思うのです。

 はくおう幼稚園は、子どもたちや保護者の皆様と共にあることが「子育て支援」であると考えています。


園長からのメッセージ 2014年9月号


2学期が始まりました


 「園長せんせ、あのね。夏休み、海へ行ってきたんだよ。」
 「僕なんかね。おじいちゃんちで遊んできたんだ!」
 久しぶりに会った子どもたち、夏休みがどんなに楽しかったのか、私に懸命に伝えてくれています。スタッフも、U・S・Jでハリーポッター体験をしてきたとか、*S・R・Hでウオータースライダーを楽しんできたなど楽しげな報告を受けております。ただ、報告の後必ずと言っていいほど、「で、園長先生はどこかへ行かれたんですか?」と聞かれることが少々哀しいです。私だって、せめて*T・F・Lや*I・I・Pくらいには行きたかったところですが、娘は30を過ぎ、しかも千葉県の*N・Fに住んでいますし、息子は一緒に住んではおりますが、休みといえばでかいバイクの排気音を響かせて*D・T・Tへ行ってしまいます。だけど、迎え盆には久しぶりに家族4人揃って墓参りができたことが嬉しかったかな。

 その代わり、この夏私は、以前にもお話ししたかもしれませんが、佐野市郊外にある珈琲音というコーヒーショップに5・6回通いました。お気に入りの「○×△※ゲイシャ」というコーヒーをポットで頼み、昼時にはこんがり焼いたたまごサンドと一緒に食する。そうこうしているうちにいつの間にかマスターがアコースティックギターを2台持ってきて、昔懐かしいフォークソングなどをセッションする。そんな楽しい時間を過ごしておりました。

 さて、2学期です。はくおう幼稚園では、5日のお月見お団子づくりを皮切りに10月には運動会、お芋掘り、11月には親子レク、焼き芋パーティ、12月にはおゆうぎ会と、楽しい活動がたくさん計画されています。私は2学期が始まる前にスタッフミーティングの中で、

○子どもの良さやがんばりを認めて、そのことを本人や保護者の皆さんに伝えてほしい。
○基本的生活習慣を身につけさせるため根気よく指導・支援してほしい。
○園児の安全・安心を最優先に考えて日々の保育にあたってほしい。
○保護者の皆さんとのコミュニケーションを密にとってほしい。

などのことを申し上げました。
 教育課程も2学期の努力点も昨年度と大きく変わってはおりません。不易と流行という言葉がありますが、本園の目指す教育目標や教育に取り組む姿勢は不易のものであると自負しているところです。
 ただ、前号でも説明致しましたが、次年度から国の「子ども子育て支援」に関する体制が大きく変わるため、次年度の入園に関する日程が昨年度までと変わりました。詳細は、配付資料やHPなどで確認していただきたいと思いますが、

 9/13(土)      第1回入園説明会
 9/19(金)      第2回入園説明会
 9/24(水)      願書配布
10/ 1(水)      一般願書受付(満3歳児受付開始)

という日程になっており、ざっくり言うと、例年に比べて入園に関する手続きが遅くなったということです。しかしこれは本園だけではなく、説明会の日についてはそれぞれの園で異なると思いますが、願書配布や願書受付日は小山地区(小山・下野・野木)で統一された日になっています。入園をお考えの保護者の皆様にはご迷惑をおかけ致しますが、日程以外については例年と全く変わりませんのでご安心ください。
 2学期を迎え、本園のスタッフ、それから課外活動の講師さんたち、そして幼稚園を支えてくださっている大学の方たちも、よりよい教育目指して一致協力してまいります。どうぞ安心してお子様をお預けくださいませ。

補足)文章中で使用致しました言葉についてご説明申し上げます。
 *S・R・H:スパ・リゾート・ハワイアンズ
 *T・F・L:トチノキ・ファミリー・ランド
 *I ・I・P:イガシラコウエン・イチマンニン・プール
 *N・F :ニシ・フナバシ
 *D・T・T:ドッカ・トオイ・トコ


園長からのメッセージ 夏休み直前号


はくおう幼稚園は・・・


 もうすぐ夏休みです。子どもたちはしばらく園での生活を離れ、その家庭の日課や計画に基づいた40日を過ごすことになります。
 でもその前にそらさんのお泊まり保育、それから26日には夕涼み会、そして翌27日は小山市大花火大会と夏休み恒例の行事が目白押しです。
 夏期休業中、私は、相変わらず淡々と日常を営み、たまにお気に入りのお店で・・・・そうそう、忘れるところでした。先月号でお約束し、皆さんが期待に胸を膨らませていたであろう洋食のお店Tについて述べなければなりません。

 蔦の絡まる昼なお暗めの狭い店内には、4人がけのテーブル席が4つ。5・6人座れるカウンターの前には、丁寧に丁寧にゆっくりゆっくり珈琲や生ジュースを作ってくれる人生の年輪を重ねたママ。 若女将(洋食屋さんにはそぐわない呼称ですが、他に言いようがないので)がもってきてくれたかわいいイラストのメニューに一応目を通すのですが、これは単なる儀式のようなもの。私はいつも入店前から夏野菜カレーセットと決めてあります。やがてサラダが、スープが運ばれ、その後お待ちかねのメインディッシュ。紡錘形のライスを挟んでちょいと辛めのカレーと、野菜たっぷりのカレーが盛りつけられています。店内に流れているアルゼンチンタンゴなどを聴きながら2種類のカレーを交互にほおばっているとき人間は(と思わず話が大きくなりますが)至福としか言いようのない状態になることを思い知らされるのであります。小さなお子さん連れにはあまり向かないお店ではありますが、機会があったらどうぞお越しくださいませ。

 さて、私の嗜好にいつまでもおつきあいいただいているわけにはまいりません。今回はとても大事なお知らせをしなければならないのでした。
 先月号でも触れましたように、幼稚園は今、変革の時期を迎えています。具体的には、国が示した「子ども子育て支援新制度」をそれぞれの幼稚園が受け止め、これからこのまま幼稚園としてがんばっていくのか、それとも保育も含めた認定こども園としてがんばっていくのか、まさに今選択を迫られているところです。
 具体的には
 1 幼保連携型認定こども園
 2 幼稚園型認定こども園
 3 新制度の幼稚園
 4 現状のままの幼稚園
 (※1から4の詳細な説明については、内閣府で発行している「子ども子育て新制度」についてのホームページなどをご覧ください)
の4つの選択肢があるのですが、そんな中で、はくおう幼稚園はどうするのか。
 これも先月号で申し上げたように「本園は子どもたちと保護者の皆様とともにある。」ことをコンセプトにしながら「本園ならでは」の教育を推進していきたいという理念に基づき、現段階では、当面、4の現状のままの幼稚園であることを選択する方向で検討しています。
 そうすることで、本園の個性・特性が発揮でき、その結果子どもたちや保護者の皆さんから親しまれ愛される教育機関であり続けることができる。そして本園ならではの恵まれた人材や才能、大学の各施設の活用など、白鷗大学の冠がついた幼稚園であるという環境を最大限に生かしながら保育をしていくことができるのではないかと考えております。
 上記1~4のいずれを選択するのか、本園を含め各幼稚園が最終判断をするのは秋になってからになります。でも、保護者の皆様にも本園の目指す方向について早くお知らせしなければと思い今の時点での考え方をご報告いたしました。
 どうか、上記のこの選択をしようという根拠等をご理解いただき、これからも本園の目指す保育のあり方にご協力いただきますようお願い申し上げます。


園長からのメッセージ 2014年7月号


豊かな人材 はくおう幼稚園♪


                        ファミリープレイディ たくさん釣りたいな

 6月15日日曜日のファミリィープレイーデイ、たくさんのご参加ありがとうございました。焼きそば作り、お面作り、打ち上げ花火、クッキー屋さんそしてゲームと盛りだくさんのプログラム、お楽しみいただけたでしょうか。このようなイベントを開催するたびに、はくおう幼稚園の保護者の皆様は園の活動にご理解が深くとても協力的だということを感じます。
 お父さんやお母さんと一緒に作ったお面をかぶって嬉しそうに園を後にする子どもたちを見送りながら、これからもより充実した楽しい活動を企画していこうと思いました。
 活動といえば・・・・・・・・課外活動がいよいよ始まりました。
 英語は年齢別で、サッカーはにじとそらの子どもたちが、それぞれジャスティンさん、おやまフットボールクラブと白鷗大の学生さんという すばらしい指導者の下本格的な活動を開始したところです。ダンスは、このお便りが配布される6月30日に説明会を開催し、7月から本格的な活動開始となる予定。
 本園ではこれらの活動に満足することなく、定期・不定期の別はあると思いますが、白鷗大学にいらっしゃる豊富な人材と施設というまたとないアドバンテージを生かした様々な活動や講座が実施できるのではないかと考えています。
 例えば、1年に一度ずつ来園していただいているお茶や箏曲をもう少し増やすことによって日本の伝統文化を体感できないだろうか、とか、保護者の皆様から要望の多い器械体操、具体的には逆上がり教室とか跳び箱・マットに特化した臨時活動はどうだろうかとかいろんなことが考えられます。
 しかもこれは子どもたちの活動に限ったことではありません。
 本園のPTAにムーミンという活動があります。ムーミンでは廃油による石鹸作り、ヨガ、茶道などなど、楽しくためになる様々な活動を提案し、希望者を募って和気藹々と活動しています。
 今年度のムーミンでは、コーラス会を企画し、去る6月19日木曜日に第一回が実施されました。講師は、本大学で音楽の講師をされているIさん、ピアノ伴奏はピアノ講師のKさん。お二人とも本園の保護者です。練習をちょっとだけのぞいてみましたが、気合いの入った本格的なレッスンが展開されており、これならしかるべき機会にすばらしい合唱を披露することができるだろうなと感じ入った次第です。
 合唱といえば、何十年も前の話ですが、私が某小学校のPTA担当であった時、保護者コーラスをやるべという話が持ち上がり、PTAの役員会にかけたのはいいけれど、一体誰が指導するんだ?伴奏は?指揮者は?何歌う?大地讃頌はどうだ?・・・・・・・とそりゃあもう大騒ぎ。結局コーラスは実現できなかったという苦い思い出があります。何をするにしても大切なのは「人」なんですね。
 そういえば、大塩前園長先生は理科教育の大家で、園長博士という愛称を持ち、自作の教材を活用して園児や保護者の皆さんに理科の楽しさを体験させてくださったということです。
 このように見ると、本園は芸術・芸能、科学、スポーツ・・・・・・・・様々な才能に満ちあふれた方々の集合体なのかもしれません。私もその仲間入りをしたいのですが、あいにく何の才能も持ち合わせておりませんので、そんな私がやるべきことは、課外活動をさらに発展進化させ、さまざまな活動の場を提供することなのかなと思っています。
 突然カタ苦しいことを申し上げて恐縮ですが、今、幼稚園は変革の時期を迎えています。具体的には国が示した子ども子育て支援法をそれぞれの幼稚園が受け止め、これからこのまま幼稚園としてがんばっていくのか、それとも保育も含めた認定こども園としてがんばっていくのか、まさに今選択を迫られているところです。
 そんな中で、はくおう幼稚園はどうするのか。本園の個性・特性を発揮し、その結果子どもたちや保護者の皆さんから親しまれ愛される教育機関であるためにどうすればよいのか。その答えの一つとして、先ほど申し上げたように恵まれた人材や才能、白鷗大学の冠がついた幼稚園であるという環境を最大限に生かしながら保育をしていくということがあるのだろうと思っています。
 今しばらくしたら、本園がどういう幼児教育機関を目指すのかお答えできると思います。一つだけ明らかなことは、「本園は子どもたちと保護者の皆様とともにある。」ことをコンセプトにしながら「本園ならでは」の教育を推進していきたいということです。

 かたいお話を最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は、話題一転、おもちゃのまちにあるレトロな喫茶店風洋食屋さんT というお店について熱く語りたいと思います。私のお気に入りは夏野菜カレー。おいしいですよ(*^o^*)。


園長からのメッセージ 2014年6月号


5月末に思ったこと2題


 沖縄では梅雨に入ったとか、徐々に私の苦手な夏が近づいている気配がします。
そんな中、はくおう幼稚園では、こないだの土曜日の昼間、新任の先生方の歓迎会を挙行いたしました。
 11時半にかもめのお部屋に集まり、園長の豊かなバリトンを響かせた挨拶の後、はくおう幼稚園園則の第20条第3項(※)にある

 ○職員が一堂に会して食事をとろうとする時は、C教諭の許可を得た上でこれを食することができる。

に基づき、C先生の「いただきます!」の号令一下、京樽のこじゃれたお弁当をいただきました。その後、デザートにローレライのケーキを食べながら談笑する、約1時間という短い時間の歓迎会でしたが、とっても楽しい充実した時間でした。
 特に、新任の先生方への質問「好きな芸能人」とか「今はまっていること」などに対する回答ややりとりが楽しくて、みんなはケーキを食べる手を止めて笑い転げる一幕も二幕も・・・・・・。
 いろんな発見がありました。Mさんが庭造りにもえていること、Hさんが様々なボランティア活動に参加していること、そして何とTさんがあの「もしもツアーズ」にレギュラー出演している三瓶のファンであったこと!!
・・・・話し上手に聴き上手がそろったこの幼稚園ですから皆さん嬉々としてお話になり、それを絶妙の突っ込みを入れながら聴き入る。ほんとに楽しい時間でした。
 私は、先生方に自己存在感を味わわせることの大切さについてお話をしております。そして、そのためには相手のお話をうなずいたり共感の相づちをうちながらちゃんと聴くことが不可欠なんだよということも申し上げております。
 その成果が現れたのでしょうか?いえいえ、もともと本園の先生方が身につけていた聴き上手の資質なんだと思います。この歓迎会において、新人の皆さんは多分自己存在感を十分に味わえたのではないかと思います。聴き手が真剣に興味・関心をもって自分の話を聴いてくれる。話し手にとってこんな幸せなことはありません。「ああ、自分はこの場所で認められている・必要とされている」という思いを十分に味わったことでしょう。
私も、好きな芸能人とか、今はまっていることについて聴いてほしかった。そしたらいろいろ楽しい話題を提供できたのに・・・・。皆さんは私の好きな芸能人について興味がありますか?・・・・・・・・・興味ない( 。-_-。)
そ、そうですか。では次の話題に移ります。

まさに今日、5月27日火曜日、5月のお誕生会がありました。
 9人のお友達がきれいな花束と絵本をプレゼントしてもらい、とっても嬉しそうでした。プレゼントを花束に変えたことはお便りで説明いたしましたので、今日は別のお話です。
 毎月お誕生会が終わると、誕生日を迎えたそら組さんのお友達と保護者の方と先生方でお写真を撮ります。今回は3人のお友達がお母さんと一緒に写真におさまりました。写真を撮っている間、他のそら組の子どもたちはその場に座って待っています。やんちゃ盛りの子どもたちのこと、ざわついたり走り回ったりとっくみあいをしたり、ま、それが当たり前かなとも思っていたら、今日の子どもたちの整然としていたこと!駆け回って撮影の邪魔をする子もなく、大声を出すわけでもなくあくまで自然体で撮影が終わるのを静かに待つそら組の子どもたち。そういえば、お誕生会でもそらだけではなくにじさんもかもめさんもみんなみんなお話を聴き、お友達のお話に耳を傾けておりました。
 子どもたちは、とくにかもめさんはまだ入園して間もないのに集団生活の何たるかを徐々に分かってきたのかな、そんなことを思い、子どもたちの成長ぶりとそれを支える先生方のがんばりを頼もしく思ったことでした。

※ 園則第20条第3項なんて存在しないのであしからず(^_^)。

園長からのメッセージ 2014年5月号


5月に思ふ


 去る4月21日、けやきの会の総会が開催され、25年度役員臼井会長さん始め役員さんたちの退任の挨拶の後26年度冨田会長さん始め役員さんたちのよろしくお願いしますの挨拶を聞いて、ようやく26年度がスタートしたなあという気持ちになりました。
 それにしても、ゴールデンウィークというのはちょうどいい時期にあるものだなあと思います。
 4月の入園式、始業式から約一ヶ月。子どもたちも我々スタッフも年度当初の緊張でいささか疲れているところに、「少しリフレッシュしたらどう?」という暦からのちょっとしたプレゼントだろうと思います。
 今年の連休の特徴は後半が長く休めるということでしょうか。この時期海外旅行に行かれる方も多いと聞いておりますが、皆様はどう過ごされますか?
 私は・・・・・・GWには一人でぶらつくのが恒例になっております。数年前は角館のしだれ桜を眺めてから玉川温泉で岩盤浴を堪能したこともありますし、福島の地鶏で作った親子丼を食べに行ったことも。概して北に向かってドライブするのが定番であります。
 今年は・・・・まだ何の予定も立てていませんが、わずかに決まっていることと言えば、宇都宮大学教育学部附属中勤務時代の同僚と奥日光の温泉に行って旧交を温めるくらいです。もう20年数年前に職場を同じくした仲間が集まってとりとめのない話を肴に美味しい酒を(私はウーロン茶を)酌み交わすのです。宇都宮のHヶ丘中の校長だったTさんは今は僧侶として地元のお寺でお経を上げていますし、同じくY東中の校長であったNさんはB大附属高の教頭先生としてがんばっている。当時附属中の校長であった宇大のH教授はご自身の専門である仏像の研究やらなにやら難しいことをやっていらっしゃるようです。もちろん現役で活躍している後輩諸君もおりますが、それにしたって2名だけ。宇都宮のでっかい中学校で「もうヤダ、くたびれちったよ。」と言いながらも嬉々として勤務されているようです。
 昔話で恐縮ですが、当時は下野市から宇都宮の中心部まで約80分、朝6時半に出ないと間に合わなくて、朝ご飯も早々に出かけ、授業をし、生徒指導に汗をかき、放課後は部活動を指導し、6時になったら、附属の使命である教育についての研究会を開き、それが9時頃終わり、それで帰れるかというと、さにあらず。教育実習生の実習期間には、9時過ぎから教生の指導をする毎日。帰るのはだいたい11時過ぎ。家に着くと12時をまわっていたなんてことは日常茶飯でありました。今そんなことをやっていたら即刻死んでしまいますが、そのころちゃんと勤務できていたのは、若さと使命感があったからだと思います。
 保護者の皆さんも多分同じように仕事に追われ、定時退庁もままならず休日出勤など当たり前という方も多いのではないかと思います。でも、「若い時の苦労は買ってでもしろ。」と言いますよね。私は今となって、この言葉は真理をついているなと思うのです。自分のことばかり引き合いにして申し訳ないのですが、あの苦労があるおかげで今でも、生徒を惹きつける国語の授業をする自信がありますし、教職を目指す学生さんに対して教職講座を開講することもできます。
 そういえばうちの若手も、先輩のご指導よろしきを得ながらかなりがんばってます。夜遅くまで居残っていればいいというものではありませんが、お預かりしたお子さんを健やかにたくましく社会性をはぐくみ、また、保護者の皆さんの期待に添うべく、そのためには子どもにどういう働きかけが必要か、教材はどうすべきか・・・・・・試行錯誤しながらがんばっている姿を見ると、私は「今の頑張りや苦労が明日の血肉になるんだぞ。」と相好を崩してしまうのです。
 おっと、また知らず知らずのうちにはくおう幼稚園の自慢話になってしまいました。来月号は・・・・・・・・やはり手前味噌的な自慢話になってしまうかもしれませんのであしからず。

写真は、我が家の庭のテラスの隙間から、光を目指して咲いた黄色いチューリップです。けなげでたくましいと思いませんか?




園長からのメッセージ 2014年4月号


平成26年度がスタートしました




 さまざまのこと思ひ出す桜かな   松尾芭蕉
 山里の春の夕暮れ来てみれば入相の鐘に花ぞ散りける   能因法師

 4月、桜が咲き誇る美しい季節。芭蕉や能因法師をはじめとしてあまたの古人も俳句や短歌に桜の美しさ、桜に対する思いを託しています。
芭蕉の句も能因法師の歌もなんかしみじみしてすてきです。

 そして、その美しい春に、夢を膨らませた子どもたちがはくおう幼稚園にやってきます。

 母親のコサージュ眩し入園式
 入園の子が探しおる母の顔

  母親の・・・・はネットで検索したら出てきた俳句で、入園の・・・・は私の駄作であります。
 4月5日は、本園の入園式。そして7日が始業式。いよいよ26年度がスタートしました。
 昨年度末、とってもかわいいそら組のみんなの新たな旅立ちを見送り、利美先生、早苗先生、奈美先生、恵先生とお別れをしました。
 「年々歳々花相似たり 歳々年々人同じからず」とはいうものの長年活躍してくださった先生方とお別れするのは辛いものですし、また不安でもあります。

 でも、その不安は4月1日の新スタッフ着任とともにどこかへ吹き飛んでしまいました。
 ともよ先生。昨年度末から経験を積んでもらっておりましたが、まじめで落ち着いていてしかもやる気にあふれたピカピカの新採さんです。
 みか先生。何年か前、本園の先生として活躍され、今年度からアシスタントと事務の二足のわらじを履いて再デビューしてくださいました。温故知新、期待しています。
 洋子(ひろこ)先生。早苗先生の後を受け、預かり保育を担当していただきます。いつもにこにこ明るい笑顔が印象的な先生です。預かりがより一層楽しくなりそうです。
そして今年度の園の体制は
  そら  1組      ふうこ 先生
  そら  2組      あやこ 先生
  にじ組         ゆか 先生
  かもめ  1組    ちか 先生
  かもめ 2組     ともよ 先生
  おひさまクラブ    ゆうき 先生
  アシスタント      ひろこ 先生
               きょうみ 先生
               ひろみ 先生
               ひろこ 先生
  事務          ようこ 先生
  事務兼アシスタント みか 先生
  運転手         鈴木 さん
               小野 さん
  英語講師       ジャスティン先生
  おもちゃライブラリ    たまみ 先生
               さとこ 先生

 という気鋭のスタッフであります。本年度もどうぞよろしくお願いします。
 ・・・・誰か足りないなと思って確認したら、自分の紹介を忘れていました。園長の星野です。
 下野市から通っています。今年度もがんばります。


園長からのメッセージ 2014年3月号


支えられて



 先日の大雪、すごかったですね。
 2月中旬に開かれた小山地区の園長会で、隣にお座りになった下野市の某園長先生は、「土曜日発表会があったんですよ。でも、こーんなに積もっちゃって(とスマホを見せてくださり)ぜーんぜんだめ。呆然、あ然、声をなくした・・・いろんな言葉が浮かんじゃいました。」と豪快に笑い、左隣の園長先生は「うちなんか職員室の前のところにふきだまっちゃって大変でした。」とおっしゃる。私も負けじと苦労話を申し上げようとしましたが、そのとき私の脳裏に浮かんだのは、ドライバーのSさんのお顔でした。
 あの大雪から一夜明けた日曜日の午後、幼稚園はどんなかなと見に行ったら、Sさんが玄関前の雪をスプリンクラーでとかし、ライブラリーと園舎の間(あそこはいわば山あいの村みたいなところで日当たりがよくないんです)の雪をとかしてくれていました。「お疲れ様です、ありがとうございます。」と申し上げると、彼は「明日朝早く来て除雪するのは大変ですから・・・」と当たり前のようにおっしゃいました。
 私はそのとき、はくおう幼稚園はこうやって園のため子どもたちのために尽くしてくれる人に支えられて成り立っているんだなあということをあらためて実感しました。
 大学に管理センターというところがあります。建物や施設設備の営繕等をやってくださる部署なんですが、本園は決して新しい建物とはいえないため、たまにあんなとこ、こんなとこが切れたりはげたりゆるんだりすることもあります。私が修理できればいいのですが、私の中学時代の技術科の成績は2。高校の物理や化学のテストで0点をとった強者(つわもの)ですので、ちょっとしたことでも大学に依頼をしてしまいます。すると、チョー忙しいにもかかわらず、総務課のKさんがちょっこら顔を出し、ついでにここもやっちゃいましょうとおまけの修理を指示してくださいます。そうするとセンターのWさん以下数人でよってたかって以前より安全に強固にしかも前より美しく直してくださいます。ありがたいなあ・・・しみじみそう思います。
 それと、このホームページ。さっき申し上げたように私には理科・科学・技術科的能力に欠けているため、いくらがんばってもパソコンを自在に操ることができず、結局は大学の情報センターの皆さんにおんぶにだっこ状態。この園長便りもこの後すぐにセンターにメールで送信し、アップしてもらうことになります。即、応じてくださるセンターの皆さんに感謝です。
 あとは・・・・そうそう、課外活動、順調です。子どもたちはその日を心待ちにしている様子です。それは園長が立てた活動計画がよかったから、ではありません。先日のダンスの活動の時に、「私たち3人は卒業なので、来週から3年生が来て指導します。」とのこと。次年度の活動がスムースにいくようにと内山教授が配慮してくださったんです。どうしようかなと思っていた矢先のこのご配慮、本当にありがたいことだと思いました。サッカーも同様です。学生さんだけではなく、総務課のYさんもお忙しい中やってきて子どもたちと一緒に活動してくださっています。
 支えてくださっている方はまだまだたくさんいらっしゃいます。
 大行寺自治会の速水会長さん、幼稚園の活動をいつも気にかけてくださっています。元本園ドライバーの速水おじさん、畑の畝たて、各種行事へのご参加、それから時間を見つけて園に立ち寄っていろんなお話をしてくださったり。
 あげれば切りがないので、今回はこのくらいにしておきますが、3月号は本年度の最終号ですので、子どもたちを見守る温かい目があればこその幼稚園なんだということをお知らせしたかったのです。

 子ども子育て支援の充実という国の方針を踏まえ、来年度あたりから全国すべての幼稚園や保育所で、そのあり方について大きな見直しが図られることになります。でも、何がどんな風に変わろうと、皆様の日常的でさりげなくしかもとっても温かい支援の心は変わらないだろう、私はそう思っています。


園長からのメッセージ 2014年2月号外号


平成26年2月6日 臨時増刊



☆新しいすべり台!
 2月号でもお知らせいたしましたが、1月31日、新しいすべり台が設置され、去る2月3日初すべり式を挙行いたしました。
 避難用すべり台の脇にあった古いすべり台よりも若干背が高く、子どもたちの人気の遊具になること間違いなし。
 私も園長として初すべりをして、みんなの拍手喝采を浴びたかったのですが、寄る年波のことや家族のこと、こないだのウォーキング中平らな場所でつまづいて転んだことなど様々なことが頭をよぎったため、初すべりの栄誉は子どもたちに譲りました。
 場所は鉄棒とうんていのそば。今日もまた子どもたちの歓声が聞こえてきます。


☆ハンドベルコンサート
 2月6日、白鷗大学ハンドベルクワイアの皆さんによる幼稚園定期演奏会が開催されました。11人の白鷗大学のお姉さんお兄さんたちがあまちゃんのテーマ、トトロ、ドレミの歌など子どもたちも一緒に口ずさめる曲に加えて、ジャズやクラシックのナンバーなど美しいメロディを奏でてくださいました。保護者の皆様もハンドベルの美しい音色とハーモニーに酔いしれた至福の時間を過ごすことができたのではないかと思います。
 世界大会に向けてがんばれハンドベルクワイア!


園長からのメッセージ 2014年2月号


平成26年、園長として


  写真:雪遊び 動く歩道で移動するよい子たち
 始めにお知らせがあります。
 はくおう幼稚園のよい子たち!お待たせいたしました。この号が出る1月31日。新しいすべり台が設置されます。これまでのすべり台の老朽化に伴い、ずいぶんとご不便をおかけしました。新装なったすべり台でお友達と一緒に仲良く遊んでくださいね。

 まず何からお話ししようかな・・・・・・・・そうそう、前号で触れたコンサートについてお話ししますね。まずは、ザ・タイガースの東京ドーム公演。よかったです。40数年前のヒット曲を沢田研二が熱唱し、瞳みのるがビートを刻むと、ドームに集まった4万5千人はもう興奮の極み。往年の美少女たちが黄色い、というよりもだいぶ年季の入ったオウド色の声で「ジュリー!!」「サリー!!」「トッポ!!」などと叫ぶ姿になんか感動してしまいました。
 それから、もう一つ大洗のホテルの伊藤咲子・あすかるうみディナーショー。咲子さんやるうみちゃんの歌はもちろん素敵でした。加えて、出た料理の美味しかったこと。フィレ肉だフォアグラだトリュフだなんだかんだと普段食べつけていない私の舌を驚かせるものばかり。たいへん美味しうございました。私の周りの人たちは優雅に赤ワインなど飲んでいらっしゃいましたが、アルコールに弱くてウーロン茶やジンジャエールしか飲めない自分が残念でした。
 ともあれ年末はこんな風に優雅に過ごしたせいか、年始は少し気合いを入れて、例年通り初詣の2連発から始まりました。1月1日午前0時には地元小金井にある金井神社にお参りし、数日後、笠間稲荷本殿であまたの善男善女と共に、はくおう幼稚園のよい子たちが元気で過ごせますように、園長として本務を全うできますようになどなどをお祈りして参りました。
 そして新学期。初詣で誓った園長としての責務を果たすべく、去る8日の始業式での感動的な園長あいさつを皮切りに、そら組の雪遊び(チラチラ雪が舞う中、そらのよい子たちは歓声を上げながら何度も何度もそりを堪能していました。)、おもちつきやお誕生会など諸行事に精力的に取り組む一方で、よい子たちの健康・安全を担保するために感染症や怪我などの予防について資料に目をこらすなど63歳の身体に鞭打ってがんばっております。
 また、過日、ランチについてのアンケートを実施いたしましたが、その結果をもとに次年度のランチの回数などについて検討していく予定です。さらに、平成27年度から幼児教育のあり方が変わるというお話は既にご存じかと思いますが、その流れの中で本園がどういう対応をしていくべきなのかなど大きな課題に取り組んでいかなくてはなりません。国や各市町で開催されている子ども子育て会議の流れを受けて、幼稚園がどう変わるのかあるいは変わらないのか、ランチの回数をどうするかなど、保護者の皆様に直接関わるようなことついて情報を提供していきたいと考えております。

 最後に課外活動についてお話しします。
 昨年10月から始めたこの活動も軌道に乗り、3月にはとりあえず今年度の活動は終了します。でもご安心ください。細かい部分は大学の先生方との相談になりますが、次年度も同じような形で、同じ曜日・時間に実施する予定です。今年度に引き続いて活動を希望するお子さん、新たな活動を選択するお子さんいろいろあると思いますが、できるだけ皆様のご要望に応じたいと考えております。この件についても新年度早々に提案いたしますのでそれまでお待ちください。

 浅学非才の徒が大きいことを申し上げて僭越ではありますが、様々な制度改革や消費税率のアップなど、変化の大きい先の見えない世の中です。そんな中で、はくおう幼稚園は時流を見極めつつもはくおう幼稚園の建学の精神を踏まえながらぶれのない教育・保育をして参ります。
 ・・・・・・・・新しい年の最初の園長メッセージであるため、少し気負って所信表明をしていたら堅苦しい文章になってしまいました。次回は・・・・・・でも下野市の生田斗真と言われ、まじめを絵に描いたような私のことです。やっぱり堅苦しい内容になってしまったらご容赦ください。


園長からのメッセージ 2014年1月号


よいお年を


 ~挽き立ての コーヒー買ひし 師走かな~
 こないだの日曜日、お気に入りの喫茶店、佐野の珈琲音(かひあん)でゲイシャという珈琲を飲み、2時間ばかり憩っていました。お店は美味しい珈琲とケーキ、それから底抜けに明るくオヤジギャグとフォークソング好きなマスターの人柄に惹かれていつも賑わっています。挽いた豆を買いに来るお客さんも多く、私も帰りがけにブレンドを買いました。師走の慌ただしさの中、珈琲の高い香りが心を和ませてくれました。
~あれこれと なにもせぬまま 師走かな~
 若い頃は12月と言えば、通知表を作成したり、1月から始まる高校入試に備えて面談したりいろんな書類を作成したりしたものです。でも、あれもやらなくちゃこれも終わってないと気ばかり焦って結局ろくなことはできなかった年も多かった・・・・。
 年の瀬っていつもこんな感じなんです。皆さんはいかがですか?

平成25年巳年。今年もいよいよカウントダウン。個人的には、大洗のホテルで親戚の歌手のディナーショーを見たり、保護者の皆さんはご存じないかもしれませんが、保護者の保護者(つまり園児たちのじぃじやばぁば)ならご存じかもしれない「ザ・タイガース オリジナルメンバーによるコンサート」を見に東京ドームへ行ったりと、今年の暮れは結構充実した日々が過ごせるのではないかと期待しております。
 でも、その前にやっておかなくてはならないことがあります。それは1年の終わりにあたり、今年を反省する意味で「白鷗大学はくおう幼稚園平成25年の成果と課題」を整理し、それを踏まえて「平成26年園経営及び園児教育への取組」について方向性を明らかにすることです。
 「今更そんな堅いことを言わずに、年末年始特大号にちなんで、おちゃらけた内容でもいいんじゃないの?」という悪魔の声が耳元でささやいたりもしているのですが、私は「下野市の貴乃花親方」と言われるほど生真面目な性格であるため、ここはやはり硬いお話をさせていただきます。

 本園では平成25年度の教育内容について以下のようにめあてを設定し、スタッフ一同一丸となって取り組んできました。
 (1) 健  康:健康、安全な生活に必要な習慣や態度を身につける。
 (2) 人間関係:社会生活における望ましい習慣や態度を身につける。
 (3) 環  境:身近な環境に親しみ、自然とふれあう中で様々な事象に興味・関心を持つ。
 (4) 言  葉:人の言葉や話などをよく聞き、自分の経験したことや考えたことを話し、伝え合う喜びを味わう。
 (5) 表  現:生活の中でイメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ。
 上記以外にも様々なめあてがあるのですが、特に大事だと思うことだけ抜き出してみました。果たして子どもたちはこれらのめあてを具現、あるいは少しでも近づくことができたでしょうか。
 安全な生活に必要な習慣を身につけることも、人の話をよく聴くことも、子どもたちに言って聞かせるのではなく、〔率先垂範〕つまり私たち大人が率先して歯磨きをして見本を示したり、〔師弟同行〕つまり子どもたちと一緒に園庭で草花や虫と親しんだりすることによって、上記のめあては達成できると考えています。

 年が明けると、そら組のお友達は卒園や小学校入学を控え慌ただしい日々を過ごすことになります。小学校という新しい環境になじむためには、(1) 「健康」にある生活習慣の確立、例えば決まった時間に起きたり寝たりすること。(2) 「人間関係」にある社会生活に適応できるための習慣や態度、例えば静かにお話を聞くだとか、元気よく挨拶や返事ができること。1月からはそういうことを意識して指導していきたいと思っています。そしてそれはにじ組やかもめ組ぴよぴよのみんなにも自然と伝わり、はくおう幼稚園園児全体の成長につながると考えております。
 ~どの家も 窓に灯のある 大晦日~
 今年1年、いろいろお世話になりました。
 皆様、よいお年をお迎えくださいませ。


園長からのメッセージ 12月号


師走に思ふ


 11月3日、日曜日。都内に勤めている娘のお誘いを受けて竹橋・神田付近で親子デートをしました。目的は神田の古本市。娘と上野で待ち合わせ、地下鉄を乗り継いで竹橋に。娘の勤務している竹橋の何とかビルを横目に神田の古本市を目指しました。娘によれば、神田はカレーと本の町だそうで、ならば、ということでおすすめカレーを食べ、古本市をうろつきました。その後、第一日曜日は近代美術館が無料だというのでいそいそ入場し、川合玉堂の「彩雨」に感嘆の声を上げ、岸田劉生の「切り通し」のリアリティに息をのむなど充実した時間を過ごしました。
 でも何よりよかったことは、娘と愚にもつかない話をしながら美味しいカレーを食べ、まったりとした時間を共に過ごせたことです。この娘がいてよかったなあとしみじみ思ったことでした。
 次に息子の話をします。
 9月末、他県で長期の研修に励んでいた息子が帰ってきました。しかし、まだ勤務をしながらの研修中の身であるため、今は残業もなく定時に帰宅する日々を送っています。おかげで私はほぼ毎日息子と夕食を共にすることができ、好きなギターの話、今、うちにあるギターの中で一番いい音が鳴るのは俺のギブソンよりお父さんの持っているヤイリだとか、また、E・クラプトンのライブを見に行くんだとか、その他諸々の話題で楽しい夕飯のひとときを過ごしています。
 私は、正直言って自慢できるような子育てをしてきませんでした。保護者の皆さんや我が幼稚園のスタッフが、お子さんたちと過ごす時間を大切にしているという話をしているのを聞くにつけ、「俺は、子どもには自主性とか主体性を身につけさせなくては、などとかっこいいことを言ってたけど、その実は丸投げだったりほったらかしであったなあ・・・・。」と反省しています。
 でもまあ、二人とも紆余曲折はあったもののなんとか自立して社会人としてやっているところを見ると、結果オーライってところかな、しいて言うなら子どもたちとのコミュニケーションを大切にしていたことが今につながっているのかなと思っています。こういうと自己弁護するようでちょっと気が引けるんですが、子育てに100%の正解や、こうでなければならないという普遍の定理なんてないのかもしれません。四苦八苦しながらでも、そのときそのときの子どもに真剣に対峙すればおのずと道は開けてくるのではないかと考えます。
 月日のたつのはほんとに早いもので、もう年末です。町にはクリスマスのイルミネーションがきらきら輝き、私の大好きなクリスマスソング(皆さんは何が好きですか?私は数あるクリスマスソングの中でも、ホワイトクリスマスとサンタが街にやってくるが好きです)が流れてくる心弾む季節となりました。
 一方で、そろそろインフルエンザとかノロ・ロタなどという感染症が猛威をふるう季節ともなりました。幸い本園では感染症罹患という話はまだ聞いてはおりませんが、注意をしていただくためにご家庭に通知を配布する一方で、園内でも手洗いうがいの徹底を図るなど予防に努めております。クレベリンも各お部屋に備えて準備は万端です。
 ぴよちゃん、かもめさん、にじさん、そらさん。みんな元気でおゆうぎ会に参加し、24日の夜にはサンタさんからのすてきなプレゼントに大喜びできるよう、みんなで健康管理に努めていきたいと思います。
最後に、前々号から話題沸騰中であった「エースをねらえ」について、今回はひろみや藤堂を側面から支援する頼りになる存在、「千葉鷹志」について書こうと思ったのですが、紙面が尽きてしまいましたので次回に譲ることにいたします。

(追伸)
 クリスマスも近いので、私の好きなクリスマスの絵本を2冊紹介します。一冊目は、定番かもしれませんがノンタンシリーズの中から「ノンタン サンタクロースだよ」。これは我が子が小さいときに何度も何度も読み聞かせをした懐かしい絵本です。
 もう一冊はイギリスの絵本で「さむがりやのサンタ」。気むずかしそうなすっとぼけたサンタの1日が描かれている、私自身が気に入っている絵本です。ぜひ立ち読みかなんかでご覧ください。お求めになって「なんじゃ、こりは!?(伊武雅刀風に読んでください)」とご立腹されても私に責任はありませんよ。


園長からのメッセージ 11月号


課外活動



 前号では、今月号で私の大好きな劇画「エースをねらえ」におけるお蝶夫人こと竜崎麗華と尾崎勇のその後について私見を述べてご機嫌をうかがうなどと大言壮語してしまい、誠に申し訳ありません。私ごときに二人のその後など占えるわけもありません。ただ、二人の未来に幸あれかしと祈るのみです。

さて、気を取り直して、今回は課外活動について紹介いたします。
 昨年度・本年度のけやきの会役員の皆様のご尽力、それから白鷗大学の理事長さんはじめ関係各位のご協力によりこの10月から課外活動を始めることができました。
 とりあえずサッカー・ダンス・英語と3つの活動を月2~3回ずつ、大学のサッカー部、ダンス専攻の学生さん、それから英語は本園の英語講師のジャスティン先生が指導してくださいます。
10月9日水曜日午後3時、そら組の英語が始まりました。これまでは楽しいアクティビティを展開してくださったジャスティン先生でしたが、今回の課外活動は「英語を学びたい」と自ら申し出た子どもたちへの指導ですから、テキストを使って学習色の濃い活動が展開されました。宿題も出されたようです。でも子どもたちはネイティブスピーカーの発音を真剣に聞き取り、大きな声でジャスティン先生の発音のまねをしていました。
 翌10日はサッカーの初日です。大学総務の吉永さんと6人の男子サッカー部の面々が園庭に集いました。これまた20数名の男の子が、真新しいボールを思い切り蹴り、追いかけ、学生さんがそれを見守り指導する。私は「園庭に20歳前後の若武者の声や笑い声が響く光景はこれまで見たことないなあ。子どもたちにもいい刺激になりそうだなあ。」と思いながら眺めておりました。
 そして、10月21日月曜日。いよいよ待ちに待った(誰が?)ダンスの活動日です。3時10分前、ダンスを専攻している女子学生3名がさわやかに「こんにちは!」と言いながら入ってこられました。私も英語やサッカーの指導者をお迎えする時より何倍もの笑顔を浮かべて「こんにちは!今日はよろしくお願いします。」と言ってしまいました。彼女たちは、幼児指導のノウハウを十二分に持っているようで、ヒップホップとかいうダンスを軽快な身体の動きで指導してくれていました。ダンスというとツイスト、ドドンパ、あとは小山音頭くらいしか知らない私には大変新鮮でした。もちろん子どもたちも目を輝かせて踊っておりました。

 英語を除いては、子どもたちにとって初めて出会う指導者たち。出会いがうまくいくのか、ちょっと甘えん坊さんの子どもはちゃんと最後までできるだろうか・・・・様々な不安を抱えながらの船出でしたが、案ずるより産むが易し、子どもたちは最後まで集中力を切らすことなくしかも嬉々として活動していました。
私がこれらの活動を見てあらためて感じたのは、わが白鷗大学の園に対する支援体制のすばらしさと大学が抱えている人材の豊富さです。さわやかな若者の集団でしかも高い技術を持っているサッカー部。ダンスの学生さんは、3人という少人数でありながら20数名の子どもたちを楽しい夢の世界へ誘(いざな)ってくれている。
 課外活動ではありませんが、箏曲部のお琴三味線の演奏会、ハンドベル部のコンサート、それからおゆうぎ会でお手伝いや楽しいパフォーマンスをしてくれるかもめの会の皆さん。ハワイ大学留学生との交流・・・・。ちょっとお願いすれば、こういった活動が(言うまでもありませんが)無料で、しかも子どもたちの目の前で、披露してくださったり一緒に活動してくださる。

 相田みつをさんの詩に「そのときの出逢いが 人生を根底から変えることがある よき出逢いを」というのがあります。何でも吸収しながら成長していくこの大切な幼児期に、課外活動などをとおして技術を習得し知識を学んだりするだけではなく、様々な人たちとよき出逢いができる子どもたちは本当に幸せだなあ。私は心からそう思うのです。


園長からのメッセージ 10月号


まじめなお話


 最近、私は様々な研修に出て、子ども3法とか、新しい幼稚園のあり方についてお勉強をしております。
 というのも、平成27年度から幼稚園のあり方が大きく変わると言われているからです。
 どんな風に変わるのか、実はそれをこれから議論し、明らかにしていく、そんな段階なので、特に私のような幼稚園新参者はねじりはちまきで勉強しなくてはなりません。
 なぜ幼稚園が変わるのか。ざっくり申し上げると、「子育て支援にもっともっと力を入れて、子どもを育てやすい社会を作っていこう」という目的達成のために様々な施策を具体化したということであろうと思います。
 これまでも子育て支援の施策はいろいろとありました。
 中でも小山市は子育て支援では先駆的な取組をしていて、例えば本年度から幼稚園に入園した幼児の保護者に対して1万円を助成する制度が始まりましたし、預かり保育に関しては以前から補助金の制度がありました。また、医療費に関しても、こども医療費助成制度により年齢によって助成手続きは若干異なりますが、中学3年まで医療費が厚く助成されています。幼稚園に勤務してつくづく感じたのは、小山市って子どもを育てやすいところなんだなあということです。

 でも、全国的には少子化が止まらない状況にある。そういう現状を勘案して最初に申し上げたように、子どもを育てやすい社会を目指そうという国レベルの施策が打ち出されたのだと考えています。
 ただ、先ほども申し上げたように、これから幼稚園や保育所がどうなっていくのか、まだまだはっきりしない部分がある、私も含めて保護者の皆さんもこれからの幼稚園のあり方について注視していく必要があろうと考えています。
 私が子どもの頃、半世紀以上前の話で恐縮ですが、私の小学生の頃は、地図帳に載っている日本の人口分布図はピラミッド型でした。つまり、子どもの数が多く、高齢になるほど人数が減っていくという形。それがいつの間にか釣り鐘型になり、頭でっかち型になり・・・・。要するに少子高齢化の典型的な人口分布図になってしまったということです。
 ピラミッド型に戻すことは難しいでしょうが、せめて少子化を食い止めたい。そのためには子どもが安心して生活できる社会、子育てをみんなで支援できる社会を構築する必要があります。
 はくおう幼稚園でも、教育課程外の預かり保育や未就園児への支援としてのおひさまクラブやFunFunキッズ、ママといっしょになどの実施、また、保護者の皆様が保育に参加できるような諸行事の企画・運営などをとおして子育て支援に貢献しているつもりです。
 これから幼稚園がどう変わっていくのか、まだまだ不透明な部分がありますが、さらに勉強を積んではくおう幼稚園がさらに子育て支援や少子化対策の一翼を担えるようがんばる所存であります。

 久しぶりにまじめなことを書いたら疲れてしまいました。
 原稿を渡す前に、スタッフルームにいるスタッフにこの原稿を読み聞かせたら「すごーい、園長先生みたいなこと書いてる!」と尊敬され(馬鹿にされ?)てしまいました。でも、その後で「やっぱり、少しくだけていた方がみんなも喜んで読んでくれますよ。」というありがたいアドバイスをいただいたので、次号は私の大好きな漫画「エースをねらえ」で、お蝶夫人こと竜崎麗華と尾崎勇はその後どうなったのか、私見を述べてご機嫌をうかがいたいと思います。ご期待くださいませ。


園長からのメッセージ 9月号


2学期が始まりました


 暑い夏でしたね。ある日のこと、炎天下に駐車しておいた愛車に乗り込み、エンジンをかけ、表示されている室外の温度を何気なく見てびっくり仰天。何と42度という表示!柄にもなく「ざけんなよ!」と、ぎらぎら照りつける太陽に向かって毒づいてしまったこともありました。最近は猛暑も一段落した感じですが、9月の残暑にも気を配らなければいけないと自らを戒めたところです。
 ところで、この夏、皆さんはどこかへお出かけになりましたか?
  いい歳して飛行機のコクピットや離発着を見るのが好きな私は、8月初旬、成田空港のそばにある航空科学博物館を見に行ってきました。外に展示してある双発のプロペラ機、特にYS11の機体を見た時は「オオ!」と声を上げてしまったくらいでした。博物館の中の展示物を眺めたりしているとちょうどお昼の時間になりました。私はどういうわけか旅先で美味しい食べ物に巡り会うことができず、くだんの博物館の中にはレストランがあって、そこで天ぷらそばを注文したのですが、このそばといったら、私の行きつけの小山市神鳥谷の麺帝国の野菜天そばや筑西市のえん野のけんちんそばのうまさに比べると月とすっぽんほどの差がありました。ただし、そのレストランの売りは、「食べながら国際線の離陸が見られる。」ことであったので、その点では十二分に満足できたというわけです。ま、そんなこんな、何をやってもやらなくても、誰にでも月日は平等に流れ、いよいよ2学期が始まります。
 2学期は一番の長丁場。9月2日に始まって12月25日の終業式までの4ヶ月間、お月見、運動会、お芋掘り、焼き芋パーティ、おゆうぎ会などなど魅力的な行事や活動が目白押しです。保護者の皆様も、それぞれの行事や各活動でのお子様の活躍を楽しみにしていることと思います。
 2学期が始まるにあたって、私はスタッフミーティングの席上スタッフにこんなお話しをしました。話し言葉にすると長くなるので、箇条書き風にまとめてみました。2学期の重点としては、
  ○子ども一人一人が自己存在感・自己有用感を味わえる教育活動の推進と、先生やお友達のお話を静かにきちんと聞く・集合・整列・挨拶など基本的な生活習慣を身につける。
  ○職員は、
  ・さわやかなあいさつ、明るい笑顔に心がけ、相手の立場に立った言葉遣いと傾聴をし、
   ・危機管理意識を共有し、同僚性を発揮しようということ
  また保護者とのコミュニケーションを大切にする立場から、
   ・受容的な姿勢で共感的に傾聴し、園児の成長や課題等を把握し、保護者に正しく伝えるよう心がける。
   ○教育環境の整備については
   ・ゴミ、汚れなどのない快適な環境に心がける。
 このような目当ての下に、今学期の保育にあたっていきたいと考えております。特に「自己存在感」「自己有用感」については、私のいわば信念みたいなものです。
 また、保護者の皆様とのコミュニケーションについてもさらに重視していきたいと考えておりますので、今後ともお互いに密に連絡を取り合いながらお子さんの成長を支えていきましょう。
 そうそう、10月から待望の課外活動が開始される予定です。開設にご尽力いただきました昨年度、今年度のけやきの会の皆さん、それから大学の関係者の方々に感謝申し上げます。
 環境問題、感染症の問題、不安な世情、いろんな課題が山積する昨今ですが、だからこそ、子どもたちにはできうる限り安全で安心な生活を送らせたいと切に願っています。上記の目当てを具現することで充実した2学期にしたいと考えておりますのでご協力方よろしくお願いします。


園長からのメッセージ 夏休み直前号


家庭訪問・夏休み


 去る6月24日(月)~28日(金)の5日間、家庭訪問が実施されました。
 まずもって保護者の皆様にはお忙しい中快く対応していただいたことに感謝申し上げます。
 家庭訪問には様々な意義があると私は考えております。
 その第一は、お宅がどこにあるのか実感することによって、何かご相談などがあった場合でも、お子さんや保護者のお気持ちに沿って対応できることや、例えばバス停を決める時にも、現地を見た方がより安全で便利な場所に設定できるなどのメリットがあります。
 第二に、家庭訪問することによってお子さんの家の中でのあるいはご近所での生活を知ることにより、お子さんを多面的に把握することができること。例えば私などは、自宅では「メシ、フロ、ネル!!」の3言ですべてが通用してしまう亭主関白であるということは、我が家に来なければ誰も知らないことなのです(私も知りません)。同じようにお子さんも、おうちでは、園生活では見られない意外な一面を持っているかもしれません。そんなことを知ることも多面的な園児理解につながると考えています。
 それからもう一つ。15分という限られた時間ではありますが、担任と保護者の方が一対一でお話しすることができるということも大きな意味があると思います。具体的には、育児のお悩みであるとか園への要望、あるいはお子さんのこれからのことなど腹蔵なく話すことができるのも家庭訪問の意義であると考えます。
 ところで、私たちはくおう幼稚園のスタッフは情報の共有と同僚性をキーワードにしながら日々過ごしております。ですから当然家庭訪問で話題になったことについても、スタッフミーティングの折に、「こんな話題が出ました。」あるいは「園に対してこんなご要望をいただきました。」などということを報告し合い、一人一人のお子さんを共通理解したり、ご要望について検討に検討を重ねたりしております。
 特にご要望、例えば教育課程に関すること、登降園に関すること、園児の健康等に関することなど、様々な角度から前向きなお考えをいただいております。私たちはそのことを真摯に受け止めつつ、今後の園経営、幼児教育に生かしていこうという姿勢でいるところです。ただ、園の人的・物的環境や園児や保護者の皆様の実態やお考えなどを勘案しつつの検討になりますので、ご要望等がすぐに実現することが難しい場合もございますことをご理解いただきたくお願いいたします。

 さて、もうすぐ夏休みです。私はこの夏休み子どもたちに「元気で」過ごしていただきたいと願っております。元気という言葉にはいろいろな意味があります。一つは怪我や命に関わるような事故に合わないように気をつけてという意味。もう一つは暑さで体調を崩したり、おなかをこわしたりせず健康な身体でいてほしいという意味。そしてもう一つは、夏休みは当然おうちで過ごすことが多くなりますが、お母さんやお父さんなど家族とたーくさんお話をしたり一緒に過ごすことで家族の中での自分を再発見し心も元気でいてほしい、という意味です。
 事故に遭わないように、病気をしない元気な身体で、そして家庭の中で自分が大切にされているという心の安定、この3つをひっくるめて「元気で」というメッセージを送りたいと思っています。
 (実は城南小の学校便りにも書いたエピソードで恐縮ですが)、娘が4歳のある日、近くのそば屋さんに行った時のことです。娘はうどんが好きなので「マイちゃんは山菜うどんがいいかな?」と尋ねたところ「マイちゃんは3歳じゃないよ、4歳だよ!」と抗議され、爆笑したことがありました。他愛のない話ですが、子どもを中心に笑いのある家庭っていいなと思いました。
 子どもが提供する話題で家族が盛り上がり、ともに笑いあえる、それだけでお子さんは自分の居場所を家庭の中に確認できるはずです。
 子どもと一緒に笑いのある夏休みをお過ごしください。


園長からのメッセージ 7月号


松茸の味お吸い物


 はじめにお断りしておきますが、私は決して永谷園の回し者ではありませんので、そこのところよろしくお願いいたします。
 先日、車を運転しながら文化放送を聴いていたら、松茸の味お吸い物を使った簡単なパスタ料理のレシピが紹介されていました。曰く、パスタをゆで、ゆであがる1・2分前にシメジを投入し、ゆであがったパスタを上げたら、松茸の味お吸い物をふりかけざっくり混ぜ、バターを落としてできあがり。大竹まことさんと笑福亭笑瓶さんが試食されていましたが、とても美味しそうに食べていました。
 私はお餅が大好きなので、お正月には、くだんのお吸い物にレンジでチンしたお餅を入れただけ(三つ葉でも添えればさらに美味しくなる)を何度か試したこともあります。まさに万能松茸の味お吸い物!
本来のお吸い物を作るだけではなく、ちょっとの工夫やひと手間加えれば驚くほどおいしくなることがあるものなんですね。
  ところで、はくおう幼稚園のスタッフは、多分みんな料理が得意なのだろうと私は確信しています。
  私は彼女たちの手料理を食べたことはありませんが、我がスタッフは教材を作るのでも、おゆうぎ会や背景や運動会の飾り付けをするのでも、ちょっと一手間一工夫を加えることによって抜群の効果を出しているからです。
  例えば、こないだのお誕生会のときに、ある先生がエプロンシアターで「大きなカブ」を演じてくださいました。畑にあるカブがあまりに大きいので、みんなで協力して「うんとこしょ、どっこいしょ」といって引っこ抜くというあのお話です。お話しのクライマックスで、彼女のエプロンの中からエプロンより大きなカブが出てきた時、子どもたちだけではなく大人の私たちまで「おお!」と声を上げてしまいました。どんな工夫をしたと思いますか?それは車のサンシェイド。ホームセンターや百均で売っている小さく丸まっていてビローンと広げて大きくなるあれです。私も使っていますが、あれを白く塗ったか布を貼ったかして、エプロンから出す時に広げると3倍とか4倍の大きさのカブになった、そんな工夫なんです。なるほどなあ、私は彼女の一工夫が驚くほどの効果を上げたことに感心してしまいました。
  でも、はくおう幼稚園のスタッフにはこんなことは日常茶飯のことなのかもしれません。おゆうぎ会の背景を作る時も、「ああ、あれを使ってつくるといいかも。」とか「ねえねえ、こうしたらどうかしら。」といかにも楽しげに手際よく作業を進めている姿を日々見ているからです。
 子どもたちをいかに喜ばせるか、様々な活動にどれだけ興味・関心を持ってもらえるか、日々考えているからこその一手間一工夫だと思っています。
・・・・・・・・私が、この原稿を打っているスタッフルームの外では、ドライバーのSさんが門扉のあたりにできた水たまりの上に渡り板をのべてくれています。お迎えで帰る子どもたちや保護者の皆さんの足元を気遣っての作業です。こういうことがごく当たり前にできていることに私は本園のスタッフの「常に子どもの立場でものを考えよう。」という心構えや姿勢を感じるのです。
永谷園のコマーシャルかと思った皆さん、残念でした。今回も白?大学はくおう幼稚園のコマーシャル、もとい、白?大学はくおう幼稚園の日常の姿をお知らせいたしました。

  結びに、一つお知らせがあります。
  これまで、7年間の長きにわたって園バスを運転してくださった加藤ドライバーが5月末をもって退職されました。加藤さんには園バスの運行とともに、園児一人ひとりに優しく声をかけてくださったり、アサガオの苗などを寄贈してくださったりするなど、園教育にも多大な貢献をされ、子どもたちからも「かとーおじさん」と親しまれていました。退職によりお別れするのはとても寂しいですが、これからの加藤さんの人生に幸あれかしと祈念申し上げ、感謝の言葉に替えたいと思います。
なお、加藤さんの後任として、小野ドライバーが園児の安全登降園に努めますのでよろしくお願いします。


バックナンバー


園長からのメッセージ 6月号


いろんなこと


まず、おめでたい話題を二つ。
 5月中旬、M先生がご結婚されました。
 6月下旬にはT先生がJune Bride になります。
 慶事というのはいくつあってもいいもので、お二人にあやかってうちの娘も、ダルビッシュ〇△子などと名乗ってくれれば、「平日の昼間からゴロゴロ、ゴロゴロ」できるのになあ、と願っているところです。
 冗談はさておき、お二人には幾久しくお幸せにとお祝いを申し上げます。
 次にご注意いただきたいことを二つ。
 一つ目は、これから暑くなりますので、熱中症には十分気をつけていただきたいということです。
 小学校の先生方対象の研修会で、講師の先生から「朝ご飯を食べずに登校する子だけではなく、朝ご飯としてパンと目玉焼きだけで済ませている子も、結局昨夜から一滴も水分をとらずに登校することになるので、そのまま体育などやって脱水症状を起こすことがあるんですよ。」という話をうかがったことがあります。・・・・私、こう見えて昔ゴルフをしていたことがあるんです。といっても下手の横好きってやつで、100を切ろうものなら尾頭付きでお祝いするレベルでした。ある日ある時、忘れもしない宇都宮カンツリーで、夢の90台が出るかもしれないほど好調でありました。後半7番を終えて87。あと2ホールをダボでまわっても夢の90台が出ようかという真夏の炎天下。私はふらつく身体と頭痛そして若干の吐き気と戦いながらプレーをし、98というスコアで上がることができました。本来であれば、スコアカードをそれとなく仲間に見せつけ、るんるん気分でクラブハウスに戻るところですが、もうそれどころではありませんでした。完全に熱中症状態で、這うように風呂場に行き、頭から水をかぶり、水を飲み、また水をかぶり、悶絶状態が2時間くらい続いたでしょうか。
 スコアメイクに夢中になり、ろくに水分をとらずに40度近い芝生の上を歩いていたツケは結構大きなものでした。当時40代。大人の私ですらこんな辛い思いをするのですから、まだ身体も十分にできていない幼児はもっともっと気を配ってやらなくては、受けるダメージも相当なものになると思います。熱中症などの子どもの変化については、園でも十分に気をつけているつもりですが、ご家庭においても水分補給や暑さ対策などに気をつけていただくようお願いいたします。
 もう一つは、交通安全についてです。
 昨年度も、「交通安全のお願い」という通知の中で、「登園時、降園時の園駐車場と園の間の道路の横断につきましても、特段のご配慮をお願いいたします。ご存じのように、園と園駐車場の間に通る道路は、道幅が狭い割に比較的交通量もあり、中にはかなりのスピードを出して通り過ぎる車もあります。園に入るまで、お車に乗り込むまで、どうか目と手を離すことなく横断していただきますようお願いいたします。」
 というお願いをいたしました。今回は、「幼稚園バスを待っている時も降りてからも同様にお子様から目を離さず、手をつないでいていただきたい。」ことを加えてお願い申し上げます。幼児は、何かに夢中になると後先を考えずに飛び出すことがあります。痛ましい事故を未然に防ぐためにも「目と手を離さずに」を合い言葉にしていただきたいと思います。
 最後に、保護者や地域の皆様にありがとうを申し上げて今月号を締めくくりたいと思います。
 例えばけやきの会の皆さんが園の活性化のために骨身を惜しまず活動してくださること、例えばある方は園で飼育しているメダカの孵化の仕方を教えてくださること、例えば、ある方がさつま畑の畝たてをしてくださること・・・・・・・・それぞれの分野で様々にご協力いただいていることが本園にとってどれだけありがたいか。衷心から感謝申し上げ、 珍しくまじめに今月号を結びたいと思います。


園長からのメッセージ 5月号


もしも子どもに戻ったら・・・


今月号のはくおうレターは、スタッフ紹介がメインです。
① もしも子どもに戻ったら
② 夢中になっていること
の二つの質問に答えることで自己紹介をするという紙面になっているはずです。
スタッフの皆さんは、答えにだいぶ頭を悩ませていました。H子先生も、「私、夢中になっていることって何だろう・・・・・」とあれこれ考えていたようなので、「○▽◇氏の幼児教育論にはまっているとか書いたらかっこいいよ。」とアドバイスしましたが、果たして彼女は何と答えたのか。
 私の場合、夢中になっていることは図書館巡りデースなどとかっこつけた答えを書いてしまいましたが、これは園長としてはくおう幼稚園の品格を保つための仮の姿。ほんとは・・・・。
 でも、①の答えには自信を持っています。自分が子どものころ何をして遊んだっけなあ、と思い返してみたら、ベーゴマ、メンコ、木登り。それから、今の神鳥谷カンツリークラブのあたりは無線山といって雑木林みたいなところだったので、そこでチタケを採ったり、風呂敷を顔に巻き付けて*1鞍馬天狗を気取りチャンバラをしたり、これまた風呂敷をマントに見立てて*2月光仮面ごっこをしたり。そのころ、私のお友達で幼稚園に通っている子は一人としていませんでしたから、ガキ大将の号令一下日がな一日遊びほうけていたものです。で、夕方になると広場にやってくる紙芝居を5円玉を握りしめて見に行き・・・・・・・・。だんだんじいちゃんの昔語りになってきちゃいました。
ともかく、私は団塊の世代に近い世代ですから、当時子どもの数はやたらと多くて、今風に気取って言うと、「異年齢集団が自然の中で創意工夫をしながら遊ぶことによって、健康でたくましい体をつくり、社会性や危機管理能力、自主性などをはぐくみ、コミュニケーション力を高めていた。」と言えると思います。
今、子どもたちに私たちと同じ体験をさせようといっても、それは不可能です。子どもたちを取り巻く環境がまるで違います。子どもの数も年代別人口がピラミッド型であった我々の時代とは全く異なる少子高齢化時代。
 では、今の時代「健康でたくましい体、社会性、危機管理能力、自主性、コミュニケーション力」を養うことはできないのか?決してそんなことはありません。
 我がはくおう幼稚園の日常をご覧ください。そらさんがかもめさんの手をつないで園庭で遊んでいます。築山を豪快に転げ落ちる子がいます。さっきも、木登りではないけれど「園長せんせ、ジャングルジムに登ろ!」と誘われ、身軽に登る子どもたちの後をエンパイヤステートビルにはりつくキングコングよろしくよっこらせと登ってきたところです。
 さすがに園内でチタケはとれませんが、元気いっぱい駆け回る子どもたちと一緒になって遊んでいると、①の質問に対して「子どもに戻れなくても、子どもの頃と同じような経験をしているよ。」と笑顔で答えることができる自分がいることに気がつくのです。
*1 鞍馬天狗:時は幕末、普段は物静かな浪人であり勤王の志士である倉田典膳が仲間の危機を察知すると、黒い頭巾を被り、白馬に乗って颯爽と出現し、ばったばったと悪をやっつける。古くは、嵐寛寿郎、最近では野村萬斎によって映像化されている。
*2 月光仮面:♪どこの誰かは知らないけれど,誰もがみんな知っている。 月光仮面のおじさんは、正義の味方だよい人だ・・・・♪ の主題歌が有名。
全身白タイツに白いマスク、白いマントをなびかせ,悪事あるところに白いオートバイで颯爽と駆けつけ、悪人どもをやっつけるヒーロー。
要するに二人とも昭和30年前半の僕らのヒーローでした。


園長からのメッセージ 4月号


平成25年度がスタートしました


☆皆さん、はじめまして。あるいはあらためまして。
 園長の星野と申します。これから長いおつきあいになると思います。どうぞよろしくお願いします。
 また、我が白鷗大学はくおう幼稚園の誇るスタッフにつきましては、別便で紹介させていただきますので、そちらをご覧ください。一言で申し上げると、明るく元気、何より子どもが大好きな先生ばかり。そら、にじ、かもめ、ぴよぴよ、おひさま、その年齢や一人一人の個性を生かした教育をしてまいりますのでどうぞご期待ください。

 さて、ちょうど1年前、私は前園長大塩博士(はかせ)の後を受け、右も左もわからないまま園長としての職務をスタートさせましたが、光陰矢のごとし、あっという間に1年間が過ぎ、2年目に突入しました。2年目とは申せ、教育理論や園経営、はたまた管理職として教職員を掌握し指導する方法などはまだまだ未熟です。ただ、子どもたちを思う心や教職員が各自持っているよさを発揮できる環境をつくりたいという思いは、誰にも負けていないつもりです。

   ところで私には新年度初めての園便りを発行するにあたって、 昨年度はおふざけが過ぎてしまい、園長としてのはくおう幼稚 園にかける熱意が伝わらなかったのではないかという思いがあります。だから、今年度からは心機一転、自分の本当の姿であ る謹厳実直、質実剛健を前面に打ち出した内容にしようと決意 しました。
 それでは、実直で剛健な園長が「今年度の園経営の方針」を 申し上げます。

 私は、昨年度末のスタッフ会議の中で、こんな子どもを育てよ うといくつか提案をしました。その中で特に
 〇子ども一人一人が
  ・自己存在感(自分はこの集団の中に存在しているという実感)
  ・自己有用感(自分はこの集団にとって必要・有用な存在であるという実感)を 味わうことのできる教育活動の推進
 〇子ども一人一人が
・先生やお友達のお話を静かにきちんと聞く
・集合・整列・あいさつなど集団行動の基本を身につけるなど、基本的な生活習慣を身につける。
ことを本年度の努力点としてがんばっていこうというお話をし、職員の共通理解を得ました。
 基本的生活習慣を身につけるというのは、具体的に言うと日々の教育活動の中でお話を聞くことや元気よくあいさつすることを指導したり支援したりすることであり、自己存在感・自己有用感は「よくがんばったね。」とか「あなたをとっても大切に思っているよ。」というメッセージを送ったりそういう場を作ったりすることによって味わうことができるのかなと考えています。
保護者の皆様にも上記の努力点をご理解いただき、本園園児が心身ともに健やかに成長することができますようご協力をお願い申し上げ、はなはだ簡単ではございますが謹厳で質実な園長の所信とさせていただきます。 


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園長からのメッセージ 3月号


初めてのチュ~


 我が家でチワワを飼い始めました。生後3ヶ月、黒い瞳が愛らしい男の子わんちゃんです。実は我が家には、目があの大島優子に似ていると、地元柴南第5町内会で評判の雑種の老犬あずき ちゃんという犬もいるのですが、室内犬もいいよねということで急に話がまとまり、 2週間前に我が家にやってきたという次第です。
 早速、離れて住んでいる娘と息子に写メとともにメールを送ったところ、 石川県にいる息子はさすがに帰っては来ませんでしたが、「ちょー会いテー!」 という趣旨のメールを返信してきましたし、千葉にいる娘は即刻帰宅して、 日帰りでしたが、半日間ずうっとモモちゃん(桃太郎から連想してつけた名 前です)をからかっていました。
  さて、今回は我が家のわんちゃんがいかにかわいいかというお話ではなく、 そのわんちゃんをからかってる娘や息子はいつまでたってもかわいいものだと いうお話であります。

  娘が生まれて1年くらいたった頃だったでしょうか。私は当時勤務していた中学校のPTAの皆さんとバスで大田原のやなに鮎を食べに行きました。隣の座席に座っていたのが副会長の女性、彼女は中3の息子と社会人の娘さんをお持ちのベテランママさんでした。いろいろとお話ししているうちに、私が「子どもって、3歳までに親への恩返しをするっていいますが、中3とか20歳を超えてしまうともうかわいいとか思わなくなるものですか?」と質問をしました。すると彼女は満面の笑顔で「そんなことないわよ。いくつになっても、子どもってかわいいものよ。」とおっしゃいました。その後その理由とかどうかわいいのかなど教えてくださったのですが、それは忘れてしまいました。でも嬉しそうなお顔で「いくつになってもかわいいものよ。」とおっしゃった言葉は今でも忘れられませんし、全くそのとおりだなと思う今日この頃です。
 今、娘は20代後半になり、盆暮れや何かのイベントがある時には電車で帰ってきます。だいたい私が駅までお迎えに出ますが、駅の階段を降りてくる娘の姿を見るたび、その愛らしさに相好を崩してしまいます。世間様の目から見れば、長澤まさみほど足は長くないし、カトパンほどスタイルがよいわけでもありません。でも、私は世界中の20代女性の中で一番かわいいのはうちの娘(2番目が柳原可奈子)だと確信しております。
 いずれお子さんが大きくなって生意気な口をきくようになったら、うっすらひげなど生えるようになったら、かわいいなんて感情がなくなるんじゃないかと思っている方。大丈夫です。お子さんの年齢によってかわいさの質は変わるでしょうが、いつまでたっても子どもはかわいい、少なくとも私はそう思っています。
  ただ残念なのは、20数年前みたいにキテレツ大百科のラストテーマである ♪初めてのチュ~ 君とチュ~♪ に合わせてチュ-したりお手々つないで公園を散歩したりができなくなってしまったことです。
  はくおう幼稚園のよい子のお父さん、お母さん。そういうことができるのは多分今がピークです。私のような歳になるとチワワと戯れるしかなくなってしまうので、今のうちにお子さんをたくさん抱きしめたりたくさん手をつないだりしてくださいね。


園長からのメッセージ 2月号


自分を愛する心


 この間、「よいお年を!」ってお便りを出したと思ったら、早いものでもう2月。あと1ヶ月ちょっとでそらさんは卒園式を迎える、そんな時節となりました。
   卒園や アルバムの中の 子どもたち (英俊)
 去る9月、お誕生日に買ってもらった新しいデジカメで撮った園行事や子どもたちの日常の写真が200枚くらいパソコンの中に収められています。運動会、小遠足、おゆうぎ会、雪遊び、おもちつき、そして園庭で遊ぶ子どもたち・・・・。みんな屈託のないはち切れんばかりの笑顔で写っています。彼らの顔を見ているうちにこんな詩を思い出しました。

     「奈々子に  吉野 弘」
 赤い林檎の頬をして 眠っている奈々子
 唐突だが 奈々子 お父さんは お前に多くを期待しないだろう
 ひとが ほかからの期待に応えようとして
   どんなに 自分を駄目にしてしまうか
 お父さんは はっきり 知ってしまったからだ
 (中 略) ・・・・・・・・・・・・・・
       ・・・・・・・・・・・・・・
 お父さんにも お母さんにも 酸っぱい苦労がふえた
 苦労は 今は お前にあげられない
 お前にあげたいものは、 香りのよい健康と かちとるにむずかしく
 はぐくむにむずかしい 自分を愛する心だ

 結構長い詩なので、全文を載せることは できませんでしたが、父親の愛娘に対する気持ちが伝わってくる私の大好きな温かい詩です。
 私は、園長として常々「自己存在感・自己有用感」を味わう場や機会をたくさん設けることで、この詩で言うところの自分を愛する心を育てようと努めています。具体的には、私のカメラにも収められている運動会、小遠足、おゆうぎ会、雪遊び、おもちつき、そして園庭でのお遊び・・・・様々な活動の中で「その子」の良さや成長を、どんな小さなことであれ発見し、認め、賞賛する、そうすることでこの詩で言う「自分を愛する心」が育まれるのではないかと考えています。
 我が白鷗大学はくおう幼稚園スタッフ一同はこれからもかわいい100余名の我が子たちの、香りのよい健康と、自分を愛する心を育んでまいります。


新入園児のお知らせ

1月9日、新しいお友達が入園しました。おおきくてかわいいくまさんのぬいぐるみです。名前は・・・・・・・・・現在募集中です。園長先生は「クマゴロー」というべたな名前をつけようと企んでいるようですので、おしゃれな名前をつけてくださいませんか。お部屋はひろびろホールです。見に来てね。一緒に遊んでね。でもいじわるはしないでね。



園長からのメッセージ 1月号


今年の漢字

年末です。平成24年ももうすぐおしまい。今年、清水寺の森貫主 が書かれた「今年の漢字」は「金」。1995年から始まった今年の漢字。 2000年のシドニーオリンピックの年も「金」であったので、これで2回目 だそうです。ネットで調べた一覧表を手元に置いてこの原稿を書いてい るんですが、1995年が「震」、1998年が「毒」、2001年が「戦」、 2004年が「災」。結構衝撃的な漢字が選ばれています。それらの 文字に比べると今年の「金」はオリンピックの金メダルラッシュや 山中伸弥教授のノーベル賞受賞、932年ぶりの金環日食など 文字通り明るいイメージの漢字ではないかと思います。
 ところで私は、小学生の頃から「大平町の栗原類」と呼ばれる ほどネガティブな性格の人間でありました。でも、何年か前に小学校 の校長先生をしていたとき、「管理職がネガティブシンキングでは明 るい学校経営などできるはずがない!」と当たり前のことにようやく気 づき、あまり明るい展望が見えてこないこのご時世だけど、せめて自分はよいところ探しをしようと思い、実は私も毎年自分なりの一文字を考えているんですが、一昨年は小学校最後の年であったので感動や感慨、感謝の「感」を選び、去年は、新たな職には就いたのですが、時間的・精神的に比較的ゆとりがあったため、「悠」を選びました。
 で、今年はどんな字を大きな筆で書きたいかというと、やはり「初」になると思います。初めての幼稚園勤務、子どもたちや教職員の方々との出会い。そして「今自分にとって必要なことは、これまでの教育者としての経験を振りかざすのではなく、初心に返って今の幼児教育を見つめることだ。」という思いで過ごせたこと。私のこの年齢で「初」という文字を選択できた自分をうれしく思うとともに、来年は白鷗大学はくおう幼稚園の一文字として、豊穣とか躍動とかそんな意味の漢字を選べるようにしたいもんだと思っているところです。
さて、皆さんにとって、今年はどんな年でしたか?どんな漢字で表せますか?そして来年はどんな年にしたいですか?
私は、毎年、紅白歌合戦のオオトリが歌っている頃(今年のトリは一体誰でしょうか?私は紅組は大島優子がセンターのAKBで、白組は初出場の斉藤和義がトリをとってくれると嬉しい。と栃木県民を代表して思っています。)地元下野市小金井の金井神社に初詣に出かけます。そして、神様に今年もいい年でありますように、ではなく、今年もいい年にするぞと決意表明をして、破魔矢などを買って帰宅するのですが、神社で表明する決意は
 ① 白鷗大学はくおう幼稚園の子どもたちとスタッフみんなが元気で仲良く過ごせること
 ② 自分を含めた我が家族の幸せ
  ③ 〇△◇@joqr.net・・・・
などを申し上げるつもりです。
 年末年始、何かとお忙しいでしょうが、お風邪など召されませんように。
 では、よいお年を!! 

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園長からのメッセージ 12月号


「生きる力」を身につけた子どもを育てるために

 タイトルはだいぶ大げさですが、なあに、私の話です。たいしたことはありません。
 さてさて、毎回私事で恐縮ですが、先日小学校の同窓会がありました。
 題して「O平N小卒業50周年記念同窓会」。
 私が小学校を卒業したのは昭和37年度だそうで、当時、4クラス約200名近くの仲間がおりましたが、今回出席したのはそのうちの1/4強。配布された卒業生名簿を見てみると鬼籍に入った仲間が一割もいることにそれぞれが驚き、そういう年齢になったことを実感させられました。しかし、うれしいことに恩師は4人とも全員お元気で、うち3名の先生方が2次会にまで参加してくださいました。
 集合写真を撮ってから懇親会が始まり、それぞれのクラスの担任を囲んで当時の話に花が咲きました。当時私はよく久夫君のおうちにお邪魔をして夕飯などごちそうになっていたんですが、彼は、私のところへやってくるなり、6年生の頃私と15番相撲を取って、久夫君が12勝3敗という圧倒的勝利をおさめたことを自慢げに回顧してくれました。また、中学時代、同じクラスで番を張っていた?A子さんに「星野君、こっちへおいでよ。」と呼びつけられ、「中学のクラス会もしばらくやってないからさあ。3年1組もやろうよ。星野君、幹事お願いね!」と優しく頼まれ、私は当時と同様「は、はい・・・・わかりました。」と即答するなど楽しい時間を過ごしたのです。
子どもの頃ってたぶんつらいことや悲しいこともたくさんあったと思うんです。でも、50年たった今、私を含めて参加した皆さんは楽しいことしか覚えてない。というよりも、つらかったことや悲しかったことも限りない懐かしさを持って語り合える喜びの方が勝っているといった方が当たっているのかな。
 私は、談笑する仲間たちの楽しげで穏やかで古ぼけた顔(もちろん自分も古ぼけていることは十分自覚しています)を眺めながら、我が愛するはくおう幼稚園の園児たちを思っていました。
 お芋掘りででかい芋が掘れたことを実にうれしそうに報告してくれた子、西口さんの歌声を食い入るように聞き入っていた子、おゆうぎ会の練習がうまくいかずすねている子、園庭でお友達とトラブって泣いている子。その子その子にそれぞれの日々があり、うれしいことやつらいことがあります。でも、そういう一つ一つのことを体験すること,乗り越えることが子どもをたくましく成長させることになる。同級生の顔を見ているうちにそう確信できました。

  この子たちはあと1、2年後に、小学校という新しい集団で過ごすことになります。それまでに、幼稚園という集団生活の中で甘いことやしょっぱいこと酸っぱいことなどをたくさん経験させ、その経験をとおして培った自信、思いやりややさしさ、あるいはたくましさやしたたかさなど(こういうことを全部ひっくるめて「生きる力」っていうんですが)を身につけさせたいものだと改めて胸に誓った園長先生なのでした。

    

園長からのメッセージ 11月号


  

イクスピアリ

 先日、全国園長研修会が東京ディズニーランドのすぐそばのホテルで開催されました。向学心に燃える私は、「よし、幼稚園の現況や今後の課題についてしっかりお勉強してこよう。」と青雲の志を持ち、久しぶりのスーツに身を包み、颯爽と舞浜に降り立ちました。でも、張り切りすぎて少し早く来すぎたので、昼食がてらお店でも見て回ろうかと思い立ち、3年ぶりのイクスピアリに歩を進めました。
 歩を進めたのは失敗であったと気がつくまでさほど時間はかかりませんでした。♪リンダリンダ♪の歌詞の冒頭部みたいな格好をしているのは私だけ。周りは、「これからでずにいランドに行くぞ!」というテンションの若い子や家族連ればかり。
 秋だというのにTシャツ、ショートパンツ姿の18歳になったばかりの女の子はミッキーの帽子をかぶって若さ全開だし、ひげ面にでかいカメラを右肩にぶら下げた27歳の武士(もののふ)は左手でジーンズがよく似合う彼女の手を握り・・・・そんな方ばかりのまっただ中、書類のつまった重いビジネスバッグを提げた60過ぎのおじさんの浮いてることといったらありません。そんなわけで手近なレストランに入り、そそくさとキノコカレーセットを食べてイクスピアリを後にしました。
 その後、モノレールに乗って2駅目で降りるまでも同じような光景と同じような浮き具合に心が萎えてしまいました。
 でも、さすがははくおう幼稚園園長。ホテルに入るやいなやすぐに気を取り直し、研修モードに入ることができました。日頃は平成の大石内蔵助と噂される私ですが、この日ばかりは違いました。メイヨ・クリニック医科大学名誉教授の丸田俊彦先生の講演に始まり、アートディレクターはたよしこ氏の特別講演、さらには文科省幼児教育課長の幼児教育の現況と今後の取組についての説明と午後7時近くまで目をらんらんと輝かせながら聞き入っておりました。
2日目は、分科会。私は第一分科会に参加し、「長期縦断的研究に基づく乳幼児教育・・・」についての実践研究を拝聴してきました。
 いずれのお話も浅学非才な私にとって勉強になることばかりでありましたが、その中で一つぜひ皆さんにも紹介したいことがあります。それは、丸田先生がおっしゃった「金槌を持っているとすべてのものが釘に見える。」という(多分)アメリカのことわざです。先生はこのことわざの意味するところをこのようにお話しくださいました。
 曰く「たとえば教育の世界でも、自分が何か一つの方法論を持っていると、何でもその方法によって解決したくなるものだ。それでうまくいかないと、自分の方法に疑問を持つのでなく、相手方に非があるようにしてしまいがちだ。」ということです。私はこのお話を聞いたとき、まさしく金槌で頭を殴られたような衝撃を受けました。
 先生はその後奥様を亡くされた話、医局の友人の話と体験談を交えながらお話をされましたが、私はそれを右の耳で聞きながら、左脳ではこのお話をスタッフの皆さんにどう伝えようか考えておりました。
 私は、ごく若い頃、中学校の国語教師として指導法に悩み、様々な先生の様々な指導法論を読みあさりました。その中で、とても腑に落ちる指導法があったので、早速それを実践してみたところ、生徒の受けもよく、「ああこれはいい方法だ。」と悦に入って、その方法だけで指導をしていたことがあります。
 ところが好事魔多し。翌年、初めて担当するクラスではその方法がうまくいかない。私は、自分の指導法は棚に上げて、そのクラスは担任の生徒指導がなっていないからだめなんだ、と責任転嫁をしたことがあります。当時の自分には他に選択できる指導法もなく、そればかりを生徒に押しつけ、うまくいかないと子どもや担任のせいにしてしまう、そんな傲慢さがあったのでしょう。
 幼児教育においても同様です。自分の指導法に自信を持つことはよいことですが、それを過信するとつまづくことがある。そのときに謙虚に自分のやり方を振り返ることが大切だ。今度のミーティングでは偉そうにそんなことをお話ししようかなと思っています。
 でも、ま、毎日毎週情報交換を繰り返し、「こうしたらどう」とか「その後どうだった?」などと指導法や実践結果について話し合っている本園のスタッフにはいらぬ心配ではありますが。

  

西口彰子さん訪問コンサート

 2学期が始まってしばらくしたある日、本園OG会長西口絹代さんから、お嬢様の西口彰子さんのコンサートを本園で開催していただけないか、というご提案をいただきました。
 西口彰子さんのニューヨークを拠点にした世界的な活躍ぶりは伺ってはいたものの、まさか本園で演奏してくださるなどということは夢にも考えていませんでしたので、「た、大変光栄です。」というご返事しかできなかったように記憶しております。早速スタッフに相談したところ、「ぜひやりましょう。」という意欲的な姿勢に後押しされ、去る10月18日、これも小山市出身のピアニスト知久絵里香さんとともに訪問コンサートを開催しました。
 当日は、お忙しい中、大久保市長さんにもおいでいただき、園児や保護者の皆さんとともに最後まで演奏を聴いていただきました。ひろびろホールいっぱいに響く透き通ったソプラノは、日頃芸術とはほど遠い暮らしをしている私を、まだ、本格的なクラシックやら声楽やらに多分触れてはいないであろう子どもたちを気高い夢のような世界に誘って(いざなって)くださいました。
 すてきな演奏会の企画をしてくださった西口絹代会長さん、狭くて音響等の設備も整っていない中にもかかわらずすばらしい歌声とピアノを響かせてくださった西口彰子さん知久絵里香さん、それから、私たちともに最後まで演奏を聴いてくださった大久保市長さん、ありがとうございました。衷心から感謝申し上げます。



園長からのメッセージ 10月号


秋ですね(中でもそら組の皆さんに愛を込めて)

 暑さ寒さも彼岸まで。今年はこのことわざどおりに季節は移ろい、・・・・私はこれまでたどってきた人生を振り返る。美しかった出会いを そして寄る辺ない哀しみをたたえた瞳を・・・・。秋は人を詩人にさせます。
 戯言(ざれごと)はこれくらいにして、もうすぐ運動会、今は9月27日午前11時15分。私は朝礼台の上に立ち、全体行進と運動会の歌の練習を見ています。行進は腕を大きく振ってなかなか立派にできています。その後、開会式の練習をしたのですが、そのとき私は朝礼台の上から、「今の行進はとってもかっこよかった。でも、みんなで集まったときちゃんとお話を聞けるともっとかっこいいよ。」と言って、お話を聞くためには相手のお顔を見ることだ、と続けました。するとさすがそら組。私の顔をしっかりと見ながらお話を聞くことができています。続いて練習したバルーンも、運動会にかかるBGMの中で私が唯一ノレる懐かしい♪ジンギスカン♪のメロディに乗ってダイナミックな演技をしています。
 話は変わりますが、小学校ではそろそろ就学時健診が始まります。10月3日の中小を皮切りに11月29日の城北小まで、原則としてそれぞれの学区にある学校に出向いて健康診断を受けることになります。いよいよ小学校入学に向けた動きが本格化する時期でもあります。
 私が小学校の校長であった頃、一日入学の折に、来入児保護者に向けてこんなお話をしました。 ちょっと長くなりますが、我慢して見てください。

(前略)  次に目指す学校の姿についてお話しします。
 こんな学校でありたいということがいくつかありますが、その中から大事なことを2・3申し上げますと、一つは明るくいじめのない学校です。これは学校としても共通理解の上で力を入れているところです。各学級には30名を越える子どもがいて毎日生活しているわけですから、子どもの社会にもいろんなことがあります。けんかも言い争いも日常的にあると思います。むしろそういうトラブルを乗り越えて社会性が成長したり、たくましくなるので友達などとのトラブルはあって当たり前だという前提でアンテナを高くしてその都度指導しています。その中でも、人権に関することや命に関わるようなことについては特に気を配って指導していこうと考えております。こういうことを踏まえて、来入児そして保護者の皆様に今の段階で心がけてほしいことは、幼稚園や保育所という集団の中で集団生活のマナーやルールを意識した言動がとれるようになってほしいと言うことです。また、お友達と遊んでいる中で思いやりの心を育ててほしいという思いもあります。
 二つめは学習です。私が先生方にお願いしているのは「めあてがわかる授業」をしてねということです。この授業でどこまで進むのか、何ができるようになればいいのか、具体的に示してやることが大切なんだと言うことです。ただ、1年生の子どもたちは入学当初、45分間じっと集中してることは難しいです。ですからせめて、お話をしている人の顔や目を見てちゃんと話を聞くという習慣を身につけてほしいなと思っています。
 三つめは心の教育の重視ということです。思いやりとかたくましい心とか、社会生活のルールやマナーを身につけること。もっと具体的に申し上げますと、人の話を静かに聴くことと、トイレのスリッパをきちんとそろえることと挨拶や返事を元気よく。このあたりに力を入れています。お子様にも、元気のいいあいさつ、朝ちゃんと起きて決まった時間に就寝するなど規則正しい生活をすること、それからさっきも申し上げましたが、話を聞くことができる習慣づ け、これは特に学習する上で大切なことだと思いますので意識していただきたいと思います。
 保護者の皆様も、これからお子様の入学に向けて、できる範囲で結構ですので今申し上げたようなことを頭においてお子さんに接していただけるとありがたいです。

 とまあ、こんなことをお話ししたのですが、だいたいどの学校でも新しく入学してくる子どもたちに求めているのは、以上のようなことだと思います。
・・・・・・話は戻って、運動会の練習ではそらさんは話をよく聞いてくれました。バルーンの練習では心を一つにしてすばらしい演技を披露してくれました。少しずつかっこいいそら組のお友達ができつつあると、言い換えれば少しずつ新入学に向けて心も体も整いつつあるという感じがします。
 「〇△っ!おめはどこ見て授業を聞いてんだ!いいか、今こういう基本的なことをちゃんとやっとくことがいっちばん大事なんだ。おめら、あとちっとで受験なんだかんな。」
 新進気鋭の?中学教師であった30数年前、私はネイティブな栃木弁を駆使して聞くことの大切さを説いていましたが、時代や理由は異なるにせよ、いつの世でも子どもたちに身につけてほしいことは同じなんですね。
 がんばろう。にじ組、かもめ、ぴよぴよ、おひさま、そしてそら組のみんな



新しい先生着任のお知らせ(保護者へのお便りから)

 Hello! How are you.  Nice to meet you.
I’m Hidetoshi Hoshino.
 初めて会った英語圏の方にするあいさつを私はこれしか知りません。学生の頃10年近く英語を学んだにもかかわらず、このていたらく。
 これから世に出て活躍する子どもたちは、こんなことではいけない、もっと国際的な感覚を身につけたり、外国語を学んだりする必要がある。ということで、はくおう幼稚園では他の幼稚園や学校に先がけ、外国の方を講師として迎え20年余にわたって英語に親しみながら国際的な感覚を育む活動を続けてまいりました。
 9月下旬、長年にわたって活躍された先生がお辞めになりました。長年慣れ親しんだ先生が去るのはとても寂しいことではありましたが、今回、新しい講師の方をお迎えすることができました。私たちにとっては大変うれしいことです。
 お名前はジャスティン先生です。とっても大きな、とってもやさしい男性の先生です。
 以下、私が得意の日本語を駆使してジャスティン先生にインタビューした彼のプロフィールを紹介します。
年  齢・・・・・・39歳
出身地・・・・・・アメリカ
略  歴・・・・・・白鷗大学で学生に英語を教え、以後各都県の幼稚園で講師をされていらっしゃいます。
抱  負・・・・・・豊富な幼稚園での経験を生かし、遊びながら英語の学習を進めていきたい。
また、はくおう幼稚園の子どもたち一人一人のキャラクターと出会うのがとても楽しみです。みんなが笑顔で英語の学習を進められたらすばらしいと思っています。
 来週の水曜日、10月17日がジャスティン先生のデビューになります。
Welcome to はくおう幼稚園!

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